この前の窯焚きで
うまくいかなかった作品が少々あった
うまくいかなかったAは
素地のなかの不純物がガス化してピンホールを作ったもの38点
うまくいかなかったBは
灰釉の温度があわなくて煮立った状態のもの14点
Aのピンホールは
ほとんど1箇所針の先ほどの穴ができてしまって
泣く泣く処分
どうせなら1点に38個の穴があいて欲しかった
Bの煮立ったものは温度を少し下げ
焼き直ししたら良くなった
大体は焼き直しして良くなることはないのだが
こういうこともあるんだねえ
この焼きに至るまで
作りの段階ではじかれる物もあり
たとえば
100個作って70~80ぐらいが完成品となるというイメージ
場合によってはほとんどダメって時もあるんだよねえ
物づくりしている人はこの感覚わかっていただけると思う
丹精込めて作っても商品にならないものが出来てくること
あるいは
子育てでも
思ったとおりにはいかなかったこと
そんなもんなんじゃないかな
最初は
何故ダメだったのかすらわからない
試行錯誤しているうち
原因が見えてくる
それも色んな要素がまじりあってる場合がある
そんなことを繰り返して
今の世の中があるんだろうけど
こういうことをいつまで繰り返さなければならないのかねえ
そしてまた
考え方を変えてみると
ピンホールが1つあることが問題なのか?と思ったりもする
まあ
曲がったキュウリが売り物にならないってことに疑問を持つことに似てますが
そんなに完璧でなければならないのかねえ
そのように心がゆれながら仕事をしております
60歳になったら隠居して
自由に好きなものを作って過ごそうかなあ
「定年が あってもなくても 年はとり」
「半月に これから満るか 問うてみる」
「問題は 我が作ってる かもしれぬ」
うまくいかなかった作品が少々あった
うまくいかなかったAは
素地のなかの不純物がガス化してピンホールを作ったもの38点
うまくいかなかったBは
灰釉の温度があわなくて煮立った状態のもの14点
Aのピンホールは
ほとんど1箇所針の先ほどの穴ができてしまって
泣く泣く処分
どうせなら1点に38個の穴があいて欲しかった
Bの煮立ったものは温度を少し下げ
焼き直ししたら良くなった
大体は焼き直しして良くなることはないのだが
こういうこともあるんだねえ
この焼きに至るまで
作りの段階ではじかれる物もあり
たとえば
100個作って70~80ぐらいが完成品となるというイメージ
場合によってはほとんどダメって時もあるんだよねえ
物づくりしている人はこの感覚わかっていただけると思う
丹精込めて作っても商品にならないものが出来てくること
あるいは
子育てでも
思ったとおりにはいかなかったこと
そんなもんなんじゃないかな
最初は
何故ダメだったのかすらわからない
試行錯誤しているうち
原因が見えてくる
それも色んな要素がまじりあってる場合がある
そんなことを繰り返して
今の世の中があるんだろうけど
こういうことをいつまで繰り返さなければならないのかねえ
そしてまた
考え方を変えてみると
ピンホールが1つあることが問題なのか?と思ったりもする
まあ
曲がったキュウリが売り物にならないってことに疑問を持つことに似てますが
そんなに完璧でなければならないのかねえ
そのように心がゆれながら仕事をしております
60歳になったら隠居して
自由に好きなものを作って過ごそうかなあ
「定年が あってもなくても 年はとり」
「半月に これから満るか 問うてみる」
「問題は 我が作ってる かもしれぬ」