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虎(黄にゃんこ)と馬と猫

競馬とタイガースと時たまねこのお話

加納&板木

2009-05-26 10:42:13 | 散歩街歩き日常
「レインレインボウ」加納朋子
「シンデレラ・ティース」板木司


創元推理推奨(自分的に)作家の別出版社バージョン2冊


加納朋子は油断しているととんでもない所に運ばれるというか、最近読み返した初期作品から、完全に自分の世界を構築したな。というか
いや北村薫風と思っていたのは、また当時の自分の読み方の問題で、当時からちゃんと自分の世界が散りばめられているのも確認したばかりですが
まだ未読があるので楽しみ

板木さんはまず期待通り

ザ・ラストチョイス

2009-05-20 09:40:43 | 散歩街歩き日常
先日またひとつ年をとったわけですが、カバンをいただいてハテ困った


どこか気に入ったところがあれば、なにか言える
ガラが好みだとか色がいいとか
このポケットは使えるとか
リーズナブルだねとか
なんとかかんとか

だが、一通りひねくり回して絶句したままになってしまった

自分で探したらまず間違いなくラストチョイス
つまるところ最初にハネるだろう代物

この年になるとサイズからポケットの位置から数から、中のパーテーションまでカッチリと理想ができている
だからこそ、たまに外角から価値観をゆすぶられたりすると目からウロコ なんてこともあるが…

実用品て難しいね
しかしまぁ
ごめんよ

ひとがた流し

2009-05-15 02:56:13 | 散歩街歩き日常
映画の宣伝CMみたいでやなんですけど、事実なんだから仕方がない
「泣いちゃいました」


『ひとがた流し』北村薫

解説を読みながら、朝日新聞に連載するということは知りつつスルーしていたこととか、本屋に並んでいるのを見ながら通り過ぎていたことを思い出した

かなりページが進むまで、これまでのミステリ系ともファンタジー系(あるいはSF系)とも違う
けれども同じ新潮文庫から出ている「時と人シリーズ」に繋がるのは確か…などと分類に気を取られてもいた


しかし読み終わった今は、やはり大好きな北村薫の作品を読めて幸せだなぁ…という気持ちで一杯だ
分類なんて関係ない
これは紛れもなく「北村薫の作品」

暖かくて厳しく
優しくて容赦がない

評論的な作品、アンソロジーなどを間に読んではきていたが、「北村薫の小説をずいぶん読んでいない」という渇望がまとめて癒された
(既刊の読み返しはずいぶん繰り返してましたが)


もっと語りたい
誰かと話したい
そんな気持ちをグッと我慢して…あと一言
良かったら読んで下さい

関西独立リーグ

2009-05-10 17:30:25 | 散歩街歩き日常
なんのしがらみもない野球を求めて、フラリと来訪

一般の人には、ナックル姫の試合を神戸スカイマークサブ球場に見に行った…という乱暴な説明が分かりやすいかな?
(吉田えり本人はブルペン入りもなし)

ご近所のおばちゃんに「小さい選手ばっかりでポロポロしてねぇ」とか「オリックスが神戸から撤退していく」とか情報をもらいつつ

「今年の阪神あかんねぇ」とか「始球式は近所の小学生」とかダラダラおしゃべりしつつ、なかなか楽しく観戦

日差しのきつい中、観客は600人弱
もっと近かったら文句ないんだけれどな


画像は神戸牛ステーキバーガー1200円なり
食べにくいが、お得な一品かと思います


あ そういえば試合は
藤田平率いる紀州レンジャーズが、中田良弘率いる神戸9クルーズを7-2で下し、阪神タイガースOB対決を制しましたマル

消えたドードー鳥

2009-04-25 07:41:00 | 散歩街歩き日常
「消えたドードー鳥」
ジェーン・ラングトン


ハヤカワのミステリアスプレス
なんか定評があったと記憶していた作品だけど、ノリが合わずに文章が意識を上滑りしていく

物語がどこに向かうかよく分からないまま、返却期限がきたし放り出した

死体をどうぞ

2009-04-21 23:43:47 | 散歩街歩き日常
「死体をどうぞ」
ドロシー・L・セイヤーズ

パズルや暗号の部分は飛ばし読み
アリバイやら時刻表やら贅沢に詰め込まれているけど、個人的にはそこまでして分厚くしてくれなくても…


雰囲気は結構楽しく、この時代の教養があればもっと高度に楽しめるのかな…とは思った
けどまあ、よほどでないと別の作品まで手は伸びないか な

スカイマークスタジアム

2009-04-13 17:04:01 | 散歩街歩き日常
ネタを1日無駄に寝かしてしまった!


「綺麗な球場だよ」
とよく聞くスカイマークスタジアム
地元ながら行ったことがなかった
忙しくなる前に一度…と思ったら明日(土曜日時点)を逃すと24日まで試合がない
…というわけで突発的に予定を決めて観戦出発
よく文句言われるんです「行動が突然過ぎる」


まあよい
バファローズvsマリーンズ
正直ナメていて、フラッと行って見て帰る…つもりが、チケットに並んで、ビールに並んでいるうちに楽に1時間近く費やして、席に落ち着いた時には1回表が終わっていた
バッティング練習も少し見れるかな…とか浅はかでした
まだイメージは古いパ・リーグ
頭の中で人気上昇を分かっているつもりで、(所詮はオリックス)そんな気持ちが染み付いていたようです
ゴメンナサイm(_ _)m


天気はよし
素晴らしいビアガーデン日和
かなり満員に近く、一塁側内野席はかなりメガホン叩きがうるさかったが、三塁側2階はかなり落ち着いて野球を見れる環境
たださすがに普段ほどストライクボールの判別まではできなかった



途中からラジオのTG戦に気を取られて、集中力を欠いたのが少し残念というか申し訳なし

大体キッチリ3時間で試合終了
…と同時に球場を飛び出せば1時間以内に帰宅
便利だね

試合?バファローズが勝ったみたい


【反省点】甲子園感覚でいたら売り子少ない!

今度は全部買い込んで持ち込みしてやるから!

寺めぐり

2009-04-08 17:36:55 | 散歩街歩き日常
母の運転手その2

勝尾寺と善峰寺ともうひとつ
昼は畑井というお店でタケノコそばをいただく


写真は勝尾寺のダルマおみくじがアチコチに放置されているところ
500円が一つ二つ…数える私は下世話でしょうか?


どこのお寺も、よく儲かってます

若竹七海祭り

2009-04-06 15:35:40 | 散歩街歩き日常
いろいろ一気に読み進めている若竹七海

まだご本人の懐が潤う形で読んでません…ゴメンナサイ
今度文庫買います

「悪いうさぎ」葉村
「依頼人は死んだ」葉村
「ヴィラマグノリアの殺人」葉崎
いわゆるシリーズっぽい作品群
プロット自体はすごい斬新とかでなくとも、必ず作者の味があり、仕掛けがされているので油断していると、最後に切られる
たまに行き過ぎやりすぎとか思うこともあるけど…
「スクランブル」
1995年あたりに、友達の披露宴を機に高校時代の事件を振り返る…筋立て

作者プロフィールで自分より10個上、つまりもう四十路なのに気付いて驚いたことを再確認する内容
いろいろと若さが滲み出つつ、必ず通り過ぎないと先に進めない

作者にも読者にも
そんな話

1999年の終末をボンヤリ信じていた
醜い中年になんてならないよ そんなことを考えていた世代のお話
ふうヤレヤレ

スローグッバイ

2009-04-04 23:43:18 | 散歩街歩き日常
「スローグッバイ」石田衣良

こっちがひねくれているのか、暗転を予想しながら読んでは拍子抜け…全てハッピーエンド的な恋バナ数点

あるいはセックスのお話

甘ったるいような、くすぐったいような、納得できるような、たまにはありかな
こんな本

サイキック青年団消滅

2009-03-16 15:36:37 | 散歩街歩き日常
放送開始時間に気づかず、予約していたラジオの時計が遅れ気味

自分が聞くことができたのは、延々と流れる無味乾燥なBGMと、ABCラジオ社員の平板な説明の尻尾だけだった
誤解を与える不適切な内容があり、関係者に迷惑云々
あと3週ほどで天寿を全うする直前の打ち切り

もっと昔に同じような終わり方をする可能性はなんぼでもあった
むしろ、番組のらしい終わり方な気はする

素早くwikiの項目が書き換えられていたのは笑ったが、最後まで伝説を増やしたなら、本望…かな

寂しいけど さようなら