少し前の記事で紹介したQDZキーヤーを4月20日にメールで予約し5月2日に到着しました。現物は思っていたより小さくしかし機能満載です。マニュアルはDLで入手できます。まずは到着した現物写真: マニュアルの上に置きました。大きさは5x5x4cm。同じ大きさの箱に入ったモニタ用スピーカーも付属しています。電池は単4x3で、USB(USB-C)から電源を取ることもできます。
もう少し近影すると;
開発元のURLは:
機能が沢山ありすぎるのでマニュアルから一部抜粋します。
- ① キー接続 縦振りなどストレートキーとパドルを同時接続可能
- ② サイドトーン ポップノイズを抑えた、正弦波に近いサイドトーン
- ③ サイドトーン ピッチ調整 ボリュームで約400Hz~約1000Hz(不連続)変更可能
- ④ スピード調整 ボリュームで5WPM~60WPMに変更可能
- ⑤ スピード調整下限・上限設定 運用状況に合わせて下限(5WPN~20WPM)と上限(30Wpm~60WPM)を設定可能
- ⑥ パドル動作設定 エレキー(IAMBIC-A/B)、エレバグ、複式、又はメカバグ、長短点極性切替
- ⑦ 8チャンネルメモリー送信 4チャンネル×2バンク切替式、1チャネル当たり255文字、和文対応
- ⑧ メモリー繰り返し送信 送信回数と送信間隔設定可能
- ⑨ キーONによるメモリー送信停止 停止直後は停止のみか、直ちにマークを出力するか設定可能
- ⑩ メモリー登録 本体設定で符号を打って登録可能、PCからキーボード又はファイルで登録可能
- ⑪ オートスリープ(5秒~3600秒) キーやボタン操作が無いとスリープして電池消耗を防ぐ、キー操作でスリープ解除
- ⑫ スピード表示 スピード変更で設定WPMをモールス符号(音と動作表示)で知らせる
- ⑬ 長短点比(Weight Ratio)設定 エレキー、エレバグ、メカバグ、メモリー送信、PC送信 個別設定可能 長点側だけでなく、短点側も設定可能(例 短点:スペース:長点 = 0.8 : 1.2 : 3.5)
- ⑭ 長短点メモリーポイント設定 エレキー動作時の長短点メモリーポイントを10%から100%まで10%単位で設定可能
- ⑮ 複式粘り抑制 自動スピード追従、手動スピード設定、抑制無し に切替可能
- ⑯ タイムアウトタイマー(OFF,5秒~3600秒) 一定時間キーONが連続するとサイドトーンとキー出力を停止
- ⑰ 連続8短点リミッター 訂正符号を容易に送出する機能、エレキーとエレバグ独立設定可能
- ⑱ 送信符号デコード 自分の送信符号の質を確認、打鍵符号情報表示
- ⑲ PC送信 PCキーイングによる符号送信、和文中の()による欧文切り替えにも対応
- ⑳ キー出力(マーク)最小時間設定 極短時間キーON時のプツ音抑制、ストレートとパドル個別設定
- ㉑ 打鍵符号情報 打鍵スピードと短点:スペース:長点の比率を表示 複式は粘り抑制前と後を表示 おまけ 打鍵符号のスコア表示(独自の計算方法) ※下記㉒㉓は OIKey-F88 の動作を加味したものです
- ㉒ エレバグ短点メモリー 長点側ON中の短点ONをメモリーして、長点OFF後に短点を送出
- ㉓ エレバグ長点遅延時間設定 長点OFF後もキー出力(マーク)を一定時間続ける
- ㉔ PC操作 ・上記機能の各種設定(個別キーボード入力又はファイルで一括設定可能) ・設定状況、メモリー登録内容の表示 ・バージョン表示 ・キーボード入力でメモリー送信の開始と停止
このキーヤーの特徴を動画で説明しているばーちきーずをご覧ください。1分19秒からQDZキーヤーの説明が始まります。
入手して電源オンしメモリーにCQやDE***を入れ準備OK、なかなか良さそうです。 多くの機能を体験するまで時間がかかりそうなのでこの辺で紹介を終わります。
エレバグモード(パドルでバグキーと同じ様に動作、短点はエレキー、頂点はパドル)で試してみると普通のバグキーと同じ様な符号がでます。なかなか面白いです。