『ハサミ男』の感じのを読めるかなーと思って、借りてきた。
全然違った。
「謎と企みに満ちた本格」と背表紙にあったから、ハサミ男とは違うかもなー、と思ってもいたんだけどね。コレを本格というのかい?
雰囲気は本格。怪しい雰囲気の町。古い旅館。奇妙な登場人物。風変わりな探偵。バッチリ😋👍。
でも、犯罪の背景が浅い。恨みつらみとかじゃないしさー、おおきな犯罪でもないし、いや、そもそも犯罪…はあったけど、死んだのは犯罪じゃないしな。
でも、かるーく、本格(の雰囲気)を味わえて、アリ。軽い。短いし。
で、また、『樒』と『榁』で探偵役が違うのに舞台が一緒ってのも、一風変わってて、良いと思った。
「本格?」とは思うけど、好きですよ、こういうの。
えーと、これも「本格」と思って借りてきたけど、背表紙にはそんなことは書いてなかったな、今確認したところ。「ついにミステリは究極の名探偵を現出せしめた!」って書いてある。それも違うだろー。いや、皮肉か?そういう意味での究極?
あ!書いてあったよ!背表紙に!「本格ミステリ 新時代の幕開け」
これは…私が思うに、本格ミステリでは無い。
これは…私が思うに、本格ミステリでは無い。
ミステリーの要素もあるけど。ホラー……妖怪もの……ファンタジーかな!探偵はもう全くミステリ気分なんでしょうが。
好きですよ。面白いです。こういう雰囲気好き😆。
でも、本格ミステリじゃないですよ。誰ですか、この宣伝文?を書いたのは。シャレなのかな?