QRZを見ていたらアメリカでも太陽光発電によるノイズ問題がありますが、それに対しFCC(日本の総務省)が事業者に通知している記事がでています。 日本では太陽光発電によるノイズ問題はネットで議論されていますが、日本の場合、パワーコンデショナー(太陽光発電パネルから出るDC直流を送電線に送り込むため直流を交流に変換する装置を言う)から出るノイズはメーカの自主規定なので場合によっては近所のアマチュア無線へノイズ妨害となりますが、規定がないため野放しです。 アメリカの場合決まった規定に違反している場合FCCが動いてくれる様なのでアマチュア無線家にとってはありがたいと思います。
以下、NS6Qの太陽光発電(ノイズ)問題の概要です(要約)です。
NS6Qのケース、2軒先の太陽光発電によりS9の影響を受けている現状をFCCがチェックしたあと、FCCは規定違反の通知を出してくれた。 それによると一次的な問題は負荷を平準化する最適化装置が原因であり、それはソーラパネルの後ろに設置されている。 FCCがテストしたところ、その装置が太陽電池パネルからはずされるまで影響を及ぼしていた。 太陽光パネルにフィルタを設置したりしたがほんの数DB影響が減少しただけだった。 負荷最適化装置はSolar Edge社が製造したものだ。これと同じ問題が他の太陽光発電所で発生していることは容易に分かる。 幸いなことにFCCはこの問題にかかわってくれ問題解決に熱心だ。 ノイズ問題がありますか、であればFCCに相談しなさい、キット解決の糸口がみつかるよ。
ネットで調べると出てきますが、日本の場合は”泣き寝入り”です。税金を納めている納税者が困っているのに”お役人”は”規定”がないことを盾に動いてくれません。 JARLも担当技術者がいないので何も出来ません(が、会費請求はそれは熱心に振込用紙を送ってきますが)。 当方の近所にソーラーパネル発電所が出来ましたが、幸い今のところノイズは出ていませんが、パワーコンデショナーが故障したらアウトかもしれません。その場合どうすればいいのでしょうか? 相談先すらありません。
その点、FCCは味方です。早く日本がアメリカの一つの州になって欲しいと思います(冗談です!)。 以前マリファナ工場(勿論アメリカです)から出るノイズ(乾燥機のノイズらしいです)の話をしましたが、それもFCCがちゃんと対応してくれノイズはなくなりました。
このQRZの投稿へのコメントを見ていたら、KJ4PFがお隣に引っ越してきた人のパナソニック製プラズマテレビから出る強烈なノイズで3.5メガでS9プラス40-60db、使えなくなった。クレームしたが、解決せず、FCCに相談した結果隣家にFCCからお宅のテレビが規定違反のノイズを出しているとの書留郵便で通知してくれた、が、解決しなかった。その内幸いなことにお隣は引っ越していき無線が出来る様になった。 と、言うエピソードを紹介しています(コールサインで検索して原文をみてください)。 この例でもFCCが動いてくれました。
アメリカのハムは包括免許であることは良く知られていますが、出す電波の質は自主管理で法律違反すればFCCに御用となります。 特に運用面では厳しいものがあり、オフバンド(許可されたバンドから外れること)すれば手紙が来ます(JA局にも着たことがあるそうです)。それだけ良くチェックされているということです。 一方、アマチュア局が他が原因のノイズ被害にあった場合、それなりの対応を相手にしてくれるので無線家にとっては強い見方ではないでしょうか?
一方日本の場合、技適機器でライセンスに見合った申請で局免許をとれば、後は好き勝手に出来る?環境であってもノイズで電波が聞こえなくなっても対策は期待出来ないのでQRTするか、ネット通信で我慢するか、寂しい限りです。 既に太陽光発電から出るノイズで困っている局が居るようですが果たして独力で解決できるのでしょうか?
以下、NS6Qの太陽光発電(ノイズ)問題の概要です(要約)です。
NS6Qのケース、2軒先の太陽光発電によりS9の影響を受けている現状をFCCがチェックしたあと、FCCは規定違反の通知を出してくれた。 それによると一次的な問題は負荷を平準化する最適化装置が原因であり、それはソーラパネルの後ろに設置されている。 FCCがテストしたところ、その装置が太陽電池パネルからはずされるまで影響を及ぼしていた。 太陽光パネルにフィルタを設置したりしたがほんの数DB影響が減少しただけだった。 負荷最適化装置はSolar Edge社が製造したものだ。これと同じ問題が他の太陽光発電所で発生していることは容易に分かる。 幸いなことにFCCはこの問題にかかわってくれ問題解決に熱心だ。 ノイズ問題がありますか、であればFCCに相談しなさい、キット解決の糸口がみつかるよ。
ネットで調べると出てきますが、日本の場合は”泣き寝入り”です。税金を納めている納税者が困っているのに”お役人”は”規定”がないことを盾に動いてくれません。 JARLも担当技術者がいないので何も出来ません(が、会費請求はそれは熱心に振込用紙を送ってきますが)。 当方の近所にソーラーパネル発電所が出来ましたが、幸い今のところノイズは出ていませんが、パワーコンデショナーが故障したらアウトかもしれません。その場合どうすればいいのでしょうか? 相談先すらありません。
その点、FCCは味方です。早く日本がアメリカの一つの州になって欲しいと思います(冗談です!)。 以前マリファナ工場(勿論アメリカです)から出るノイズ(乾燥機のノイズらしいです)の話をしましたが、それもFCCがちゃんと対応してくれノイズはなくなりました。
このQRZの投稿へのコメントを見ていたら、KJ4PFがお隣に引っ越してきた人のパナソニック製プラズマテレビから出る強烈なノイズで3.5メガでS9プラス40-60db、使えなくなった。クレームしたが、解決せず、FCCに相談した結果隣家にFCCからお宅のテレビが規定違反のノイズを出しているとの書留郵便で通知してくれた、が、解決しなかった。その内幸いなことにお隣は引っ越していき無線が出来る様になった。 と、言うエピソードを紹介しています(コールサインで検索して原文をみてください)。 この例でもFCCが動いてくれました。
アメリカのハムは包括免許であることは良く知られていますが、出す電波の質は自主管理で法律違反すればFCCに御用となります。 特に運用面では厳しいものがあり、オフバンド(許可されたバンドから外れること)すれば手紙が来ます(JA局にも着たことがあるそうです)。それだけ良くチェックされているということです。 一方、アマチュア局が他が原因のノイズ被害にあった場合、それなりの対応を相手にしてくれるので無線家にとっては強い見方ではないでしょうか?
一方日本の場合、技適機器でライセンスに見合った申請で局免許をとれば、後は好き勝手に出来る?環境であってもノイズで電波が聞こえなくなっても対策は期待出来ないのでQRTするか、ネット通信で我慢するか、寂しい限りです。 既に太陽光発電から出るノイズで困っている局が居るようですが果たして独力で解決できるのでしょうか?