毎日摂取すると腸内環境が悪くなる人工甘味料があります。
飲み物や加工食品、サプリメントにも配合されています。
「カロリー0の飲み物」には、砂糖の代わりに人工甘味料が使われています。
代表的な人工甘味料は、アスパルテーム、アセスルファムカリウムです。
人工甘味料は小腸にダメージを与える可能性があります。
人工甘味料を摂取している人は、摂取していない人と比較すると、小腸の細菌の多様性が低いことが確認されています。
多様性が低いと、腸のバリア機能が低下し、免疫力が低下する可能性もあります。
特に人工甘味料のアスパルテームを摂取することで、小腸内の「Escherichia」「Klebsiella」など毒素を産生する細菌が増えます。
小腸は、免疫や栄養素の吸収に重要な役割をしていますので、人工甘味料の取りすぎには気をつけましょう。
市販の揚げ物や炒め物、スナック菓子も要注意です。
油は空気に触れたり、加熱したり、光に当たることで酸化し、過酸化脂質となります。
過酸化脂質は唐揚げや天ぷらなどの揚げ物は活性酸素の増加に関与しているといわれ、パーキンソン病の進行を早める可能性があります。
天ぷらや唐揚げ、スナック菓子などは過酸化脂質を多く含みやすく、注意が必要です。
その他、大豆油にはリノール酸という脂肪酸が多く含まれています。
「癌リスク」はこの「脂肪酸」も鍵を握っています。
リノール酸はオメガ6脂肪酸ですが、がん細胞を増殖させる作用があることが報告されています。
国立がん研究センターの調査で約3万8000人の女性を対象に、オメガ6脂肪酸の摂取量が多いほど、ホルモン依存性の乳がんリスクが高く、摂取量が最も少ないグループに比べて多いグループは乳がんリスクが3倍高いと報告されています。
揚げ物、炒め物は毎日食べずに1日置きぐらいにされた方が良いでしょうね。
また、揚げ物、炒め物、肉類を食べる時は、食物繊維の多い、野菜、海藻、根菜類、キノコ類、漬物などの発酵食品を食べる様にしてください。
また、イワシやサバなどの青味の魚にはオメガ3脂肪酸が豊富です。
2日に1回ぐらいは召し上がった方が良いでしょう。
食品添加物も要注意です。
ハムやソーセージなどの加工肉や、いくらたらこなどの魚卵製品の発色剤として使用されている亜硝酸塩や硝酸塩です。
代表的なのは亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウムの3つですが、フランスの10万人以上の成人を対象とした研究で危険な事が確認されています。
摂取した食べ物の調査を行い、すべての食品の亜硝酸塩や硝酸塩の含有量を計算して、摂取量と癌の発症率との関係を調べたところ、添加物としての硝酸塩(とくに硝酸カリウム)をもっとも多く摂取していたグループでは、もっとも少ないグループに比べて、乳がんのリスクが24%増えています。
添加物としての亜硝酸塩(とくに亜硝酸ナトリウム)をもっとも多く摂取していたグループでは、もっとも少ないグループに比べて、前立腺がんのリスクが58%増えていました。
発色剤などの添加物が多く使われている食品は『超加工食品』と呼ばれますが、超加工食品もがんリスクを上げるという大規模な研究データがあります。
添加物が加えられている加工品は保存ができるなど便利ではありますが、やはり、摂取量を減らすことは、がん予防につながると思われます。
少量をときどき食べるくらいなら問題ないでしょうが、毎朝、添加物入りのハムやベーコンなどの加工肉を食べたり、明太子やたらこに目がなくて毎晩のように食べている人は要注意です。
子どものおやつやお酒のおつまみに、高タンパクで身体によさそうなイメージの魚肉ソーセージをよく食べている人もいるでしょう。
商品によっては亜硝酸ナトリウム、硝酸カリウム、硝酸ナトリウムといった発色剤が使われているものもあるので、よく食べる人は一度、原材料表記を確認してください。
蛋白質やアミノ酸の摂取には豆類や魚、発酵食品がお勧めです。
その他、キノコ類も蛋白質を豊富に含んでいます。
蛋白質以外に不足しているビタミンDはキノコや魚に多く含まれています。
海藻類もアミノ酸を多く含んでいます。
特に造血ビタミンのビタミンB12は植物の中では海苔の含有量が一番多いです。
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