活版印刷紀行

いまはほとんど姿を消した「活版印刷」ゆかりの地をゆっくり探訪したり、印刷がらみの話題を提供します。

台風接近のなかで

2014-07-10 12:47:03 | 活版印刷のふるさと紀行

 変な言い方ですが、ただいま「台風八号待ち」。ベランダに出したままの植木鉢を室内に取り込んだり、精いっぱいの準備中です。午後になってだんだん風が強くなってきましたが、はたして今夜半からあすの未明にかけて予報で警戒するようにいわれている東京はどうなっているでしょうか。

 「災難は忘れたころにやってくる」といったのは寺田寅彦でしたが、最近は「災害は忘れぬうちに襲ってくる」といいたいほどで地震・台風・洪水と自然災害に痛めつけられる日本はかわいそうなくらいです。

 しかも災害の起こるのが全国的で、今朝も沖縄だ、南木曽だ、天草だと知人がいたり、かつてさんざんお世話になったゆかりの地だったりすると心が痛みます。停電や電車が止まるのも自己体験からいってやりきれません。高校生で遠距離電車通学をしていたころ、台風で電車が不通になり、学校の近くの知人宅に泊めていただいたことがありました。強風のなか、びしょ濡れで勇気をふるって「泊めてください」と頼みに行ったときのことを昨日のことのように思い出します。

 大水にも苦い思い出があります。西片の家が平屋だったとき、白山通りが水浸しになったのです。地下水路が満杯になってマンホールの蓋が飛び、見る見るうちに腰まで水がくるようになりました。アッというまで我が家も床下浸水。現在は排水施設の整備でそんなことはなくなってしあわせです。このところ異常気象日本といいたいほどですが、台風被害の軽微なことをいのります。



 


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