千葉・習志野の緑地に女性の遺体 県警が捜査へ
http://news.goo.ne.jp/article/sankei/nation/snk20130624568.html
2013年6月24日(月)16:29
産経新聞
24日午前10時40分ごろ、千葉県習志野市茜浜の緑地で、女性があおむけに倒れて死亡しているのを男性清掃員(63)が発見し、110番通報した。検視の結果、首に圧迫された痕があり、争った形跡もあることから、県警は殺人事件と断定。習志野署に捜査本部を設置した。周囲には女性の所持品が散乱しており、捜査本部は強盗殺人事件の可能性もあるとみて捜査している。
捜査本部によると、遺体は死後数日経っているとみられている。捜査本部は、所持品の中にあった社員証から、県内に住む40代の女性とみて身元の確認を急いでいる。所持品は女性の周囲数メートルの範囲に散乱しており、女性が履いていたと思われる靴も脱げていた。女性は黒色Tシャツにベージュのズボンを着用し、着衣に乱れがあった。犯人と争ったとみられるという。
現場は、県道と船橋市が管理する高瀬緑地公園の間にある緑地。
習志野女性殺害事件から1週間 “流し”の犯行強まる
習志野女性殺害事件から1週間 “流し”の犯行強まる(産経新聞) - goo ニュース
2013年7月1日(月)13:37
千葉県習志野市茜浜の公園脇の緑地で同市谷津の会社員、広畠かをりさん(47)が殺害された事件は、1日で遺体の発見から1週間を迎えた。習志野署捜査本部は、現場の状況などから広畠さんと交友のない金銭目的の“流し”の犯行との見方を強めるが、犯人につながる有力な手がかりは得られていない。捜査本部は100人態勢で現場周辺の聞き込みや防犯カメラ映像の解析などを進め、卑劣な事件の解明を急いでいる。
「緑地に女性が倒れている」
6月24日午前10時半ごろ、公園で清掃作業をしていた男性(63)から110番通報が入った。警察官が現場に駆けつけると、遺体の近くには広畠さんの所持品が散乱。財布は物色された形跡があり、現金はすべてなくなっていた。
同日の検視の結果、県警では、広畠さんは首を強く圧迫されたために窒息死したと判断。殺人事件として捜査を開始した。
広畠さんは、習志野市内のマンションに少なくとも十数年前から居住し、1カ月ほど前からは約2キロ離れた食品流通会社で派遣社員として働き始めた。「トラブルを抱えた様子もなく、仕事ぶりはまじめだった」(同社従業員)。
現場は自宅と職場のほぼ中間点。広畠さんが襲われたとみられる同23日夜には夜勤の予定が入っており、付近の防犯カメラには広畠さんらしき女性が映されていたことから、捜査関係者は「歩いて職場へ向かう途中に被害に遭った」との見方を強める。
広畠さんが事件当日に歩いたとみられる現場近くの遊歩道では遺体の発見後、捜査員が夜から朝にかけて通行人への聞き込みを続けた。付近に街灯は少なく、夜間の人通りはまばら。この道を通勤で利用する男性会社員(52)は「夜は怖く、避ける同僚もいる」と話す。
捜査本部では、犯人の足取りについて重点的に捜査を進めており、事件当日の不審者に関する情報などを求めている。情報提供は習志野署捜査本部((電)047・474・0110)。