江花和郎@ブログ

2005~2011年連合新潟会長を務める間書いたブログをその後も時々更新しています。

官僚主導?

2011年09月28日 | 政治
昨日の毎日新聞の記事です。
オバマ氏広島訪問「時期尚早」~外務次官、米大使に伝達
「オバマ米大統領の09年11月の初来日に先立ち、当時の薮中三十二外務事務次官がルース駐日米大使に対し、オバマ氏が第二次大戦中の原爆投下を謝罪するために被爆地の広島を訪問することに否定的な姿勢を示した上で、訪問自体も「時期尚早」との考えを伝えていたことが26日、内部告発サイト「ウィキリークス」が公開した米外交公電で明らかになった。(中略)
薮中氏は同年8月28日にルース氏と会談。オバマ氏が広島を訪問するかについて、特に反核グループ内で期待が高まっていくとの見通しを示し、日米両政府はそうした世論の期待を抑えなければならないとくぎを刺した。」

2009年8月28日といえば、政権交代選挙投票日の前々日、自公政権崩壊が確定的な状況下で、官僚がこうした行為をしたわけです。
当時の政権の判断で行動したと見るのが自然ですが、このような重大な政治判断に官僚がどこまで関与していたのかは不明です。
ただ当時の政官の関係では、官僚主導で判断されていた可能性が高いと私は思います。
現政権なら、少なくとも事務次官のこんな言動は許さないでしょう。

昨夜は深夜に帰宅しましたが、珍しく星空がきれいでした。
新月だったようです。


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