2012年11月23日(金)7時0分配信 日刊ゲンダイ
「体調？ バッチリでーす！」
そう言って笑顔を見せたのは、女優の小雪（３５）だ。１９日、化粧品ブランド「ＳＫ―ＩＩ」のイベントに真っ赤なマタニティードレスで登場。９月に第２子妊娠を発表して以来、初の公の場で、妊娠８カ月のお腹を披露した。
今年１月に第１子を出産したばかりで、「出産と育児に追われ、世の母親の忙しさを痛感した。パックの３０分が５分になりました」と母のホンネもポロリ。それでも「自分のために時間を使うことが心のゆとりになって家庭も円満になるし、仕事にも余裕が出る」とうれしそう。
仕事も順調だ。さすがにドラマ出演は控えているものの、「色白で清潔感があるので、とにかくイメージがいい」と、ＣＭオファーが殺到。化粧品メーカー（マックスファクター）はもちろん、オムツ（ユニ・チャーム）のＣＭにも出演するほか、ライオン、パナソニック、Ｐ＆Ｇなど計８本と契約している。
「他のママタレントと違って品がいい。妊娠で降板したが、サントリーの角ハイボールのＣＭにも出ていた。１本の契約料は推定３０００万円。娘との日々をブログのネタにする辻希美や、結婚から妊娠、出産までを本やブログで全部オープンにするユッキーナ（木下優樹菜）のように私生活を切り売りしない。格が違うのです」（代理店関係者）
小雪は長男出産後、女性ファッション誌で、公立保育園の順番待ちをしていることを告白。シッターさんに頼ったりしない。地に足がついているのだ。
それもこれも、夫の松山ケンイチ（２７）がＮＨＫ大河ドラマ「平清盛」で大コケしたからだろうか。１８日放送分で、８月５日に記録した最低視聴率７．８％を更新（７．３％）した。打ち上げには共演者の女優陣がほとんど欠席。ポツンとひとりでスタッフの挨拶を聞く寂しい現場をつくった。
すっかりダメ亭主になってしまった夫と比べ、今やイベントで家庭や子供について気さくに語るようになった妻。マツケンはデキる女房に救われた。
（日刊ゲンダイ2012年11月20日掲載）
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