● 維新、12日に結党宣言 gooニュース 2012年9月3日(月)08:02
(産経新聞) 橋下徹大阪市長率いる地域政党「大阪維新の会」幹事長の松井一郎大阪府知事は2日、維新が12日に予定している政治資金パーティーで、新党の結党宣言をする意向を明言した。記者団の質問に答えた。
維新は9日に大阪市内で公開討論会を開き、合流を希望する国会議員らに次期衆院選公約の柱となる「維新八策」への賛否を確認しメンバーを選定する。新党は5人以上の現職国会議員が必要な政党要件を満たす見通し。松井氏は「公開討論会の結果次第だ」と述べ、条件が整えば12日に結党宣言する考えを明示した。
● 維新と連携、各党ラブコール 前原氏は警戒感「この国どうなる」 gooニュース
2012年9月3日(月)08:02
(産経新聞)
橋下徹大阪市長率いる大阪維新の会が国政進出の方針を決め、次期衆院選への準備を加速させていることについて2日、与党から牽制(けんせい)の声が上がる一方で、「第三極」結集などを訴える野党各党は連携に改めて意欲を見せた。
民主党の前原誠司政調会長は兵庫県小野市での講演で「橋下氏の人気に乗じて、政治経験のないような人たちがいっぱい議席を取ったら、この国はどうなるのか」と述べ、維新の国政進出に警戒感を表明した。維新が結党する新党に民主、自民、みんな各党の国会議員が合流することについては「維新の会の勢いを借りるような志の低い人たちが国会に残ってどうなるのか」と苦言を呈した。
一方で、第三極の統一戦線「オリーブの木」構想を提唱している新党「国民の生活が第一」の小沢一郎代表はNHK番組で「(第三極が)競合してぶつかり合うのではなく、力を合わせて頑張ってくれというのが国民の声だ」と述べ、連携の必要性を強調した。
みんなの党の渡辺喜美代表は同番組で、維新の会との合流交渉が不調に終わったことに「志同じくするよきライバル、よき友であれたらいい」と説明。「(合流の)交渉は別に決裂したわけではない」と力説した。維新の勢いは自民党も意識せざるを得ず、谷垣禎一総裁も同番組で、次期衆院選後の政権の枠組みについて「選挙結果を踏まえなければ分からない」と述べ、連携に含みを残した。
● 維新が魅力的・一緒にやれば・失笑…民自に冷風 gooニュース
2012年9月3日(月)09:15
(読売新聞)
野田首相に対する問責決議可決後、初の週末を迎えた九州の衆院議員たちは、早期の解散総選挙をにらんで地元を奔走した。
国政に混乱をもたらしている民主、自民両党の議員らは、それぞれの党の政策に理解を求めた。しかし、支持者からは「公約にない政策をやったのに、丁寧な説明がない」「違いがわからない」など、批判や苦言が相次いだ。
「日本は多くの借金を抱えており、財政再建を先にやらなければ社会保障費のカットにつながる」
2日、福岡市城南区の公民館で開かれた民主党1期生の稲富修二氏(福岡2区)の国政報告会。次期総選挙で焦点になる消費増税の必要性を力説した。しかし、集まった24人の支持者からは「丁寧な説明をせず、公約にない政策をしたことが信頼をなくした原因だ」などの批判が出た。稲富氏は「私もトップ(首相)も、もっと真摯に説明すべきだった」と反省を口にした。
同市の最高気温は31・1度。のぼりを立てた自転車にまたがり、汗をぬぐいながら住宅地を中心に回ったが、立ち止まって聞く人はまばら。前回選で戦った自民党元副総裁の山崎拓氏が出馬に意欲を見せているほか、共産党の倉元達朗氏も立候補を予定しており、「厳しい選挙になる」と話す。
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佐賀県小城市では2日、民主、自民両党の国会議員4人が公開討論会で一堂に会した。
民主は内閣府政務官の大串博志氏(佐賀2区)、自民は今村雅弘氏(比例九州)らが出席。消費増税について今村氏が「社会保障充実に必要」と切り出すと、大串氏も「野党と協力しながら議論を詰めたい」と応じ、理解を求めた。他の政策でも4人の意見が一致したため、約100人の来場者からは「大した差がない。一緒になったらどうか」との声が上がり、失笑が漏れた。同市牛津町の男性(77)は「政策の違いがわからない。これなら大阪維新の会の方が魅力的に見える」と話していた。
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鹿児島1区では、民主党の川内博史氏、議席奪還を目指す自民党の保岡興治氏、共産党の山口広延氏が立候補を予定している。
消費増税に反対した川内氏は鹿児島市で行った1日の国政報告会で、党代表選に野田首相の対抗馬を擁立する考えを説明。「新代表の下、小沢元代表らを呼び戻し、党を立て直す」と力を込めた。
対する保岡氏は2日の集会で、1000人以上の支持者を前に「一日も早く解散総選挙をして自民党中心の政権を打ち立てる」と訴えた。だが、谷垣総裁の求心力が低下しているだけに、応援に駆けつけた石原幹事長は「選挙は秋になるのは間違いない。党を何とかしないといけない」と危機感をあらわにした。
一方、九州の衆院議員では唯一、民主党の元官房副長官、松野頼久氏(熊本1区)が大阪維新の会との合流に前向きな姿勢を見せている。
● 橋下氏退席後に…同席の河村氏が連携ラブコール gooニュース
2012年9月3日(月)08:55
YOMIURI ONLINE
地域政党・減税日本の代表を務める河村たかし名古屋市長は2日、大阪市内で開かれた地域政党・大阪維新の会所属の大阪市議会議長の就任パーティーに出席し、連携に向けてラブコールを送った。
パーティーは報道陣に非公開で行われ、河村市長は減税日本の愛知県議や名古屋市議らを伴って出席。「皆で団結し、お上主導の社会を打ち破らないといかん」とあいさつした。
関係者によると、大阪維新の会の代表を務める橋下徹・大阪市長とは同じテーブルだったが、河村市長のあいさつは橋下市長が退席した後だったという。衆院選に向け、河村市長は大阪維新との連携を目指しており、大阪維新が今月9日に開く公開討論会にも出席する予定だ。