活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

さくら紀行1 花より団子、法多山(はったさん)

2012-04-11 11:08:05 | 活版印刷のふるさと紀行
 ようやく桜が咲き始めて人並みに花見ツアーをしました。その報告をいたします。
 
 最初に訪ねたのは新幹線を静岡で降りて、袋井へ。 目指したのは法多山尊永寺。
お膝元ですから今川家の庇護を受けた真言宗の古刹、725年に行基によって建立された
といい、御本尊は正観世音菩薩です。

 ところで、ここは桜でも有名ですが、名高いのは「厄除けだんご」。
 これぞ、まさしく《花より団子》ではありませんか。参詣をすませたあと、だんごの
店に駆けつけたのは当然ですが、それがスンナリ直行とは行きませんでした。
 というのは、満開の桜を見ながら参道を行く往路はいい気持ちでしたが、本堂に到着する
までに、ながーい石段が待ち構えていたのです。息をはずませながら参拝というかっこうに
なりました。参拝をすませ、復路は「下山道」の矢印をたよりに下りていきます。どうやら
お参りせずにはだんご屋さんには行けないルートづくりがされているようでした。

 さて、お楽しみのために現物写真はお見せしませんが、だんごはこうです。
 1つが4本の串に米粉の白いだんごが刺されていて、たっぷり、あんこがまぶしてあり、
2つセットで200円也。あまさも上品でほどほど。これぞ将軍家命名の有難い厄除けの
「くし団子」と納得の味でした。ラッキーにもさくらの香りのする新種の開発中とかで、
アンケート付きで新製品を試食させてもらい、甘党としてはイタク満足でありました。
まさに花より団子でありました。

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