台風8号は沖縄はじめ多くの地方に大きな爪痕を残して関東で温帯低気圧に変りました。千葉県の富津あたりに再上陸したというのでいよいよ東京も圏内かと一瞬身構えたのですが、午後になってどうやらおさまったのです。
そのかわり、こんどは猛暑の到来、35℃とは。いくらか落ち着いたであろうと夕方、本屋めぐりに出かけました。いやはや、ドーンとした湿った熱気に包まれて熱中症寸前。しかし、パン屋の前の噴水を全身に浴びて噴水浴?を楽しんでいる幼児を発見。風邪をひかないかとしんぱいしたのですが、なになに、湯上りタオルをひろげて待っているママさんがちゃんといるではありませんか。噴水広場が手軽なシーサイドになっていたわけです。
それにしても8号台風も沖縄を過ぎて九州本土方面に右折して列島沿いに東北・北海道方面を目指しました。なぜ、あの台風の定例コースは決まるのでしょうか。たまには中国方向に直進してもいいように思いますが。土石流を発生させた大雨は台風8号ではなくて梅雨前線の活発化によるものだという説明を聞かされても理系オンチには納得がいきません。
とにかく、被害の多かった地方のみなさんには申し訳ない話ですが東京は運良く難を免れたと思っていたら夜中にまた、豪雨.さらに、明け方の地震。
台風はあがったものの、ビルの間に垣間見た夕方の曇り空の無気味さはこれだったか。今回は運が良かっただけ、官民ともに心して対策を講じておかないと、大災害に屈することになりそうです。
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