本日は『書道の日』および『習字の日』です。
い(1)い(1)も(0)じ(2)「良い文字」の語呂合わせにちなんで、日本習字教育財団が2013年に制定しました。
手書き文字の力強さや魅力、その重要性を広く知ってもらい、伝統文化の継承を目指しています。
パソコンやスマホなどの電子機器が普及する中で、実際に文字を書くことは脳への刺激が多く、脳の活性化や老化防止にいいという専門家もいるそうです。
同財団では、この日に合わせて作品展や体験教室を各地で開いています。
綺麗な字をさらりと書ける人はそれだけでカッコよく見えますよね。
私の場合、力を込めて書けない筆がダメで小学校の時は習字の時間が嫌いだったものですが、今年になってカリグラフィーを始めてみました。
カリグラフィーは西洋の習字とも呼ばれていて、ギリシャ語で「美しい手書きの文字」という意味があります。
カリグラフィーは6世紀ごろのヨーロッパで誕生したと言われています。
修道士が書物の書き写しをしたことから始まり、キリスト教の発展とともに聖書や宗教書の写本が多く作られる過程で文字も発達しました。
文字そのものを美しく見せるという考え方や書体のバリエーションがたくさんあるところが、日本の習字との共通点です。
○日本の習字:篆書(てんしょ)、隷書(れいしょ)、草書(そうしょ)、行書(ぎょうしょ)、楷書(かいしょ)etc...
ちなみに、絵巻物とか古文書とかにある「なんか線が書いてあるだけに見える」ような文字は草書体や行書体をさらに崩して書いてあるものなんだそうです。
○カリグラフィー:イタリック 体、ゴシック体、カッパープレート体、アンシャル体、モダンカリグラフィーetc...
私が今メインで頑張ってるのはイタリック 体です。↓こんなの
ちょっと滲んだ(;´д`)
半年ぐらい経ってようやく文字に慣れてきた感があります。
次に目指すは自由な装飾ですね。