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産経新聞・FNN合同世論調査 “追い風”自民 解散には逆風。首相にふさわしいのは安倍氏に軍配

2012-10-09 09:51:08 | ウエーブニュース
産経新聞・FNN合同世論調査 “追い風”自民 解散には逆風  gooニュース
   2012年10月9日(火)08:02
   (産経新聞)

 屈辱の野党転落から3年余り。政権奪還を目指す自民党に強烈な“追い風”が吹き始めた。産経新聞社とFNNの合同世論調査で、政党支持率は25・7%に上昇。次期衆院選での比例投票先も30%を超えた。いずれも平成21年に政権を失って以降、最高の数字だ。ただ、この順風がかえって、早期解散の実現に向けた逆風になりかねないというジレンマも抱えている。

 「解散は自民党が党利党略で言っているのではない。国民に代わって言っている」。石破茂幹事長は8日、世論調査の結果を受けて、こうコメントした。民主、自民、公明3党首が合意した「近いうち」の解散を7割近くの国民が「年内」と見ていることが強気の背景にある。

 石破氏は「わが党に対するご期待の高まりは確かに実感として持っている」とも強調。甘利明政調会長も「国民は両党の党首選を通じ、この国を任せられるのは自民党だと実感したのだろう」と分析した。

 ただ、いくら政党支持率が上昇しても「敵失の結果だ」といった見方が常につきまとう。実際、今回の世論調査で、安倍晋三総裁への国民の期待値は「期待する」(40・2%)より、「期待しない」(56・4%)が上回った。

 しかも、自分たちの支持率が高くなればなるほど、ゴールが遠のくという自己矛盾に陥っている。民主党が支持率を低下させれば「(野田佳彦首相は)解散しないのではなく、解散できない」(幹部)からだ。

 「年内解散」を求める安倍氏にとって、年内解散を当然視する国民の声はもろ刃の剣になりかねない。

 谷垣禎一前総裁に近いある議員は、こう語った。

 「新執行部は今後、谷垣氏の苦労が分かるだろうね。お手並み拝見だ」(大谷次郎)

産経新聞・FNN合同世論調査 首相にふさわしいのは 党首対決、安倍氏に軍配  gooニュース
   2012年10月9日(火)08:02
   (産経新聞)


 産経新聞社とFNNの合同世論調査によると、9月に党首選を勝ち抜いた民主、自民両党のトップ対決では、自民党安倍晋三総裁に軍配が上がった。「どちらが首相にふさわしいか」との質問で31・8%の野田佳彦首相に対し、安倍氏は45・6%を獲得。個別の質問でも安倍氏はすべて首相を上回った。

 「指導力がある」との問いでは、安倍氏の44・9%に対し、首相は29・1%。「政策に期待できる」でも安倍氏は46・3%と首相(23・1%)を上回った。

 党首会談すら設定されていない中、「政治が前に進まない責任」がどちらにあるかを尋ねたところ、首相と答えた人は60・1%で、安倍氏の15・6%を大きく上回った。

 首相には民主党支持層内でも不満が募っているようだ。同党支持者のうち、安倍氏よりも野田首相が「首相にふさわしい」と答えた人は70・4%。だが、「政治が前に進まない責任」は、43・7%が首相にあると答え、安倍氏の29・6%を上回った。

 首相が8月に自民党の谷垣禎一前総裁と合意した「近いうち」の衆院解散について、安倍氏とも約束を守るべきだと「思う」との回答は73・2%に上り、「思わない」の17・6%を大幅に超えた。無党派層でも首相離れは進んでいる。全体で38・9%の無党派層が「ふさわしい首相」と考えるのは安倍氏40・1%で、首相は31・1%にとどまった。



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