TS-950Sの受信感度が時々悪くなる現象があった。 最近頻度が多くなったので原因究明と改修を行った。
感度低下の状態: 完全に聞こえなくなるわけではなく、10dB位悪くなる。 これは8メガ台IF出力をSDRで見た結果。低下したとき、CWモードでキーオンにすると復旧する。 しかし、PTTスイッチをTXにしても復旧しないときがある。送信パワーは問題ない。
感度低下の原因: アンテナ切換リレーが受信状態の時接点が劣化し送受を繰り返すと復旧する。しかし、接点の接触が機械的に動かしてもだんだん元に戻らなくなった。
改修: 使用されているリレーはMatsusitaのNR-HD-12と言う12Vの一回路リレーでモールドされているので開けて接点修復は困難と判断したが、代替品はネットで調べても無く、ケンウッドで在庫を持っていれば何とかなりそうだが問い合わせは別途行うことにし、手持ちリレーで修復を試みた。
ステップ1: フィルターユニットにこのリレーが実装されているのでこのユニットを取り出す。
ステップ2: もとのリレーを取り外す。
ステップ3: 元のリレーと同じピンは位置のリレーは無いので手持ち12V2回路のリレーを使用するため、元のリレーのピンに合うよう袴を作成。 2回路はパラに接続し接触抵抗を減らす。実装後、フィルターユニットを元に戻し動作確認する。 写真は別リレー実装後。
とりあえず問題は解決できたが、オリジナルのリレーが手に入れば元に戻したい。 ピン配置が異なるリレーでもワイヤでピン位置を変換することで使用できるので同じような理由で眠っている無線機を再生してみてはどうでしょうか?
感度低下の状態: 完全に聞こえなくなるわけではなく、10dB位悪くなる。 これは8メガ台IF出力をSDRで見た結果。低下したとき、CWモードでキーオンにすると復旧する。 しかし、PTTスイッチをTXにしても復旧しないときがある。送信パワーは問題ない。
感度低下の原因: アンテナ切換リレーが受信状態の時接点が劣化し送受を繰り返すと復旧する。しかし、接点の接触が機械的に動かしてもだんだん元に戻らなくなった。
改修: 使用されているリレーはMatsusitaのNR-HD-12と言う12Vの一回路リレーでモールドされているので開けて接点修復は困難と判断したが、代替品はネットで調べても無く、ケンウッドで在庫を持っていれば何とかなりそうだが問い合わせは別途行うことにし、手持ちリレーで修復を試みた。
ステップ1: フィルターユニットにこのリレーが実装されているのでこのユニットを取り出す。
ステップ2: もとのリレーを取り外す。
ステップ3: 元のリレーと同じピンは位置のリレーは無いので手持ち12V2回路のリレーを使用するため、元のリレーのピンに合うよう袴を作成。 2回路はパラに接続し接触抵抗を減らす。実装後、フィルターユニットを元に戻し動作確認する。 写真は別リレー実装後。
とりあえず問題は解決できたが、オリジナルのリレーが手に入れば元に戻したい。 ピン配置が異なるリレーでもワイヤでピン位置を変換することで使用できるので同じような理由で眠っている無線機を再生してみてはどうでしょうか?