今日は『貿易記念日』です。
1859年6月28日、江戸幕府がそれまでの鎖国政策を改め、諸外国との貿易を開始したことにちなみます。
どんなものだったかというと、アメリカ、イギリス、フランス、オランダ、ロシアの5か国に対して、横浜、長崎、箱館(函館)の3港での貿易を許可しました。当時はお茶や生糸を輸出し、火器や艦船や綿織物などを輸入していました。
現在の日本は、資源や食料など輸入品に頼っている面があります。なので貿易従事者だけでなく、多くの国民に輸出入の重要性について認識してもらいたいという目的もあるそうです。
しかし、本当にこの幕末とか明治の時期って次から次へと色んなことが起こるから、学生時分はとても苦労しました。自力では思い出せなかったので調べてみると、だいたいこんな感じのようです。ちなみに初期の条約は日本に外国人を裁く権利がなかったり、輸入品に関税をかけて税金を取ることができなかったり、一方的で不平等なものでした。
1853年 黒船(ペリー)来航
1854年 日米和親条約締結、日本開国
1858年 日米修好通商条約締結 諸外国とも同じような条約を結び、まとめて安政五ヵ国条約と呼ばれる。
1859年 貿易開始
1867年 大政奉還、王政復古の大号令 新政府が条約改正を求めるも失敗
1868年 戊辰戦争勃発
1869年 江戸を東京と改称し、明治に改元
1871年 条約改正を求めて岩倉使節団が欧米へ出発
1877年 西南戦争勃発
1886年 ノルマントン号事件で日本人乗組員が救助されず死亡したにもかかわらず、船長のイギリス人に責任が問われなかったことから条約改正を求める動きが全国で活発化。
1889年 大日本帝国憲法発布
1894年 日英通商航海条約締結 領事裁判権撤廃、関税自主権一部回復
1904年 日露戦争勃発
1911年 不平等条約改正
他にも色々事件はあったと思いますけど、とりあえず。
そしてよくこんなこと覚えてたな、昔の自分。面白みのかけらもありゃしねえのに(O_O)