土手猫の手

《Plala Broach からお引っ越し》

思う、今日この頃

2014-03-21 08:30:55 | 日記
そらジローと、くもジローは、ぽつリンの好きなキャンディ(雨=アメ)をちゃんとお返し(ホワイトデー)したのかな~?? とても心配。


every.花壇のチューリップの芽、なんでそらジローのだけ撮ってくれないのーーーっっ!!
(ネットで見てない人にも見せてあげてよ!;) とても不満。


そらジローの、いねむり動画リアルだね~! とても満足?
https://www.facebook.com/photo.php?v=524757477643383&set=vb.221370897982044&type=2&theater


小熊ちゃん(小熊美香アナウンサー)が、今日で every. を卒業しちゃう;
最初の頃、声だけ聞いて、凄くニュースに適してる明瞭で落ち着きの有る声で、「いいな、誰だろう?」と思ったんだよね。
来週から(every. で)小熊アナの綺麗な声が聞けなくなるのかと思うと、とても残念。
(伊藤綾子さんといい、綺麗な人が揃っているよね)


さて、時間が無いので雑談はこれくらいにして。



難民の旅は、【つづく】* つづき *

Plalaから、ブログのエクスポートツール提供の案内が届いたのは3/14。
予想はしてたけど、移行先は gooブログ推奨だそうで、他を考えていた自分としては、上手く移行出来るか(面倒?)ちょっと心配。

gooは、右カラム(サイドバー)に変更(カスタム)が出来るのはいいとして、テンプレートに気に入ったのが無いのがネックなんだな~;
(gooの猫、子猫が可愛らしすぎてイメージじゃないのだよ;)
やっぱ、当初の予定通りで行くかな~; と思う今日この頃。

それにしても。
エクスポートファイル作成完了まで、一日程度かかるとか言うし。
(申し込みが集中した場合は数日かかる場合が有ると書かれてたのには吃驚した;)

取り敢えず、今はそんな時間取れないので、引っ越しはまだ(まだまだ;)先になる予定です。


と言う事で(?)。
移行ネタの記事もぽつぽつと見かけるけど、Exciteに移行したって話はまだ見てないので、どなたかトライした方がいらっしゃったらレポートをお願いします。
とか思ってる。今日、この頃です。


「やり残したものたち」(転載)

2014-03-18 19:11:30 | 夢日記/感興小説(改稿)
   「やり残したものたち」

                          本居 寝子

 音は、そこに介在したか。余りにも昔のことで……今となっては、もう思い出せない。

 数十年も前のことだ。私は一人列車に乗っていた。
 山肌の斜面を走るレールの上で、何を思うわけでもなく最初から……私はここに居た。
 何の気なしに辺りを見回してみても、私以外の者の姿は見えない。ボックス席の向かいには客は居らず、南に面した窓からは、少しばかりの後ろと前(まえ)が見て取れるだけで、この車両の外(ほか)は解らない。
 見えるのは、この中と、左に見えてくる前(さき)ばかりで。代わり映えのない景色を、いつからか、私はずっと眺めている気がした。
 列車は緑の中を抜けていた。山肌と木々の間に挟まれて、いったい今は……どこだろう。いつになったら、着くのだろう。ぼんやりと、そんなことを考えていた。
 そうして、どれくらいそこに居たのだろう。緑の稜線が切れる時が遂に来た。
 溢れん力が突如として現れた。それは永く「穏やか」に慣らされた目には、余りに濃密な色だった。水平線も地平線も空の境さえも、色が全てを圧倒した。

 黄色。底が覗けないほどの、どこまでも不透明な黄色が遥か広がる。前(さき)の前まで埋め尽くす、鮮やかな色を湛えたそれは、河だった。
 光は黄金(こがね)だけを跳ね返し、外(そと)の景色を消し去った。全てが黄色に覆われて、私は窓に全てを奪われた。時間も距離も消え去った世界の中で、私は二つの目になっていた。
 果てのない色の……その中で。やがて、一つの色が浮かび上がった。白い、それは真っ白な水瓶だった。
 彼方に在った白は次第にそれと、水瓶には不釣り合いな大きさと、知らしめす。
 瓶の三分の一のほどの身丈か、汀には女達が、浸かった瓶の傍らでは、女達が洗濯をしていた。袖を、長い裾を膝の上までたくし上げ、笑い合い、互いに自らの持ち物を黄色の中に濯いでいた。
 黄色は、洗う足も着物も、濃いその中に見え隠れさせるだけで何も、白さえ染めていなかった。
 何故だろう、何もかも圧倒するほどなのに。染めようとしない色。
 何故だろう、何もかも圧倒するほどなのに。何にも染まらない色。
 私は、そんな思いに捕われた。
 いつしか、女達は消えていた。

 そして。溢れんばかりの光の中で、全ては輪郭を失い、融ける境界線の中に再び奪われていく。黄色の、白と黄色の境界線に。
 白と黄色の、境界……
「これは!」
 いつの間にか向かいの席にいた私は思わず列車を止めていた。
 あれは?
 胸が騒ぐ。手を当てる。鼓動が伝わる。
 あれは? あの色は、温かいのだろうか、冷たいのだろうか。
 あの色はオレンジの鮮やかな香りが、味がするのだろうか。
 あれは……
 開けた扉から斜面を見下ろして。深く息を吸い込んで。
 列車を止めた私は、湛える色の中へ降りて行った。
 列車も線路も消えていた。
 
 ……私は。

 そして今、私は泳いでいる。東の空を泳いでる。

2009.8.31「Open Sesame」初出。
http://pub.ne.jp/nekome9_1/?entry_id=2389434

2014.3.18 修正・改稿。

《Plala Broach「土手猫の手」2014.3.18》


三年

2014-03-10 06:41:08 | 制作日誌
二年越しで書いている、というか書き直してる書き足してる(一年ごとに一つ書き足して、三作の連作で完結になる)短編を、今月中には終わらせて、新たに書き始めているものに移りたい、今日この頃。

「環状線の虹」は(前に書いた「数行手を入れた」以外に)ラストを軌道修正、最初の「スタンス」に戻したいと考えている。

直したり、書いたりしている。