三連休の初日、六本木で傍島利浩さんの「iSnap4s+6」というiphone写真展をみてきました。以前からお名前も建築写真家としてのお仕事ぶりも多少、存じてはおりましたが、初対面、名刺交換からスタート。
四面の展示壁面に全部で200を超える作品がA3大でピンナップされていました。よくある額装された作品がたっぷりした壁面に飾られている写真展とは勝手が違うところが気に入りました。作品ごとのキャプションもありませんし、観客がめいめい傍島さんがどういう意図でこの被写体を切り取ったのか自分の感性を試されるようで一点、一点をゆっくり見させていただきました。
展示が題材というか、撮影分野別になっているわけではありませんし、わざと無差別にピンナップされているところも気に入りました。あえて作者にうかがったわけではありませんが、「私が自由自在にアイフォンで切り取った世界をあなたが自由にうけとめて、自由に解釈してくだされば結構」というのではないでしょうか。