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尼崎事件 李容疑者、公判で虚偽証言か「一斗缶事件を参考」

2012-11-13 17:50:52 | ウエーブニュース
尼崎事件 李容疑者、公判で虚偽証言か「一斗缶事件を参考」
   2012年11月13日(火)15:45
   (産経新聞)

 兵庫県尼崎市の連続変死・行方不明事件で、橋本次郎さん=当時(53)=の死体遺棄容疑で逮捕された李正則容疑者(38)が、昨年11月に発覚した大江和子さん=当時(66)=のドラム缶遺棄事件をめぐる公判で「(遺棄手法は)大阪の一斗缶事件を参考にした」と証言したことが虚偽だった可能性が高いことが13日、捜査関係者への取材で分かった。同様にドラム缶詰めされた橋本さんの事件は、一斗缶事件の発覚より早い時期に犯行に及んでいたとみられ、兵庫県警は李容疑者が橋本さんの事件発覚を免れようと虚偽証言したとみている。

 一斗缶事件は昨年8月14日から、大阪市天王寺区の公園などで一斗缶に遺体の一部が入っているのが相次いで見つかった。李容疑者は、昨年9月に貸倉庫で大江さんの遺体をドラム缶にコンクリート詰めにしたとして、同11月に死体遺棄容疑で角田美代子容疑者(64)らとともに逮捕。今年9月に実刑判決を受け、確定している。

 李容疑者は今年6月、神戸地裁尼崎支部での大江さん事件の被告人質問で、遺体をドラム缶にコンクリート詰めする遺棄手法は自身で考案したとした上で、「一斗缶事件を参考にした」などと証言した。

 捜査関係者によると、橋本さんの遺体は死亡した昨年7月下旬から数日後、遅くとも8月上旬にはドラム缶にコンクリート詰めされた可能性が高い。しかも、大江さんの遺棄手法は橋本さんと同一で、県警は橋本さんの事件の際の処理を9月の大江さん事件でも引用したとみている。一方、一斗缶事件の発覚は8月14日で、橋本さんの遺棄に一斗缶事件を参考にするのは時期的に不可能だった。

 捜査関係者は「李容疑者は大江さん事件の発覚だけにとどめるため、虚偽証言を思いついたのではないか」と指摘している。


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