6月1日ってめっちゃ記念日多いんですね。国際デーから法律、飲食に関する記念日まで色々と...。
ということで、どれにするか迷いましたが今日は『写真の日』にすることにします!
1841(天保12)年6月1日、日本で初めて写真撮影が行われたという記録が残っていることから、1951年に日本写真協会が記念日に設定しました。どんな写真だったかというと、当時の薩摩藩藩主・島津斉彬を長崎の御用商人・上野俊之丞が撮影した、というものです。
ですがこの話、実はもっと後のことだったとか、9月17日が正しいとか、もっと以前にも写真撮影は行われていたとか、参考にしたサイトによって書いてあることがまちまちでして。
つなぎ合わせるときっとこういうことなんだろうと思ったことを書いておきますね。
1839年、フランスで世界初の写真技術(銀盤写真、ダレゲオタイプと言います)が開発されました。
日本に写真が渡来したのは嘉永年間(1848〜1855)とされています。
そして1854年、ペリー艦隊に同行したアメリカ人が日本の風景や日本人の写真を撮っています。日本に現存する日本最古の写真はこの時のものだといわれ、国の重要文化財にも指定されているそうです。
日本人による初めての写真撮影が、島津斉彬を撮ったもので、現在の研究では1857(安政4)年9月17日のことだとされています。
まあ1839年にフランスで開発されて、1841年渡来って...たった3年じゃないですか。ちょーっと無理があるんでね? と思いますよね。
9月17日というのは後の調査で分かったことなので、記念日は一度定めた通り6月1日のままだそうです。
個人的には、『写真の日』と関連して紹介されていた『チーズの日』っていう方が衝撃でしたけどね。
なぜなら、写真を撮るときに『はい、チーズ!』と言うことが多いからって。そんなんでええんかい!!