JA1KIH's Radio Memo

DXとの交流や設備メンテなどをアップしています。

TS-950S アンテナ切換リレー交換

2015年09月22日 | 無線機
TS-950Sの受信感度が時々悪くなる現象があった。 最近頻度が多くなったので原因究明と改修を行った。
感度低下の状態: 完全に聞こえなくなるわけではなく、10dB位悪くなる。 これは8メガ台IF出力をSDRで見た結果。低下したとき、CWモードでキーオンにすると復旧する。 しかし、PTTスイッチをTXにしても復旧しないときがある。送信パワーは問題ない。
感度低下の原因: アンテナ切換リレーが受信状態の時接点が劣化し送受を繰り返すと復旧する。しかし、接点の接触が機械的に動かしてもだんだん元に戻らなくなった。
改修: 使用されているリレーはMatsusitaのNR-HD-12と言う12Vの一回路リレーでモールドされているので開けて接点修復は困難と判断したが、代替品はネットで調べても無く、ケンウッドで在庫を持っていれば何とかなりそうだが問い合わせは別途行うことにし、手持ちリレーで修復を試みた。
ステップ1: フィルターユニットにこのリレーが実装されているのでこのユニットを取り出す。
ステップ2: もとのリレーを取り外す。 
ステップ3: 元のリレーと同じピンは位置のリレーは無いので手持ち12V2回路のリレーを使用するため、元のリレーのピンに合うよう袴を作成。 2回路はパラに接続し接触抵抗を減らす。実装後、フィルターユニットを元に戻し動作確認する。 写真は別リレー実装後。


とりあえず問題は解決できたが、オリジナルのリレーが手に入れば元に戻したい。 ピン配置が異なるリレーでもワイヤでピン位置を変換することで使用できるので同じような理由で眠っている無線機を再生してみてはどうでしょうか?

ワシントンポストで見る日本の安保法案

2015年09月22日 | 社会・経済
9月18日のワシントンポスト紙に日本の安保法案についてアメリカ政府関係者コメントが掲載されているので紹介する。

In Washington, leaders of Senate committees overseeing U.S. defense and foreign policy welcomed the legislation’s passage, saying it would contribute to international peace and security and strengthen the U.S.-Japan alliance.
“We welcome a larger role for Japan in regional and global security affairs and look forward to our country working with Japan to implement these new measures,” the Republican and Democratic committee leaders said in a joint statement Friday.

元自衛官の国会議員曰くこの法案は日本の防衛のために必要であると力説していたが、アメリカの関係者から見ると、上記の様に地域と世界の安全保障問題への日本の役割が大きくなることが期待され、つまり、世界中で起きているまたはこれから起きる global security affairs =世界の安全保障問題 に対し日本への期待が高まったと見るべきと考える。 この期待に沿うため今回法案が可決したことによって日本政府は屁理屈をつけでも三つの要件を満たし、世界の紛争地域に行ける様になったと思う。 これにより、今後防衛予算の増加(増えないと言っているが)や軍需産業、日本企業のみならず世界の軍関係企業の活発化は容易に想像できる。 一方多くの防衛情報が秘密保護法案によって闇に祭られるかもしれない。 テレビその他メディアが流している情報は極一部でしかなく、外から見れば日本が今後世界中の紛争地域で活躍してくれることが期待されている。 防衛予算を増やさないでどうやるのか? まだまだ不明点が多い法案です。

メガソーラその後 

2015年09月11日 | うんちく・小ネタ
自宅に一番近いメガソーラがいよいよ稼動開始した。 数日前台風の影響で雨が降る中東電のバケット車が近所の電柱でなにやら工事を始めた。 よく見ると50-60メートル離れたところに建設されたメガソーラを送電線につなぐ工事だった。場所柄高圧送電線がなかったので電柱に高圧線、多分6.6KV、を敷設しトランスを電柱に取り付けメガソーラと結合した。 その後台風の影響で雨ばかりだったのでノイズ調査しても意味が無かったがやっと晴れたのでノイズを調べた。 この発電所は東方向だったので、アンテナを北米に向けたときもっとも影響を受ける位置だった。調べた結果バンドとも以前と同じだったのでノイズはとりあえず発生していないのが確認できた。 しかし、もっと晴れた日にどうなるかは更に様子を見る必要がある。 

貴局の近くにメガソーラが出来た場合、隣で無い限り余り気にする必要はなさそうですが、ネットで見るとノイズで大変な目にあった局もいるので要ワッチです。

今日のコンデション

2015年09月08日 | DXとのおしゃべり
今日もハイバンドは全滅、クラスタを見てもダメ、RBNでチェックしてもダメ、午前中しばらく14メガをワッチしていたが、かろうじて北米西海岸局がカスカスで入感、コールしても引っかかりもしない。 夕方から深夜のEU~AFを期待したい。 昨年のログを見ても同じ傾向が見られるので北米・南米はもう少し待つしかなさそう。

昨夜遅い時間に7メガや10メガをワッチしたが、西海岸の常連局もいつもよりずっと弱い。こんなときはDXは諦めてリグのリストアや最近手抜きしている読書をしよう・・・。 

ある日の7メガCW QSOから

2015年09月08日 | 無線室
CQ DE J*8*** JCC 01**** K
JA3*** K
JA3*** GE 599 BK
R UR 599 BK
QSL 73 TU EE

DE J*0*** K
J*0*** GE UR 599 BK
RR UR 599 FB BK
TKS FB 73
R TNX QSO 73 TU EE
TU EE

J*2*** K
J*2*** GE TU UR 599BK
GE ****SAN UR 599BK
BK QSL TKS 73 VA EE
73EE

以下同じパターンの繰り返しが続く・・・・。

局の居ないQTHでサービスするとこのパターンは、そこで出る局も呼ぶ局も効率的ですね。でもこの場合、移動局ではなさそう(コールサイン/xxではないので)、と言うことは地元の局か。 余程アクティビティーの低いところでしょう。
DXペディションと似たような感じですが、オンフレでやってました。
移動局でアンテナや電源の制限とかあるなかで沢山QSOできると楽しいかもしれません。
名前を言う局もあったので多分何回もQSOしているのでしょう。
CW解読ソフトやメッセージキーヤで十分交信可能ですね。
同じパターンで飽きない様にどんな工夫をやっているのか興味ありますね。
ヨーロッパやロシアにはこのパターンが多いですが、最近北米でも増えている感じがします。