射殺した父親をひつぎに入れ「横浜から運んだ」 ５５歳父遺棄容疑、香川県警が母子逮捕／神奈川

「横浜から運んだ」　５５歳父遺棄容疑、香川県警が母子逮捕／神奈川
http://news.goo.ne.jp/article/kanagawa/region/kanagawa-23863327.html
2014年1月31日（金）23:15
神奈川新聞
　香川県警は３１日、男性の遺体をトラックのコンテナ内に遺棄したとして、死体遺棄容疑で高松市庵治町、無職佐藤亘容疑者（２３）と、母親のパート店員典子容疑者（５９）を現行犯逮捕した。２人は「横浜市から遺体を運んだ」と容疑を認めている。 
　神奈川県警によると、遺体は佐藤容疑者の父秀延さん（５５）とみられ、２人が横浜市内のマンションの部屋から遺体を運び出していたとみて調べを始めた。佐藤容疑者は散弾銃で殺害したことをほのめかす供述をしている。 
　神奈川県警が２人の身柄や遺体の引き渡しを受け、殺人容疑を視野に調べる。 
　香川県警によると、神奈川県警から３１日朝「殺人事件があり、関係者が香川へ向かっている可能性がある」との連絡があったという。 
　逮捕容疑は３１日午後０時５分ごろ、香川県さぬき市のコンビニの駐車場にとめたレンタカーのトラックの後部コンテナに、遺体を遺棄していた疑い。逮捕直前は、佐藤容疑者がワゴン車を、典子容疑者はトラックを、別々に駐車場まで運転していた。遺体は布にくるまれ長さ約２メートルのひつぎのようなものに入れられていた。ワゴン車から散弾銃のようなものが見つかった。 
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　神奈川県警によると、３０日午後９時４５分ごろ、横浜市神奈川区金港町の秀延さんの自宅マンションを訪ねた知人の女性（５０）が戸部署を訪れ、「秀延さんが室内に倒れており、その横に銃を持った（容疑者の）男が立っていた」と通報。同署員が現場を確認したところ、室内の家具に血痕が付着していたほか、マンションの防犯カメラにひつぎのようなものを運び出す男女２人が映っていた。女性は３０日未明に秀延さん宅を訪れたという。 
　県警によると、秀延さんと典子容疑者は２００６年ごろに別居。１２年１１月には秀延さん宅を訪れた同容疑者が金銭をめぐって口論になり、１１０番通報したことがあった。佐藤容疑者は猟銃の所持許可を持っており、散弾銃を所有していたという。