意思を脳波から把握、「ロボット車いす」開発へ
http://news.goo.ne.jp/article/yomiuri/trend/20140830-567-OYT1T50071.html へのリンク
2014年8月30日(土)14:51
読売新聞
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2014年8月30日(土)14:51
読売新聞
利用者の意思を脳波から把握し、自動走行する「ロボット車いす」の開発に総務省が乗り出す。
高齢化社会が進む中、人手不足の介護の現場での実用化を見込んでいる。2020年の東京パラリンピックの会場で活用することも目指す。
総務省は、来年度政府予算の概算要求に開発費5億円を盛り込んだ。研究機関や通信会社、機械メーカーなどと協力し、17年をめどに実用化を急ぐ。
利用者の頭に付けたセンサーで、脳波や神経の動きなどから意思を読み取り、自動で車いすを動かす。国際電気通信基礎技術研究所(京都府)などでは、利用者が左右のどちらに進みたいかを考えるだけで、コンピューターが認知するなど、基盤となる技術の研究が進んでいる。実験では、車いすの短い距離の移動や、家電の簡単な操作などに成功している。