私(もうかなりの高齢)はもう間も無く、ベッドの傍にいるこの中年女性(実在しない)に薬(白い錠剤2錠)を飲まされて、安楽死をさせられるのだ。
させられるったって、自分で納得の上、決めたことだ。
私はどっちみち、病気で長くは生きられないのだから。自分で安楽死を望んで決めたのだ。
だけど、もう間も無くで、自分のこの人生が終わるのかと思うと、ちょっとさびしい。そしてちょっと悲しい。安楽死をやめようとは思わないけど、ちょっと悲しくてさびしくて、泣いてしまいそうだ。
自分で決めて納得ずくの事だったけど、そうか、自分の人生を終える瞬間には、こんな気持ちになるものだったのか。
〇〇さん(実在する人物)のリハビリ、途中で離れる事になっちゃったな。〇〇さん、怒るだろうか。
でも、私が死んだ後、私の健康な内臓がほかの人に移植される事になっているからそれを知ったら許してくれるかな。
と、思っている夢をみたのでした。
こんな夢は初めてで、面白かった!
何が面白いのかといえば、死ぬ直前の気持ち。
実際、死ぬ直前には、こう思うのかな。「自分のこの人生が終わるのかと思うと、ちょっと悲しくてさびしくて、泣いてしまいそうだ」と。
と、思うなー。こんな感じなんじゃないかなー?結構いい線いってると思うなー。まー、こんな感じだったらいーよねー。
と、この話を、夕食時にしたら、父の動揺がすごかった。
テレビのチャンネルを次々と変えて、わけわからん時代劇に落ち着いた。そして、母に「これ見るの?」と2回言われて、いつものニュースに戻してた。
自分の死の事を連想して慌てたのか、私の死を想像して慌てたのか。
あの動揺っぷり。だいぶ死とは遠いところに居る(死ぬ事について考えてない)んだな、と思ったよ。