徒然日誌(旧:1日1コラ)

1日1枚画像を作成して投稿するつもりのブログ、改め、一日一つの雑学を報告するつもりのブログ。

7/7は何の日?

2020-07-07 20:18:12 | 日記


 生憎の雨ですが、今日は言わずと知れた七夕です!
 「牛飼いの彦星と機織りの織姫は真面目だったけど結婚したら働かなくなってしまったので天の川のあっちとこっちに別居させられて、年に一度だけカササギの橋を渡って会うことを許された日」という認識が今の日本では一般的なんでしょうか? 少なくとも私にとって七夕はそんな日です。


 七夕の起源には諸説あり、上に述べた「彦星と織姫」はそのうちの一つ。ちなみに彦星はわし座のアルタイル(=牽牛星)、織姫はこと座のベガ(=織女星)だとされていて、カササギの橋ははくちょう座が担っているそうです。
 他には、

 ・古い日本の禊ぎ行事である「棚機(たなばた)」にちなむ。
 どんな行事だったかというと、水の上に棚を作り、そこに建てた機屋にこもって穢れを祓うためや、秋の豊作を祈るために布を織るというものだったようです。蛇足ですが、「七夕」と書いて「たなばた」と読む音は、これからきたと言われているようです。

 ・祖先の霊を迎える仏教上の行事「盂蘭盆」(ようは今のお盆)が、他の説と入り交じるうちに、盂蘭盆の準備をする日ということで繰り上げられた。
 もともとの盂蘭盆は、旧暦の7月15日の夜でした。

 ・五節句にちなむ。
 五節句とは、季節の節目に神様に御供物をし、無病息災や豊作を願う伝統的な行事です。無病息災を願って七草粥を食べる1月7日の七草の節句、女の子の健やかな成長を願う3月3日の桃の節句、男の子の健やかな成長を願う5月5日の端午の節句、そして学問や芸事の上達を願う7月7日の七夕の節句です。最後の一つは、健康と長寿を願う9月9日の重陽の節句です。


 こうして調べてみてちょっと思いましたけど、日本の伝統文化って「メディアミックスやら外伝やらが出すぎて後から追いかけようにも追いにくい超ヒット作品」みたいな感じありますね。



コメント
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