土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

街路樹の資格

2022-08-31 14:27:41 | リンクフリー記事(拡散希望)

※チラシに載せたイチョウの緑陰(向かって左)とヨウコウザクラ の緑陰(向かって右)。

 

緑陰の違いは一目瞭然ですが。

 

この上、建築限界(歩行者や車道を通る自動車等に当たらないよう定められた高さ)に出る下枝を払うとなると、下のような姿に。(パセリをヨウコウザクラに見立てています)

 

 

 

 

 

下枝を払うと上の写真のように木陰を作る樹冠は殆ど残りません。ヨウコウには街路樹の必須要素である日陰を生み出す能力がないのです。

高木でない、大きく育たない、場所を取らない、故扱い易い。という理由で選ばれたヨウコウザクラですが、それがマイナスになる。成長が遅い為、枝が伸びる樹冠が育つのにも時間がかかる。

成長が遅いという事は、ある程度の高さに育った木には相当の値が付いている。つまり費用対効果が薄い。

ヨウコウザクラと決めた、ヨウコウザクラでなければならない「理由、必然性」は全く無いと言っていい。

豊かな緑陰を得るにはイチョウには遠く及ばない。
イチョウの街路樹としての歴史は伊達ではない。

桜は土手や公園など枝を伸ばせる広いところでこそ映える。

神田警察通りの2期工事区間の公開空地には、既にソメイヨシノが植わっています。桜の花は一年の内の春の一時に色を添える。

 

街路樹にはイチョウこそがふさわしい。神田警察通りの黄葉は美しいです。

新緑、黄葉、銀杏拾い、この並木道で憩う。イチョウは美しいです。

 

 

 

※Twitter より引用。こちら ↓ で実際の写真・動画が見られます。

 

neidonhiuspuu@ichoumamoru 6月26日

これが今話題のヨウコウザクラです🌸

箒状に伸びるため樹冠がなく、ひょろひょろのスカスカ。低い位置から枝分かれするので危ないです。

 

#神田警察通り街路樹伐採に反対

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neidonhiuspuu

@ichoumamoru

イチョウとヨウコウザクラの緑陰の比較。区は「樹木の本数を増やし、均等に植樹することで連続した緑陰を確保する」と言っていますが、そういう問題ではないことが一目瞭然

 

#神田警察通り街路樹伐採に反対

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午前11:13 · 2022年6月26日·Twitter for iPhone

 

neidonhiuspuu@ichoumamoru 6月26日

返信先: @ichoumamoruさん

ここ数日風が強いですが、細い枝が今にも折れそうです。

 

#神田警察通り街路樹伐採に反対

動画

 

neidonhiuspuu@ichoumamoru 6月26日

イチョウは秋に銀杏を落としますが、ヨウコウザクラは春先にブルーベリーのような黒い実を落とします。それを人が踏むと写真のように地面が汚れます。

 

#神田警察通り街路樹伐採に反対

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https://twitter.com/ichoumamoru/status/1540881015455240192


千代田区環境まちづくり部 御中

2022-08-29 11:59:33 | リンクフリー記事(拡散希望)

区議会に関するご意見・ご提案受付
https://gikai-chiyoda-tokyo.jp/opinion/proposal.html

トップページ >意見募集 >ご意見・ご提案受付
区議会に関するご意見・ご提案受付
【回答を希望しないを選択した場合のフォーム】

下記の項目にご記入の上、送信ください。
ご意見・ご提案受付フォーム

2022/08/26 送信
氏名:土手千
フリガナ:ドテセン
住所:千代田区神田
タイトル(件名):温暖化・異常気象による災害・影響について
ご意見・ご提案:「温暖化・異常気象による災害・影響を直視、緑化・環境保全の必要を問う」
命は金銭(経済)に代えられません。遮熱舗装はCO2を除去してくれません。大きな樹冠を携えた樹木、高木、並木、林、森が二酸化炭素を吸収、酸素を排出、気温を下げてくれます。豊かに育った木々を伐って低潅木を、下草や芝等見せかけに緑を増やしても意味が有りません。
千代田区の虚偽報告による区議会議決は無効です。「神田警察通りの2期工事・イチョウ伐採計画(工事)」について契約不履行、「既存のイチョウ(他、街路樹)を残すこと」「工事中止」を求めます。

最近、国交省の講座のまちづくりに関する研修に女性講師がゼロと報じられ、国交省担当者は「女性としての目線は街づくりに欠かせない」「至らない点あった」と即刻対応なされてます。
千代田区は「神田警察通り沿道整備推進協議会」に女性参画させませんでした。顕在化されてからだいぶ経ちますが同じ行政として感じるものはございませんか。3期からではなく即刻対応するよう千代田区にご提言ください。

※ ↑ 2022/08/26に千代田区議会HPに投稿(送信)した文章。


先程(午前9時頃)気がつきました。
↓千代田区HP、パブリックコメント>  に出てました。

 

「地区計画の見直し方針に対する意見募集」更新日:2022年8月19日
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/shisaku/p-comment/2022/20220822.html

意見募集期間
令和4年8月22日(月曜日)から9月5日(月曜日)まで

地区計画の見直し方針(素案)概要版(より抜粋)
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/28376/kekaku-gaiyo.pdf

第3章 地区計画の見直しの方針(P5)
方針3 地区に関わる多様な人の意見集約
■ 方針のポイント!
①地区計画は、地区の皆様が中心となって考えてつくるため、地区の皆様とコミュニケーションを図ることが大切です。
②地区の将来像を地区の皆様と共有できる側面をもっていることから、地区の皆様が議論できる場の創設や検討を区がサポート(支援)していきます。
③検討にあたっては、早期の段階から手続きの客観性、透明性を高め、段階的に合意を得ながら計画の熟度を高めていくことが必要となります。
④ 方針3は、法的手続きの前に、地区の皆様の幅広い意見、多様な要望を集約し、地区計画制度の検討を進めるための重要な方針となります。

(P7 表外右側)千代田区は、法的手続き前に地区の意見集約を行います。

※本編(版)のアドレス。
https://www.city.chiyoda.lg.jp/documents/28376/kekaku-hompen.pdf

 

「法的手続き」とは「議決」「契約(業者との)」と同義語ですか。変換されない言葉でお示しください。
「法律(法令)不遡及」。法案(方針)不遡及でなく、遡って質す正すよう願います。
2期工事の契約不履行による工事中止と神田警察通りの街路樹・既存のイチョウ等の伐採中止を速やかに決定してください。

 

地区計画の見直し方針についての説明会の開催
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/machizukuri/toshi/oshirase/chikukeikaku-setsumeikai-kaisai.html

令和3年5月に改定した千代田区都市計画マスタープランで定めた地域ごとの将来像の実現に向けて、地区計画を地域ごとの新たな課題や現況に即したものとするための指針となり、住民等が主体となって地区計画の見直しの必要性の有無を検討し、見直しを進める際の指針として「地区計画の見直し方針」を策定していきます。策定にあたり、区民の皆様に幅広く内容を理解していただくため、以下の3つの会場で説明会を開催します。

開場日時
• 8月24日(水曜日)
• 8月31日(水曜日)
• 9月3日(土曜日)
【説明会】各日午後2時~3時、午後6時~7時(約1時間程度)(注意) 2部とも同じ内容です。

開催場所
• 万世橋出張所8階D・E会議室(外神田1-1-13)
• 麹町出張所洋室A・B(麹町2-8)
• 区民ホール(区役所1階)
内容
地区計画の見直し方針(素案)について

 

※Twitter より転載引用。ご覧になってください。
いちご大福ー全国学校ハラスメント被害者連絡会&子どもの権利を守る会@masaki_dokkili  8月25日
かつて神田区、麹町区と呼ばれた時代から昭和→平成を経て現在まで、同じ場所に住み続けている人は、どれくらいいらっしゃるのだろうか。因みに私の住む所は、昔、日曜日になると、道路が子どもの遊び場として、車の通行を制限していたし、小中学校も今より多かった。
今は神輿の担ぎ手も減りました
引用ツイート

neidonhiuspuu@ichoumamoru  8月24日
今日神田警察通りを歩いていて、ここは自分が生まれ育った地なのに、他所者にここのことを勝手に決められるのはおかしいと改めて思った。
例えば私が急に縁もゆかりもない北海道で知事になって「はい、札幌時計台もう古くて危険なので壊しますね~」って決めたら地元民は当然、は?ってなるでしょう。

いちご大福ー全国学校ハラスメント被害者連絡会&子どもの権利を守る会@masaki_dokkili  8月25日
通りを見ると、スーパーゼネコンが建てた立派な建物が並ぶ。我が家の周りの景色も変わり、ご近所さんが揃って居なくなり、大きな建物がドーンと出来た。
固定資産税も上がり続け、他の税金も上がっている。収入の約1/3以上が国税と地方税。固定資産税は収入関係なく土地の評価で決まる。

いちご大福ー全国学校ハラスメント被害者連絡会&子どもの権利を守る会@masaki_dokkili
昔から住む区民を蔑ろにして、大型商業ビルやマンションを作り、税収増しか考えていない千代田区。家庭用住居(3LDK以上)を作るけど、幼稚園や保育園と小中学校のことまでは考えていなかったよう。

区民の事を無視して、一部の人達だけで好き勝手決めてる【閣議決定】みたいな区政「憤りを覚える
午前8:00 · 2022年8月25日·Twitter for iPhone
https://twitter.com/masaki_dokkili/status/1562573770698551298

 

千代田区部課一覧
https://www.city.chiyoda.lg.jp/koho/kuse/gaiyo/soshiki/buka/index.html


「伐採信仰?」為政者&土建屋

2022-08-28 13:14:44 | リンクフリー記事(拡散希望)

※Chang.org より引用。
【BS-TBS「噂の!東京マガジン」テレビ放送決定しました!】
上瀬谷の未来を 考えよう会 日本・横浜市

 BS-TBSの「噂の!東京マガジン」
8月28日(日)の特集「噂の現場」は
「国際園芸博覧会開催のために桜を伐採!?」がテーマです。
横浜市の旧上瀬谷通信施設跡地、海軍道路の桜並木伐採が取り上げられます!
私たちの署名活動も取材されました。
皆さま、ぜひご覧下さい!

放送日時:2022年8月28日(日)13時~13時54分の中での特集
放送局:BS-TBS

https://www.change.org/p/2027横浜国際園芸博覧会-花博-のために桜並木を切らないで-市民の意見を尊重し上瀬谷の開発見直しを/u/30860062?cs_tk=AtO_5vuaiZdEJF0VEGMAAXicyyvNyQEABF8BvMnFVWCM2RFnY9vLhkPNvTs%3D&utm_campaign=8e1ec1af5bd44ca5ad5dc7886186ccaa&utm_content=initial_v0_6_0&utm_medium=email&utm_source=petition_update&utm_term=cs  


※Change.org 署名サイト
2027横浜国際園芸博覧会(花博)のために桜並木を切らないで!市民の意見を尊重し上瀬谷の開発見直しを
https://www.change.org/p/2027横浜国際園芸博覧会-花博-のために桜並木を切らないで-市民の意見を尊重し上瀬谷の開発見直しを?redirect=false

 

千代田区の街路樹伐採、同じ道路で保存と伐採の謎!?【噂の!東京マガジン「噂の現場」】
https://note.bs-tbs.co.jp/n/n4aa4bf7cc216

2022年6月6日 18:05
身近な問題を取り上げるコーナー「噂の現場」では、東京都千代田区の街路樹伐採を取材しました。
車道を減らし、歩道を広げ、新たに自転車道を設けるという道路整備を進める区は、およそ200本のイチョウの街路樹を伐採する予定ですが、地域住民が強く反対しています。
しかも同じ道路内で、ある場所ではイチョウを残し、またある場所では伐採と、区の対応がチグハグなので住民は困惑しています。

千代田区はイチョウ並木の名所
千代田区はイチョウの名所です。
東京駅丸の内口のイチョウ並木は、秋になると黄金色に染まり、レンガ造りの駅舎と幻想的な景色を生みだします。
また皇居の近くには、関東大震災の大火に耐えた樹齢150年の「震災イチョウ」があります。
そして、共立女子大や博報堂旧本社ビルなど歴史的建造物が建ち並ぶ神田警察通りにある約200本のイチョウは、秋の風物詩として住民や学生などに親しまれてきましたが、区は伐採して桜に植え替える計画です。

場所によってチグハグな区の方針
6年前、神田警察通りの1期工事では、住民が伐採に反対し、結局、32本のイチョウを保存したまま道路が整備されましたが、一転、1期(※2期の誤り)工事では伐採されることになったのです。
1期と同じように保存されるものと思っていた住民は驚きを隠せません。
一体なぜ、対応がチグハグなのか?
取材を進めていくと区の進め方の問題が浮上してきました。

伐採は、限られた人たちの意見を聞き千代田区が決定
イチョウの伐採は、区長が選んだ町会長など地域の功労者たち約20名で組織される沿道協議会で了承され区が決定していたのです。
しかも、その協議会には開発を行うデベロッパーも多数参加していました。協議会の委員たちは、イチョウの落ち葉や銀杏が迷惑だと言い、桜並木にかえて街に賑わいを呼びたいというのです。
反対住民は、限られた意見を聞いただけで伐採が決められているとして、区に対し住民など様々な人が参加できる拡大協議会の設置を求めています。

同じ区内の明大通りでは、拡大協議会が伐採を阻止
同じ区内にある明大通りでも、プラタナスの街路樹の伐採が計画されていましたが、反対住民の求めで拡大協議会が設置されました。
拡大協議会では、街路樹の専門家や障害がある方、住民などが6年に渡って協議を重ね、結果、プラタナスの街路樹は残されることになったのです。
神田警察通りの住民は、同じような拡大協議会で議論したいと言っています。

6年前の取材で区が口にした言葉の重み
実は、「噂の現場」では6年前、神田警察通り1期工事を取材しています。
その時、伐採から保存に方針を変えた区の担当者は、「今後は区民に対し丁寧に説明する努力をする」と言っていましたが、その言葉を忘れたかのように2期工事では住民に対し説明がされていないのです。
今後、「噂の現場」では、2期工事がどうなるのか?また、3期4期5期工事において区が住民とどう向き合うのか?に注目し、必要であれば続報をお届けします。

文:BS-TBS「噂の!東京マガジン」取材チーム
放送日:2022年3月6日(日)午後1:00~1:54

▽BS-TBS「噂の!東京マガジン」 毎週日曜ひる1:00~1:54 放送中です。

(※サイトより引用)

 

#イチョウ強行伐採 #樋口高顕千代田区長 #印出井一美環境まちづくり部景観・都市計画課長事務取扱計画担当部長 #須貝誠一環境まちづくり部基盤整備計画担当課長 #加島津世志まちづくり担当部長 #桜井ただし千代田区議会議員 #嶋崎秀彦千代田区議会議員・環境まちづくり特別委員会 #印東大祐千代田区監査委員 #野本俊輔千代田区監査委員 #河合良郎千代田区監査委員 #自民党 #住民投票 #リコール

 


告訴イチョウ伐採 アーカイブ

2022-08-23 20:27:34 | リンクフリー記事(拡散希望)

朝日新聞デジタル記事
神田のイチョウ、住民「切らないで」 千代田区街路樹30本伐採方針
武部真明2022年1月15日 12時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQ1G73NJQ1CUTIL02T.html?iref=pc_rellink_06

「課題解決=イチョウ伐採」? 街路樹アンケに「設問不適切」と住民
武部真明2022年1月20日 15時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQ1M76C0Q1FUTIL05B.html?iref=pc_rellink_05

街路樹保全→伐採 千代田区の方針転換、ガイドラインから消えた文字
武部真明2022年1月27日 15時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQ1V744SQ1JUTIL029.html?iref=pc_rellink_04

「イチョウ保存が最優先」と言ったのに 真逆の伐採案に区が意見反映
武部真明 聞き手・武部真明2022年4月19日 9時30分
 これに対し、区は、「文書作成後、専門家に確認を求めた方が丁寧だった」と説明。ただ、一連の手続きについては、「専門家4人に同じ資料を示して聴取し、特定の専門家を特別扱いするような意図はまったくない。公平公正だったと認識している」と説明した。藤井さんの「保存すべきだ」との意見を整備計画に採用しなかった点については、「(道路整備という)目的を達成させるためには反映できなかった」とする。
 山下祐介・東京都立大教授(社会学)は「行政の考えに合った意見を恣意(しい)的に選び、施策の根拠付けに利用することはあってはならない。聴取した専門家から疑念を抱かれるのでは、手続きが不適切だったと疑わざるを得ない」と指摘する。また、今回の事例で専門家が匿名とされた点も問題視する。「政策決定に関わるようなケースでは、どの専門家がどのような発言をしたのか、行政は公表する責任がある。万が一、行政によって意見が捏造(ねつぞう)されても、区民には確認できないからだ」と話す。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4L6RLHQ4LUTIL04R.html?iref=pc_rellink_03

神田の街路樹、千代田区「伐採着工する」 住民は「止める手段検討」
武部真明2022年4月19日 14時00分
 伐採に賛成、反対双方の住民同士が9日、区内で話し合いの場を持った。その結果、区は「話し合いはまとまらなかった」として、伐採に反対の住民との協議継続は困難と判断、着工に踏み切ることにしたという。印出井一美・区環境まちづくり部長は、「(町会長が参加する)沿道整備推進協議会での議論や、住民同士の話し合いなどの状況を分析し、議論しても一致点を見いだすのは難しいとの認識だ」と説明した。

 反対住民側は9日の話し合いについて、「お互いにいいまちづくりのために話し合おうと呼びかけたのに、けんか腰で十分な話し合いはできなかった」として、協議の継続を求めている。「神田警察通りの街路樹を守る会」発起人の一人、滝本幾子さん(72)は「道路整備やまちづくりに具体的な提案をしているのに、それを無視して着工するのは納得できない。工事を止める手段を検討したい」と話した。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4L7FRBQ4LUTIL059.html?iref=pc_rellink_02

「決める過程に問題」 街路樹の伐採めぐり、反対住民が監査請求
武部真明2022年4月22日 9時00分
 請求によると、一連の政策決定には多くの重大な瑕疵(かし)があり、「十分な住民の合意プロセスを経ていない」と指摘。重要な政策決定で区は、意見公募(パブリックコメント)の実施をガイドラインなどで定めるが、その手続きをとらず、住民説明会では「実施したかのような事実に反する説明もした」としている。

 そのほか、住民アンケートの設問が誘導的▽ガイドラインを行政内部の一部だけの協議で変更▽「保存すべきだ」とした学識経験者の意見が歪曲(わいきょく)されて樹木の伐採案に使われた、などを挙げている。契約書に「枯損木(こそんぼく)」として伐採・撤去するとあるが、樹木医の診断ではいずれも健全な木で、事実に反する内容が記載されていることも問題視している。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4P725NQ4PUTIL004.html?iref=pc_rellink_02

イチョウ伐採着工の夜、現場で住民ら抗議 千代田区議会も激しい議論
武部真明、滝沢貴大2022年4月25日 22時01分
「区が作った住民との話し合いの場はアリバイ作りのようなものだった。私たち区民の意見を採り上げてはくれなかった」と不信感を語った。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4T7716Q4TUTIL04N.html?iref=pc_rellink_03

初日は伐採できず 住民「抗議続ける」 千代田区の街路樹問題
武部真明2022年4月27日 7時30分
https://www.asahi.com/articles/ASQ4V72ZXQ4VUTIL02V.html?iref=pc_rellink_02

未明に響くチェーンソー音に怒号と悲鳴 千代田区で街路樹伐採
武部真明2022年4月27日 10時16分
 工事が始まったのは27日午前0時半ごろ。開始予定の26日午後8時前から、住民約20人が伐採を警戒していたが、風が強く、工事車両や作業員も姿を見せなかったため、「今夜は工事は中止」とみて4人だけ残し、解散した直後だったという。

 当時現場にいた住民によると、作業員が突然現れ、歩道の街路樹をフェンスで囲み始めた。住民が気づいて駆けつけたが、2本のイチョウはフェンスに囲まれ、近づけなくなっていた。10人以上の警察官も姿を見せ、知らせを聞いた住民たちも次々と集まった。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ4W34R3Q4WUTIL002.html?iref=pc_rellink_02

「伐採ですか」抗議の座り込み1週間、未明に慌てて… 街路樹問題
武部真明2022年5月3日 17時00分
 1日午後11時。神田警察署、神田税務署、学士会館などが立ち並ぶ一角は日曜の深夜、歩く人の姿はほとんど見られない。雨が降り続くなか、青々とした葉が茂るイチョウのそばで、ダウンジャケットを着込み、マフラーを巻いた人たちが数メートルおきに座っていた。

 みな伐採に反対する地元住民らで、この日は20~70代の男女約10人が参加した。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5303NWQ52UTIL03J.html?iref=pc_rellink_01

みどりの日にイチョウを見学する会 伐採始まった千代田区の街路樹で
武部真明2022年5月4日 21時24分
https://www.asahi.com/articles/ASQ5472DRQ54UTIL02G.html?ref=tw_asahi

「街路樹伐採やめて」と監査請求の6日後に2本伐採 住民が区を提訴
武部真明2022年5月6日 21時09分
 提訴後の記者会見で、原告の女性(72)は「話し合いで解決したかったが、区や区長にまったく応じる姿勢がない。司法の場で判断してもらいたい」と話した。代理人の山下幸夫弁護士は「住民監査請求を無視して伐採を強行するのは許されない。区の責任を追及するための提訴だ」と述べた。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5666XPQ56UTIL027.html?iref=pc_rellink_02

千代田区のイチョウ伐採、問われる行政の「意志」 未来の都市像とは
片田貴也2022年5月15日 8時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQ5F3TVLQ59ULEI00C.html?iref=pc_rellink_04

街路樹伐採の区議会議決に「合理性ない」 反対住民が監査請求で陳述
武部真明2022年5月17日 15時00分
 住民側は陳述で、街路樹を伐採して整備することを決めた区議会の議決は「十分な住民の合意プロセスを経ていない」と批判。住民アンケートが不適切▽ガイドラインの変更を区議会に説明せず▽専門家の意見を本人に確認せず異なる要約をしたなど、区は区議会に対し、事実に反する説明をしたり、正確な情報を伝えずに結論を誘導したりしたなどとして、「議決には重大な瑕疵(かし)があり、それに基づく契約の締結は違法または不当」と指摘した。

 さらに、「(先行する1期工事では)イチョウが伐採されることなく歩道と自転車道が完成した。同じ工法で進められると信じていた」「(2本のイチョウが伐採されたことは)その場に居合わせた住民を失望させ、深く傷つけた」「(伐採するのではなく)今あるものをうまく生かしていく知恵が、今こそ求められている」などと訴えた。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5J7FHBQ5JUTIL018.html?iref=pc_rellink_01

「区議会議決無効→伐採契約違法」 街路樹巡り2件目の住民監査請求
武部真明2022年5月27日 7時00分
 請求によると、区議会は2021年10月に整備工事の契約議案を賛成多数で議決したが、前提となった区の説明は、専門家の意見をゆがめて報告するなど事実に反する内容だと主張。根拠を欠く議決は無効で、議決に基づく契約も地方自治法違反と訴えている。

 さらに、樹齢50年を超える街路樹のイチョウは、明治神宮外苑地区と同様に歴史的な景観をつくり、ヒートアイランド化する都心には大きく育った葉や枝の茂みでできる木陰が必要だとし、「区の貴重な財産」と指摘。イチョウの代わりに植える計画のヨウコウザクラと、文化的価値や木陰の大きさ、経費、防災機能などを十分に比較せずに伐採するのは、財産の良好な管理などを求める地方財政法の趣旨にも反すると主張している。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ5V6R5JQ5VUTIL02N.html?iref=pc_rellink_03

「故郷を壊さないで」 街路樹伐採に反対の住民が監査請求で意見陳述
武部真明2022年6月11日 9時00分
https://www.asahi.com/articles/ASQ6B6D5GQ6BUTIL00W.html?iref=pc_rellink_02

「伐採工事は違法、中止を」 千代田区の街路樹問題で住民ら提訴
武部真明2022年7月12日 7時00分
 訴状によると、区は「イチョウを残すと2メートル以上の歩道幅を確保できない」とするが、都や周辺の区には「特別の理由があれば1・5メートルまで縮小できる」との規定があると指摘。イチョウ伐採後にヨウコウザクラに植える区の方針に対し、「イチョウと同様の緑陰を形成するのに数十年単位の時間がかかる」と主張。経費や景観、緑陰形成、防災機能などの比較調査が不十分だとして、効率的な運用を求める地方財政法に違反しているとした。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ7C6TP4Q7CUTIL02F.html?iref=pc_rellink_01

「虚偽答弁に基づく議決は無効」 街路樹伐採で反対住民が区長を提訴
武部真明2022年8月8日 21時46分
 東京都の千代田区道「神田警察通り」の整備に伴う街路樹伐採問題で、伐採に反対する住民が8日、樋口高顕区長に対し、工事代金の支払いの中止を求める住民訴訟を東京地裁に起こした。同様の訴訟は2件目。

 訴状によると、伐採の契約を認めた区議会の議決は、「既存の街路樹を伐採しないと道路整備できない」などとする区の虚偽答弁に基づくものだと主張。議決は無効で、無効な議決による契約は地方自治法違反と訴えている。(※一部抜粋)
https://www.asahi.com/articles/ASQ886K41Q88UULB003.html


東京新聞 TOKYO web
神田のイチョウ並木がピンチ… 学生街のシンボル、道路整備で伐採計画 住民は「切らずに活用して」
2022年1月8日 06時00分(井上靖史)
区道路公園課の担当者は「1期の区間とは異なり、荷さばきなどに使う12台分の停車スペースを確保しなければならない」と説明する。1期の歩道と車道は計6メートルあったが、2期工事の停車スペースを設けると4.5メートルしかない部分がある。「円滑な通行を確保するために幹回りが110センチほどあるイチョウを伐採し、幹回りが18センチ以上のヨウコウザクラ39本に植え替える必要がある」と言う。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/153008

住民説明会は伐採通告の直前だった…区議会も周知徹底求めていたのに 千代田区神田警察通りのイチョウ並木
2022年1月12日 07時14分(井上靖史)
 千代田区道の「神田警察通り」に並ぶイチョウ三十二本を区が伐採する問題で、昨年九月に沿道の整備に充てる予算を区議会企画総務委員会が審議した際、委員が「住民にもっとしっかり周知を」と求めたのにもかかわらず、区側が伐採を通告する直前の昨年十二月まで説明会を開かなかったことが、住民の間であらためて問題となっている。

 同委の議事録によると、区担当者は町会長らで構成する「神田警察通り沿道整備推進協議会」を通じて周知していると強調。ただ、並木の維持を求める住民の陳情は議会に毎回のように出されていたことから、自民や公明など保守系議員からも「周知しているなら、なぜ多くの陳情がくるのか」と疑問が噴出した。席上、大串博康副委員長も「温暖化対策をやろうというときにイチョウを切ることに合理性があるか、丁寧に聞かなくちゃだめだ」とくぎを刺していた。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/153695

神田警察通り 今月下旬からイチョウ伐採 千代田区が通知
2022年4月14日 07時08分(井上靖史)
 千代田区道「神田警察通り」の道路整備に伴うイチョウ伐採計画を巡り、区は十三日、今月下旬に着工する方針を住民に通知した。九日に初めて開かれた住民協議会で意見がまとまらなかったことを理由にしている。

 伐採計画は、沿道住民の間で賛否が分かれている。協議会の出席者によると、反対派の住民グループ「神田警察通りの街路樹を守る会」は「イチョウを保存しながらの道路整備は可能」と訴えたが、伐採を望む住民は「イチョウを(区が計画する)ヨウコウザクラに植え替える方が『客を呼べる』」などと主張し、平行線をたどったという。(※引用・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/171591?rct=tokyo_chiyoda

神田警察通りのイチョウ 伐採25日着手 住民は保存要望
2022年4月19日 07時15分(井上靖史)
 千代田区が区道「神田警察通り」のイチョウを伐採する計画に対し、伐採対象区間(二百三十メートル)に掛かる錦町三丁目町会の住民が「イチョウを保存したまま道路整備するよう求める」要望書を、区長と区議会議長宛てに新たに提出した。

 要望書は実名で十四日に出された。提出した主婦らによると、対象区間の町会加盟の住民は五世帯で、うち三世帯が伐採に反対しており、うち二世帯が要望書に名を連ねた。

 主婦らは書面で「伐採は(年明けくらいまで)全く聞かされていなかった。幼少期からギンナンを拾ったり、葉っぱを踏んで遊んだりして親しんできた大切な木だ」などと訴えている。

 区は、伐採の方針を町会長らに説明して理解を得たと主張してきたが、住民たちには浸透しておらず、理解を得られたとは言いがたい状況だ。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/172567?rct=tokyo_chiyoda

千代田区イチョウ伐採 「議会答弁を反故」住民ら指摘
2022年4月21日 06時45分(井上靖史)
 イチョウを保存したまま道路整備をするよう求める住民の陳情を審議した先月十七日の区議会企画総務委では、地域に禍根を残さないよう求める意見があり、印出井(いんでい)一美・区環境まちづくり部長は「対立を生まないよう住民が胸襟を開いて話し合える場を設け、一致点を見いだせるよう努力したい」と答弁した。

 これを受け今月九日、双方による協議が初めてあった。録音しない約束で激しいやりとりもあったとされ、折り合えずに終わったが、区は協議を打ち切り四日後に伐採を通知した。

 区の担当者は「話し合いを続けても平行線が続くだけ」と説明。保存を求める住民や支援する区議らは「話し合いの場を設けたというアリバイづくりをしただけだ」と指摘している。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/172960?rct=tokyo_chiyoda

伐採 区の要綱違反か 神田警察通りのイチョウ 守る会が住民監査請求
2022年4月22日 07時11分(井上靖史)
 二〇一三年に区が整備方針をまとめた「神田警察通り沿道賑(にぎ)わいガイドライン」では、「既存の街路樹を活用する(共立女子学園前のイチョウなど)」と記載。一期工事区間の共立女子前は一八年にイチョウを保存して整備を終えたが、区は昨年九月、「など」を削除。共立女子前以外のイチョウの活用は除外された形だ。区は区議会などで「イチョウを伐採する方針はガイドラインとも整合性が取れている」と説明していた。

 ただ、住民らが伐採方針を知ったのは工事契約の議会可決後の昨年十二月。監査請求をまとめた山下幸夫弁護士は、ガイドラインの改定は軽微ではなく、意見公募がなかったことが住民に伐採が周知されなかった一因とする。また監査請求では、イチョウが放置すると危険な「枯損木」として工事契約が結ばれているが、健全な木であることが調査で分かっているなどと指摘した。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173179?rct=tokyo_chiyoda

千代田区「神田警察通り」のイチョウ伐採 25日に着手 住民ら阻止へ気勢 
2022年4月23日 07時18分(井上靖史)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173378?rct=tokyo_chiyoda

神田警察通りのイチョウきょう伐採 地元住民同士の話し合いは会場時間切れで千代田区が打ち切り
2022年4月25日 07時07分(井上靖史)
 千代田区による区道「神田警察通り」のイチョウ伐採計画を巡り、九日に賛否双方の地元住民が参加して非公開で初の話し合いをした際、進行役の区職員が会場使用の時間切れを理由に会合を打ち切っていたことが出席者の話で分かった。

 区は次の話し合いの機会を設けないまま十三日に伐採を通告。二十五日夜にも伐採する計画だが、先月十七日の区議会企画総務委員会で「話し合いを通じて一致点を見いだせるよう努力したい」とした答弁との齟齬(そご)が浮き彫りになった。

 会合が二時間に及んだころ、区職員が「いったんお開きにする。続きがあれば会場外で」と退室を促したという。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173731?rct=tokyo_chiyoda

「憤りしかない。民主主義がない」 神田警察通りのイチョウ並木伐採 抗議の中、千代田区が工事着手
2022年4月26日 06時00分(井上靖史)
沿道のイチョウ32本のうち30本を伐採、2本を移植する。跡地には新たに39本のヨウコウザクラを植える。工費は3億7000万円。

 区は伐採方針について、町会長や観光協会などでつくる「沿道整備推進協議会」に説明し、合意を得ていると主張する。だが、初めての住民説明会の開催は、業者と工事契約を結んだ後の昨年12月。多くの住民にとって伐採は「寝耳に水」だった。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/173884?rct=tokyo_chiyoda

住民が木にしがみつき中止訴え…現場のずさんさ判明 神田警察通りのイチョウ伐採問題
2022年4月27日 06時00分(井上靖史)
 また、区が「お気づきの点があれば連絡を」と現場に設置した看板に掲示した工事会社の電話番号が誤っていたことが、25日の区議会委員会で区議の指摘で分かった。看板が設置されたのは13日。区議は「2週間近くも誤った番号を掲示していた。この案件はすべからく問題が多い」とずさんさを批判した。

 イチョウ伐採工事を巡っては、初めての住民説明会を区が開いたのが工事契約後の昨年12月だった。この点に加え、区側が「(住民の)賛成、反対派双方の一致点を見いだせるよう努力する」と議会で答弁しながら、その後、双方の話し合いを一度設けただけで終わらせ、伐採を決定したことから、工事中止を求める住民らから批判の声が上がっている。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174095?rct=tokyo_chiyoda

未明に着手、イチョウ2本を伐採 千代田区 神田警察通りの並木 抗議住民を警官隊が取り囲む
2022年4月27日 11時28分(井上靖史)
伐採工事が行われたイチョウ並木=27日午前1時31分、東京都千代田区で(安江実撮影)
「本当に残念。青々と茂った木が切られ、胸の痛みを感じる。話し合いが不十分なまま警察も出動させて工事を進めるなんて異常だ」と憤りをにじませた。区にあらためて話し合いを申し入れるという。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174203?rct=tokyo_chiyoda

東京・千代田区「神田警察通り」のイチョウ伐採問題 これまでの経緯、取材記者の見方は?
2022年4月27日 20時04分(井上靖史)
<取材記者の見方>実際と異なる説明、監査結果待たず着工…目立つ千代田区の不誠実な態度
 千代田区の「神田警察通り」のイチョウ並木伐採に至る過程では、区の周知不足や不誠実な態度が目立った。もともと既存のイチョウを活用すると記載していた指針「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」を一昨年末に改定。大きく方針転換したのに、区議会で昨年、質問されるまで改定について説明していなかった。

 さらに所管の部長は住民に対し、パブリックコメント(意見公募)をしたかのように実際と異なる説明もしていた。

 伐採や改定について、区は町会長や観光協会、有識者などでつくる「神田警察通り沿道整備推進協議会」に説明してきたとする。だが、そこから住民までは浸透しておらず、「いつ、どこで伐採が決まったのか」と疑問が噴出した。初めて住民説明会を開いたのは昨年12月で、既に伐採を伴う工事契約は結ばれていた。

 一連の手続きが不適切だとして今月21日には区民20人が連名で、予算執行しないよう求める住民監査請求を区監査委に出したが、監査結果を待つことなく区は着工した。対立を生まないよう一致点を探ろうとする姿勢はあまりうかがえず、木だけでなく、地域との信頼関係もばっさり切れかねない。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/174204

千代田区イチョウ伐採反対 住民団体が4日「みどりの日」に合わせ見学会
2022年5月5日 06時43分(井上靖史)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/175555?rct=tokyo_chiyoda

イチョウ並木、監査請求中の伐採は違法と千代田区を提訴 区民10人「だまし討ちのよう」
2022年5月6日 19時53分(井上靖史)
 提訴後、原告団の山下幸夫弁護士は都内で会見し、区の伐採について「住民監査請求の意味を失わせる行為をしてはならないという職務上の義務に違反する。今後切られないよう区に突きつけたい」と述べた。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/175851?rct=tokyo_chiyoda

千代田区イチョウ 工事着手1カ月 住民、夜通しで座り込み 伐採進まず長期化も
2022年5月25日 07時05分(井上靖史)
 住民たちは区が伐採について十分な説明をしてこなかったことをとりわけ問題視している。

 沿道整備推進ガイドラインでは「既存のイチョウを活用する」と明記されていたが、区は区議会で改定したことを明らかにし、これに意見公募もなかった。

 住民説明会の開催は昨年十二月で、工事契約後だった。紛糾の末にイチョウを保存したまま整備した一期工事の際、区は「今後は地元と意思疎通を図る」と約束したが果たされなかった。

 区は抗議に対し伐採の構えを崩さない。三本目以降を切らない理由を須貝誠一・区基盤整備計画担当課長は「(住民が木の下にいて)安全を確保できないから」としており、住民がこの場所を離れれば工事を進めるとの考えを示している。

 工事を巡る契約や手続きに瑕疵(かし)があるとして住民監査請求が出され、その請求中に伐採したことへの損害賠償請求訴訟も起こされているが、須貝氏は「方針に影響はない」「訴状は見ていない」と述べている。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/179378?rct=tokyo_chiyoda

千代田区のイチョウ伐採 区内の女性が新たに住民監査請求 意見陳述で契約は「無効」と主張
2022年6月11日 07時05分(井上靖史)
 請求書で女性は、伐採を伴う工事計画や契約について昨年秋の区議会での質疑内容を中心に取り上げた。区側が、街路樹を保存から伐採へと変える大きな整備方針のガイドライン改定をしていたのに説明しなかったことや、それを伝えないまま「(同じ方向で)十年間議論してきた」と説明したこと、事前に聞いた有識者の意見を違った趣旨で説明に使ったことなど「虚偽」を列挙した。

 女性はこの日の陳述で、区が重要な政策決定をする際は住民説明会を行うよう「参画・協働のガイドライン」などで定めているのにしなかったとして「(議決前に)反対もできなかった。私たちにとっていまさらでも何でもない」と訴えた。(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/182818?rct=tokyo_chiyoda

千代田のイチョウ伐採 住民監査請求を棄却 区監査委員
2022年6月22日 07時16分(井上靖史)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/184880?rct=tokyo_chiyoda

イチョウ伐採 千代田区が工事再開準備 区議会、手続き違反指摘も
2022年7月1日 07時14分(井上靖史)
 三十日の区議会代表質問では、大串博康氏(公明)が整備に関し「手続きは区が内部規範とする区政への参画・協働ガイドラインに沿わないのに、議決が行われてきた」と指摘した。

 樋口高顕区長は「地域のシンボル道路にしてにぎわいを取り戻して、という意見がある」と強調。区幹部は「手続きは適法」と述べた。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/186779?rct=tokyo_chiyoda

「神田警察通り」のイチョウ並木伐採、工事費支出差し止め求め住民ら提訴 「住民意向聞かずに契約は違法」
2022年7月11日 18時42分(小嶋麻友美)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/188948?rct=tokyo_chiyoda

千代田のイチョウ伐採 慰謝料など請求訴訟 東京地裁第1回弁論 原告「工事作業車に震える」
2022年7月13日 07時17分(井上靖史)
「切られた光景が頭から離れず、工事作業車を見ては指先が震え、トラウマ(心的外傷)になっている」
「区の要請で出動した警察が区に工事を中止して住民と話し合うよう提案したが、区は無視して伐採した。強いショックが今も残る」(※一部抜粋)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/189248?rct=tokyo_chiyoda

神田警察通りイチョウ 伐採巡り住民提訴
2022年8月9日 07時16分(井上靖史)
 千代田区道のイチョウ伐採問題で、事実に反する区の説明を基に区議会が工事契約を議決したのは違法だとして、区内の女性会社員が八日、工事費の支出差し止めなどを区長に求める住民訴訟を東京地裁に起こした。女性は五月に住民監査請求したが棄却。同様の訴訟が既に提起されており共同訴訟となる見通し。

 訴状によると、区議会は通りの整備に関し「大方の合意を得ている」などとした区の説明を基に工事契約を議決し、区は四月に業者と契約。しかし、一昨年、整備方針は木の原則保存から伐採へ変更された上、住民説明会などもなく契約は無効としている。女性は「プロセスに瑕疵(かし)があり、怒りを覚えた」との談話を発表した。(※引用)
https://www.tokyo-np.co.jp/article/194701


RBA OFFICIAL
2022/06/11(土) 17:38
「見事」「素晴らしい」監査員弁護士 女性陳述を絶賛 街路樹伐採 住民監査請求
投稿者:  牧田司
 千代田区議会が「神田警察通り二期自転車通行環境整備工事」議案を議決し、工事業者と交わした請負契約は地方自治法違反であるから工事を中止し、公金支出を差し止めるよう求めた住民監査請求に関する意見陳述が6月10日行われ、整備エリアに住む請求人の女性(25)が約30分にわたって議決には瑕疵があり、議決は無効と訴えた。監査員の野本俊輔弁護士は「見事な意見陳述。これまで(意見陳述を)何件も担当してきたが素晴らしい」と絶賛した。

 この問題については4月21日付で、「神田警察通りの街路樹を守る会」の住民ら20人が工事契約は違法として監査請求を行っている。今回の請求人は一人で、5月16日付で受理された。審査結果はそれぞれ受理された日から60日以内に出されることになっている。

 以下、今回の意見陳述全文を紹介する。

 本監査請求の趣旨は、樋口高顕千代田区長が2021年10月14日、「神田警察通り二期自転車通行環境整備工事」のために大林道路株式会社との間で締結した工事請負契約が無効な議決に基づく違法な契約であるという点です。

 街路樹を伐採しての道路整備工事に関し、千代田区は「千代田区議会で議決された」と主張しています。しかし、議会における議決の判断の基となる議案の説明は正確さを欠くのみならず、虚偽の内容もありました。そのもとに行われた議会の議決は住民の意思を反映したものとは言えず、後述します地方自治法96条1項5号の趣旨に反しており、無効であります。よって、その無効な議決に基づく工事契約は違法であり、樋口高顕千代田区長及び印出井一美環境まちづくり部長は本件の既払金を区に返還すべきです。また、違法な本契約に基づく工事は中止すべきであり、本件の残代金支払いに関する公金支出を差し止めるべきです。監査委員の皆様には、地方自治法242条4項に基づき、区に対し神田警察通りのイチョウ伐採行為の停止勧告を行って頂きたく、本日意見陳述させて頂きます。(※一部抜粋)
https://www.rbayakyu.jp/rbay-kodawari/item/6557-2022-06-11-08-44-57

2022/07/01(金) 17:18
街路樹伐採やめて 住民の監査請求棄却 千代田区監査委員 区のアリバイ作り追認
投稿者:  牧田司
 ひどい裁定だと感じたのは、「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」に当初盛り込まれていた「豊かに育った既存の街路樹を活用する(白山通りのプラタナス・共立女子前のイチョウなど)」の「など」を削除したのを、監査委員は「部分的な変更」とさらりとかわしたことだ。「部分的な変更」ではないことは弁護士であるお二人の識見委員の方が一番よくご存じのはずだ。

 法律や公文書に使われる「など」は、あれやこれやを例示する副助詞ではなく、その逆だ。脱法行為を排除するため縛りをかけているものが多い。例えば、調整区域内で建築できる都市計画法第34条第1号(店舗等)では、「業種一覧表」に数十種の業種を例示している自治体もあり、コンビニの営業時間を定めている事例もあるほどだ。

 最大の論点である道路整備工事に瑕疵があると監査請求者が主張していることに対し、監査委員が下した「工事契約に錯誤による瑕疵があったとはいえない」という判断も納得できない。

 今回の監査結果は、平成23年に区が発表した〝伐採ありき〟の「神田警察通り沿道賑わいガイドライン」のシナリオを完結させるために下請け・補助機関化した町内会組織を操り、アリバイ作りに奔走してきたことを監査委員はコピペするように追認したとしか思えない。

 監査委員に求められる「(倫理規範)監査委員は、高潔な人格を維持し、誠実に、かつ、本基準に則ってその職務を遂行するものとする」(千代田区監査基準第4条)「(独立性、公正不偏の態度及び正当な注意)監査委員は、独立的かつ客観的な立場で公正不偏の態度を保持し、正当な注意を払ってその職務を遂行するものとする」(第5条)文言がむなしく響く。(※一部抜粋)
https://www.rbayakyu.jp/rbay-kodawari/item/6583-2022-07-01-08-22-31

2022/07/12(火) 23:37
イチョウ伐採に「精神的苦痛を受けた」 住民訴訟の第1回公判 原告が意見陳述
投稿者:  牧田司
 だが、しかし、今回の問題は、街路樹の立場を抜きにしても、どう贔屓目にみても落ち度は千代田区にある。住民合意のイロハである地域住民の声を聞いていないことが明々白々だ。当然踏むべきプロセスを全く経ていない。第Ⅰ期工事で「説明不足」と認めイチョウを残しながら、その意趣返しのように第Ⅱ期では〝伐採ありき〟を貫いてきた。

 専門家の声を「聞き置く」にとどめ、町会組織を下請け機関のように扱い、子供だましのような恣意的なアンケートを実施し、ひたすらアリバイ作りに狂奔してきた。SDGsやESGの視点は欠片もない。(※一部抜粋)
https://www.rbayakyu.jp/rbay-kodawari/item/6593-1

2022/08/08(月) 23:05
イチョウ伐採中止求める国家賠償・住民訴訟 千代田区で3件目/街路樹を原告にしたら
投稿者:  牧田司
 今回の提訴について、原告女性は「伐採に反対するのは、自分の故郷を守りたいからです。区は『つなぐまち神田』として、『まち』『緑』『歴史』『文化』『人』のつながりを通して、まちの個性と魅力を価値へとつなげるまちづくりを目指すとガイドラインにも記載しています。しかし、環境まちづくり部は、住民の意に反して神田警察通りのイチョウを伐採することで『まち』『緑』『歴史』『文化』『人』を壊しただけでなく、私たち住民の関係性も心も全てを壊しました。街に『賑わい』があれば、地域の分断はどうでも良いのでしょうか。『人中心のまちづくり』を謳っていながら、なぜ地元住民の反対を押し切ってまでイチョウの生命を奪うのでしょうか。私たちは道路拡張工事に反対しているのではなく、一期区間のようにイチョウを残して道路整備をしてほしいだけです。なぜその方法を模索しないのでしょうか。私たち住民の決意も虚しく2本の伐採が強行され、依然伐採中止の決断がなされず毎夜の木守りを余儀なくされていること、住民間の溝が深まり続けていくこと、住民の意思が反映されないまちづくりが行われること、その全てに終止符を打つべく今回住民訴訟の提訴に踏み切った次第です」とコメントを寄せている。

 今年7月11日に行われた千代田区議会の企画総務委員会の議事録(未定稿)を読んだ。神田警察通り道路整備に関する早期実施、設計変更を求める陳情について論議するのが主なテーマだが、イチョウ並木の伐採に反対する関係者の神経を逆なでし、挑発するかのような区の部課長の発言が目立った。

 「本会議でもご答弁申し上げたとおり…道路の附属物である街路樹の存在が『やむを得ない場合』には該当しないものと認識してございます」(須貝基盤整備計画担当課長)「樹木は、街路樹は道路附属物でございますので、先ほど課長から答弁申し上げたとおり、道路附属物として更新することが可能ですので、それをしていくということが基本だというふうに考えています」(印出井環境まちづくり部長)などと、約1時間の論議の中で6回、念仏のように「街路樹は道路の附属物」と語った。

 街路樹が「道路の附属物」というのは法律用語ではあるが、伐採してしまえば元に戻らない、代替えができない性格を帯びている。今回、是非が問われているⅡ期工事のイチョウ30本は樹齢60年の成長段階にある樹木だ。これまで何度も書いてきたので繰り返さないが、更新が予定されているヨウコウザクラと比較してその効用・価値は全く異なる。

 イチョウを伐採することは、企画総務委員会と本会議で多数決によって議決はされているが、議決に瑕疵があったことは企画総務委員会の委員長自身が認めている。

 また、議事録では一方では「原則」を貫き、他方では「原則」を無視し、さらにまた、関係者の「声」をそのまま取り入れ、学識経験者の「声」は聞き置くだけとするなど一貫性・公平性に欠く発言を部課長は繰り返した。(※一部抜粋・一部カラーリング)
https://www.rbayakyu.jp/rbay-kodawari/item/6627-3


「神田警察通り」街路樹伐採計画と反対運動(1) -事例から考える日本の都市樹木再生-
2022.04.25 コラム
https://stageforgreen.org/archives/column/2142/
2022.04.26 コラム(2)(3)
https://stageforgreen.org/archives/column/2156/
https://stageforgreen.org/archives/column/2171/


2022.08.17 # ライフ
世界から大きく取り残されている、日本の「都市再開発」の残念な実態
環境倫理学からの提言とは?
吉永 明弘法政大学人間環境学部教授
https://gendai.media/articles/-/98596


【寄稿】戦後復興、開発の波から緑を守った東京都、70年経った今は真逆に… 東洋大・大澤昭彦准教授
2022年5月18日 06時00分 東京新聞 TOKYO web
https://www.tokyo-np.co.jp/article/177958

 

#イチョウ強行伐採 #樋口高顕千代田区長 #印出井一美環境まちづくり部景観・都市計画課長事務取扱計画担当部長 #須貝誠一環境まちづくり部基盤整備計画担当課長 #加島津世志まちづくり担当部長 #桜井ただし千代田区議会議員 #嶋崎秀彦千代田区議会議員・環境まちづくり特別委員会 #印東大祐千代田区監査委員 #野本俊輔千代田区監査委員 #河合良郎千代田区監査委員 #自民党 #住民投票 #リコール


地域の若い担い手と環境(未来)

2022-08-18 12:16:16 | リンクフリー記事(拡散希望)

ブログ拝見しました。

胸襟を開く、より、もう腹を割って話しませんか?

 

追記:2022/08/19
 山路を登りながら、こう考えた。
 智に働けば角が立つ。情に棹させば流される。意地を通せば窮屈だ。とかくに人の世は住みにくい。
 住みにくさが高じると、安い所へ引き越したくなる。どこへ越しても住みにくいと悟った時、詩が生れて、画が出来る。
 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、寛容て、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世を長閑にし、人の心を豊かにするが故に尊とい。
夏目漱石「草枕」冒頭。