土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

密室行政

2022-01-28 09:05:50 | リンクフリー記事(拡散希望)

1/27「朝日新聞」朝刊に載った記事より抜粋。


千代田区の区道「神田警察通り」の整備に伴う街路樹伐採問題で、区が「既存の街路樹を活用」するとのガイドラインを変更したのは、伐採する方針を決めてから9カ月のことだった。区議会への説明もなく、専門家は「住民の意見を十分聞いた上で、変更の是非を議論すべきだった」と指摘する。


「など」を削除


「共立女子前のイチョウなど」との記載から「など」が削除されていた。欄外には「第17回神田警察通り沿道整備推進協議会にて修正確認」と加筆されてた。
町会長らがメンバーのこの協議会があったのは20年12月・議事録では、担当課長が「調整してきた結果とガイドラインの記載内容と異なってくる箇所がある」と切り出し、「2期工事の区間の街路樹は全て植え替えて更新するという方向で進める」と説明した。会長は「問題ないという形でいいか」と諮り、区はこれで伐採への了承を得たとしている。ただ、ガイドライン変更を巡る議論や了承は議事録にはない。


地方自治に詳しい神奈川大の幸田雅治教授(行政学)は、「『など』を削除するという修正は子供だまし。住民に十分意見を聴いた上で、まずはガイドラインを変え、次に整備方針を決めるべきだ」と話した。


kandakesatsudori 神田警察通り沿道賑わいガイドライン.pdf(P10)より。

2016/10/12保存。

 

 

2022/01/11保存。


・豊かに育った既存の街路樹を活用する(白山通りのプラタナス、共立女子前のイチョウなど)。
から「など」を消し。アリバイ作りのように(2020/12、既に強行「伐採」を決めていたのにも関わらず)
・地域の方々との協議を踏まえ、沿道空間に適した街路樹の植栽を行う。
を加筆挿入(2021/9)。区議会には説明もなく、沿道整備推進協議会のメンバーのみで(伐採)決定、ガイドラインを書き換えた。

今日、住民を交えた協議会(?)が行われます。千代田区役所8F(確認なさってください)で誰でも参加(?)出来るそうです。(私は検診が入ってる為参加出来ません)皆さん、質してください。

 

追記:目指す「賑わい街づくり」、目的であろうプロジェクト(?)に関連すると思われる企画が2016年辺りから散見するようになりました。個人的には気持ちの悪いものだったので、書くと呼び水(宣伝)になってしまうと思い書きませんでした。この機会に、改めて取り上げようと思ってます。

 

『朝日新聞』が報道しました!
神田警察通りの街路樹を守る会
https://www.change.org/p/樋口高顕千代田区長-神田っ子の誇り-神田警察通りの32本のイチョウを伐採せずに工事してください/u/30126367

 

※日テレNEWサイトより。
キレイだが臭いは…イチョウが広まった理由
https://news.ntv.co.jp/category/society/28cb240120274a319f6bd5faa8f69feb

※山崎造園。「イチョウ(銀杏)の木『火災に強い木』」
https://yamasaki-zoen.com/gardening/gardening-201310.html



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