徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

11/30は何の日?

2020-11-30 10:03:44 | 日記


 本日は絵本の日です!

 1986(昭和61)年11月30日に、「絵本論」(福音館書店)の初版が出版されたことにちなんで制定されました。



 「絵本論」は、戦後初めて、日本の絵本に関する基本的な考え方を示し、その後の絵本の世界に大きな影響を与えた瀬田貞二氏の著作です。

 瀬田貞二氏という方は、作家、評論家、翻訳家として有名な人で、なんとあの「ナルニア国物語」や「指輪物語」「三びきのやぎのがらがらどん」の翻訳をした人です。

 マジで!?!? めっちゃすごいな!?!?

 そういえば、タイトルや著者は結構記憶に残ったりしますけど(ナルニアはC.S.ルイス、指輪物語はトールキン)、翻訳者って気に留めたことなかったなあ...。

 この「絵本論」の中で、瀬田貞二氏は

 「子どもを静かなところにさそいこんで、ゆっくり深々と、楽しくおもしろく美しく、いくどでも聞きたくなるようなすばらしい語り手を、私たちは絵本とよびましょう。」 参照:Biblio

 と述べて、絵本を定義しているそうです。


 絵本と似たようなイメージで「童話」というものもありますが、絵本が絵を中心にして文章を補助の意味で使うのに対し、童話は文章を中心に挿絵を補助的に使うものとされています。

 私はこれまで、童話と称して小説を書いてきました。

 文章がメインなのでそれであっていたのかもしれませんが、今日この話を知って、

 「在り方は絵本がいいな」

 と感じました。

 「絵本論」はとりあえず読むとして、どうすれば童話として絵本のあり方に近づけるか、チャレンジしてみたいと思います。



 私、霧ヶ原悠の作品は下記のサイトにあるので、気になった方は覗きにきてください!

 感想をいただけると、泣いて喜びます!


 ○唄うビブリオドール(小説家になろう様)(カクヨム様)

 ○影絵童話集Ⅰ(ノベリズム様)
  ※文章のみの公開となっています。

 ○影絵童話集Ⅱ(ノベリズム様)
  ※文章のみの公開となっています。


コメント
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