栃木県はが郡の

陶工のつぶやき

夕立に会わず良かった

2015-06-15 23:09:27 | 雑記
就活のため帰省していた息子が

予定では明日帰るはずだったのだが

明日の天気があまり良くないと言う予報で

急遽今日帰る事になった

オートバイなので

天気は重要なのである

ネットで自宅からの距離を調べてみると

約260キロ

いつもの道路状況ならば約6時間の距離である

125ccのオートバイなので高速は通れないのだ

まあ

参勤交代の時代から比べると

それでもうんと早いのだとも思われる

親としては

無事に着くだろうかと

いつもハラハラするのだけれど

自分が二十歳のころの事を考えると

親が手出しも口出しも出来ないのである

ただひたすら

無事故を祈るよりないのである

そうして

ほぼ予定の時間に

「着いた」と言うメールで

夫婦ホッとするのである

自分が二十歳のころはメールなどというものもなく

公衆電話を探して伝えたものだが

便利な世の中になったものである

最近引出しの中から

3年前に亡くなった父からの手紙が出てきた

「こちらは元気だ。体に気をつけて頑張りなさい。」

と言う文字がならんでいる

子を思う気持ちは変わらないのである

来年には大学を卒業するはず

一応親の努めは果たしたとも思う

妻は

色々な物を持たせたりして世話をするのだけれど

私はあえてなにも持たせないことにする

「親よりも 大きな燕 飛び立ちぬ」