goo blog サービス終了のお知らせ 

ドクトルかっちゃん[笑顔で元気] 1314KHzラジオ大阪OBC

ラジオ大阪(水) 17:45~パーソナリティーかっちゃん&仲みゆき・毎週お届けする医療健康情報です。

日本人の食生活と病気「日本食生活史年表」

2025-08-29 11:23:12 | 医療健康
不健康な生活習慣が病気を招きます。
食事、運動、睡眠、ストレス発散と気分転換などいろんな事が言われますが、特に食事は重要です。
でもインスタント食品を買う人が沢山います。
糖質や脂肪過多でビタミン、ミネラル類など、大事な栄養素や食物繊維が不足すると様々な病気の原因になります。
特にインスタント食品はビタミンB1不足になると言われています。
昔から日本はビタミンB1不足で脚気が流行してきました。
初期症状は、疲れやすい、食欲不振、倦怠感で、神経や心臓に関連した症状も出始めます。
手足に力が入りにくくなり、感覚が鈍くなったりします。
心拍数が増えて動悸や下肢の浮腫みから心不全を発症する事もあります。
腸内細菌はビタミンB群を作ってくれるので、食の原点は和食です。
和食の始まりは大陸より稲作技術が渡来した、縄文時代(期限前1000~600年)です。
・平安時代 白米を食べていた貴族に脚気流行
・江戸時代 江戸、大阪で庶民の間にも白米常食による脚気流行
・明治10年 西南戦争で脚気患者多数発生
・明治27年 日清戦争で脚気患者多数発生
・明治37年 日露戦争で脚気患者25万人
・明治43年 村井玄斎夫人、脚気に炒り糠入り味噌の常食が効用有と説く
・大正2年 遠山椿吉、脚気予防に5分づき米を推奨
・大正3年 玄米食が推奨される
・大正8年 脚気予防に玄米パン、糠入りパンが発売
・大正12年 脚気死亡者2万6796名
・昭和6年 二木謙三、玄米普及食堂を開き、講習会を行う
・昭和18年 配給米が五分づき米となる
・昭和19年 六大都市の国民学校の給食、パン食のみとなる
・昭和25年 「タンパク質を摂りましょう」運動「ビタミンを摂りましょう」運動
・昭和27年 完全給食を全国小学校に拡大実施
・※昭和29年 アメリカでPL480法案(通称、余剰農産物処理法)成立
・昭和29年 農林省、アメリカ余剰農産物購入協定調印、学校給食法制定
・昭和30年 粉食指導に全栄養士参加
・昭和31年 キッチンカー活動開始(5年間で2万会場200万人動員)、小麦粉と大豆油の料理を栄養改善運動と称し大キャンペーンを行う。コーラ発売
・昭和33年 厚生省、国民栄養調査4人に1人が栄養欠陥、インスタントラーメン登場、厚生省「六つの基礎食品」普及活動開始
・昭和35年 大豆の輸入自由化
・昭和36年 「1日1回フライパン運動」を普及
・昭和55年 スポーツドリンク盛況
・昭和56年 「過食時代の栄養失調の子供増加傾向」と警告
・昭和60年 政府食生活指針で「1日30品目」提唱
・平成9年 厚生省、糖尿病実態調査で患者数は予備軍を含め1,370万人。減反政策強まる
・そして今は米騒動ですね?
日本の食の歴史は、白米を食べるようになってからは脚気との戦いでした。
その後は昭和29年にアメリカでPL480法案(通称、余剰農産物処理法)が成立すると欧米型食生活が定着し栄養過剰との戦いになりました。
日本人の食事は1956年(昭和31年)から西洋食が普及し、と日本人の死因が変わりました。
1947年の死因は結核、呼吸器感染、胃腸炎、脳血管疾患、老衰でしたが、癌、心疾患、脳血管疾患、肺炎、不慮の事故に変わりました。
現在、老衰でなくなる方は約2%。100人にたった2人?
特に1970年以降からは食生活の欧米化と化学物質で、腸内細菌がダメージを受け、アレルギーが増えています。
1960年代後半からのアメリカでは、心臓病や癌などの生活習慣病の医療費が国家予算を圧迫し、大変な問題になっていました。
1977年にジョージマクバガンが発表した「マクガバン・レポート」は全米に衝撃を与えました。
当時の「アメリカ人の食生活は命を奪う死病の元」として、全粒穀物、果物、野菜、鶏肉、魚、低脂肪乳を増やし、肉類、バター、卵、脂肪、砂糖、塩分を減らすことを報告しました。
アメリカでは病気にならないための食生活の目標が6つ設定されました。
1.炭水化物の比率を(全カロリーの)55-60%に増やす。
2.現在40%の脂質を30%に減らす
3.飽和脂肪酸を10%に減らす。多価不飽和脂肪酸、一価不飽和脂肪酸を10%にする。
4.コレステロールを1日300mgに減らす。
5.砂糖を15%に減らす。6.塩分を3gに減らす。
今の日本人も食の改善をしないと、益々病人が増えますね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

世界遺産「富士山」の「大沢溶岩の水」

2025-08-21 00:27:37 | 医療健康
まだまだ2ヶ月は暑い日が続きます。
熱中症対策には、室温、湿度のコントロール、そして水分摂取も重要です。
特に高温多湿で汗が沢山出る日は、水分不足で血液がねばっ濃くなり、脳梗塞や心筋梗塞が増えます。
今月のお勧めは富士山の水。
富士山は70万年前から何度も噴火を繰り返してきました。
近年の大噴火は、江戸時代中期318年前の宝永大噴火が有名です。
日本最大級の宝永地震(南海トラフの全域でのプレートの断層破壊)の49日後に噴火し、火山灰は江戸市中にまで降り注ぎ、川崎では5cmも積もりました。
富士山周辺の湧水は、バナジウムなどのミネラルが多く、とても濃厚でまったりとして美味しいです。
火山は世界各国にありますが、バナジウムを多く含んでいるのは、富士山の特徴です。
バナジウムは血糖値を下げる働きがあるという事で、糖尿病の方などが購入されているそうです。
その他、コレステロールや中性脂肪を下げる働きもある様です。
水道水でも富士山の水があります。
富士宮市、富士吉田市、富士市、三島市などは地下水を利用していますので富士山の湧き水です。
この地域の方は、毎日「富士山の溶岩ミネラルウオーター」が飲めていいですね。
という事は、富士山の溶岩が手に入れば、毎日「富士山の溶岩ミネラルウオーター」が飲めます。
以前、ご案内した「ダイヤモンドセラミック、水晶セラミック」配合の浄水器「ダイヤモンドクオーツ」にも富士山の溶岩が使用されています。
富士山の溶岩は噴火した火口によって成分が違います。
良い溶岩が無いかと探したところ「大沢溶岩」が手に入りました。
富士山の西側斜面に亀裂が走っているのはご存じですか?
1000年程前から崩れはじめた大規模な浸食谷「大沢崩れ」です。
富士山、山頂直下から標高2,200m付近まで、延長2.1km、最大幅500m、最大深さ150m、崩壊面積1平方キロメートル、崩壊土砂量約7,500万立方メートル(東京ドーム約60杯分)といわれ、日本最大級の規模の亀裂です。
毎日、約280tの崩落があると言われています。
斜面が乾燥している時は、崩落土砂の砂煙が上がっているのを見る事が出来ます。
今月のプレゼントの富士山の大沢溶岩は、この大沢崩れから崩落してきた「粉砕溶岩」です。
5mm~10mmぐらいの大きさですので、水差しに入れて水を入れると、手軽に富士山のミネラルウオーターが作れます。
富士山の大沢溶岩はバナジウム、亜鉛など様々なミネラルを含有しています。
粉砕した溶岩は表面積が広く、ミネラルも沢山溶出します。
数時間でまろやかで甘い水に変化します。
1リットルに100~200gを目安にご使用ください。
コーヒー、紅茶、お茶を沸かしても、とても美味しくなります。バナジウム以外に亜鉛も増えるので、様々な成果が期待できます。
亜鉛は300種類の体内酵素活性、新陳代謝促進(細胞分裂)、活性酸素除去、胎児の成長促進、精子や卵巣の働き向上、アルコール分解、免疫細胞活性、インシュリン形成、味覚細胞の働き向上など様々な働きがあります。
溶岩は遠赤外線も放出しますし、富士山のエネルギーが凝縮されています。
人の体の70%は水です。
良い水を飲むのも健康管理には必要かもしれません。
環境省が公表した2022年度の調査では、38都道府県の1258地点の河川や地下水などを調べた結果、16都府県111地点で有機フッ素化合物(PFOA、PFOS)が国の暫定の目標値を超えていたことが分かりました。 最も高い濃度が検出されたのは大阪府摂津市の地下水で、1リットルあたり2万1000ナノグラムと、国の目標値の420倍でした。
その後も水道水で検出されています。
過去にはテフロン加工のフライパンや防水の衣類、防水スプレー、消防の消火剤など幅広い用途に使われていました。
子供の服、土壌、飲料水まであらゆるものに含まれていると言われてきました。
健康被害と指摘されているのは、腎臓がん、前立腺がん、精巣がんなどのがんのリスク上昇、妊娠高血圧症、新生児の低出生体重、子供の骨の変異などの発達への影響、コレステロール値の上昇、肥満のリスク、ワクチン反応など免疫力の低下、その他、様々な懸念があります。
活性炭でほぼ除去できるので、活性炭使用の浄水器は必要かもしれませんね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夏バテ予防には発酵食品とスパイス

2025-08-13 19:02:03 | 医療健康
キュウリ、ナス、トマト、ネバネバ食品のオクラなど、夏野菜は夏バテ予防食品です。
糠漬けも美味しい季節です。
「ぬか床がダメになってしまった。上が白くなって捨てた。」と言う方が多いです。
白いのは酵母菌なので、混ぜればうま味の成分として働きます。
気温が高いと乳酸菌がどんどん増殖しますが、ぬか床は毎日1回は混ぜた方が良いです。
ぬか床の中には土壌菌もいるので、酸素が少ないと土壌菌が繁殖して臭いが出てきます。
別に害は無いのですがちょっと気になる方は、作り直す方が良いでしょう。
新規に作る場合は、糠の重さを計って13%の塩を入れてください。
水は少しパサつくぐらいの量で調整してください。
早く発酵させる為には白菜などの糠漬けや塩漬けを買って、その汁や漬物を少し混ぜれば乳酸菌がいっぱいいるので、発酵が早く進みます。
漬物を買う時には、賞味期限が短い商品を値引き販売している店があります。
その方が発酵が進んで乳酸菌も多いです。
今年はまだまだ暑い日が続きます。
夏バテ予防は、温かいものを食べて、発酵食品やスパイスを種類多く使いましょう。
食欲が無ければ、お粥に梅干や漬物、お腹が冷えたら甘酒や味噌汁、粕汁がお薦めです。
その他、ニラ、にんにく、ゴーヤは日本古来からの夏バテ防止食品です。
にんにくの酢漬け、味噌漬け、醤油漬け、シソ鰹漬けは臭くなく疲労回復効果バツグンです。
そして食欲減退時にはスパイス。
スパイスと言われるとご年配の人は何があるのかね?と思う人がいると思います。
日本でもスパイスは昔から山椒、ワサビ、生姜、ゆず、胡椒を使用していました。
唐辛子が使用されたのは江戸時代からです。
日本では唐辛子が入ってくる前は、うどんに胡椒を入れていたそうです。
今でもお蕎麦屋さんで柚子胡椒を出す店があります。
様々なスパイスは戦後、特に1960年代から多用される様になりました。
胡椒は754年に鑑真が持って帰ったとされるものが正倉院に残っていると言われています。
2500年以上の歴史がある胡椒は、強力な殺菌・抗菌作用が特徴で、冷蔵技術が未発達であった中世においては、大航海時代に食料を長期保存するためのものとして極めて珍重されました。
ヨーロッパの様々な料理に使われていて、インドへの航路が見つかるまでは、ヨーロッパでは非常に重宝されていました。
取引には、金と胡椒が同重量で交換された時代もあったそうです。
胡椒は主に2種類に分かれます。
ブラックペッパー(黒胡椒)とも呼ばれ、胡椒の木から取れた未熟な実を乾燥させたものです。
強い独特の風味があって、特に牛肉との相性が良い様です。 
ホワイトペッパー(白胡椒)は、完熟してから収穫した後、乾燥させた後に水に漬けて外皮を柔らかくして剥ぎます。
ホワイトペッパーは、マイルドで魚料理等と相性が良いです。
辛味料は、免疫力を高めて発汗、脂肪代謝も促進してくれます。
スパイスには、発汗解熱作用のある物、咳止め作用、悪酔い予防、催眠作用、口臭防止、殺菌作用、下痢止めなどの整腸作用、視力強化、ビタミンCを含む物、母乳分泌を促す物などがあり、西洋の民間薬や漢方でもつかわれています。
特に夏のお勧めは「ターメリック」カレーを食べると腸内発酵が促進されて体内水素量が増加し、活性酸素を除去します。
生体ガス(体内ガス)中の水素は腸内細菌(酪酸菌とバクテロイデス)が食べ物を発酵させる際に増加します。
1gの炭水化物が腸内細菌で発酵すると 150~200ccのCO2(二酸化炭素)と50CCの水素ガスを作ります。
実は皆さんが呼吸で吐き出す炭酸ガスは、50%が腸で作られたものです。
腸管から吸収された水素は呼吸から14%排出されています。
その他、皮膚から排出される水素ガスもありますから、腸で発酵して造られた水素の約80%が体内で消費されています。
それが活性酸素を除去して遺伝子や細胞を守っています。
腸内発酵を助ける食品としては、乳酸菌の餌になる玄米やご飯を食べないと、小腸の乳酸菌が増えません。そして発酵を促進する物質は糠漬けやキムチ、白菜の塩漬けなどに含まれる乳酸菌発酵物質です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

体に悪い甘味料と体に良い甘味料

2025-08-06 18:24:45 | 医療健康
暑くて清涼飲料水を飲む方が多いと思います。
最近、砂糖以外の人工甘味料も増えています。
砂糖の害を言われる先生がいますが、健康なら3時のおやつに和菓子を1個ぐらい食べても害はありません。
また、調味料で使用するぐらいも大丈夫です。
でも摂りすぎれば血糖値が上がりすぎて、糖尿病になります。
食後のケーキ+アイスクリームは血糖値が上がりやすいです。
1960年頃までは、砂糖を使用したお菓子も少なかったですが1970年代から現代に至るまで、商品も増えて砂糖の消費量も増加してきました。
今は摂りすぎの人が多く、糖尿病も増えました。
空腹時血糖値の基準値は109以下となっていますが、90以上の人は控えた方が良いでしょう。
最近は低カロリーの甘味料がブームになって来ましたが、体に良い物と体に悪影響を及ぼす物があります。フラクトオリゴ糖など酵素変換で作っている甘味料は血糖値も上がりにくいですし、大腸のビフィズス菌や酪酸菌などの餌として活用されて、大腸の腐敗菌を抑制し便通の改善もしてくれます。
その他、ミネラルの吸収促進効果、コレステロールの減少効果、免疫の改善作用などもあります。
摂りすぎると軟便になる人がいますが、便秘の方は沢山食べて下さい。
風邪などの発熱時、便が出ていない時は、多めに薄めて飲むと短時間で排便して熱も下がる事があります。幼児ならティースプーン2~3杯、大人なら大匙1~2杯ぐらいで良いでしょう。
様々なオリゴ糖が販売されていますが、オリゴ糖自体は甘くありません。
純度を明記していない商品もありますが、かなり甘い商品は糖質が多く含まれています。
砂糖を食べるのとあまり変わらない商品もあります。
価格の安いオリゴ糖は、分解吸収されてあまり効果の無い原料もあります。
甘味料にはフラクトオリゴ糖、高純度のオリゴならビートオリゴ顆粒(純度99.5%、糖質0%)がお勧めです。
最近ダイエットの為にと〝ゼロカロリー〟の甘味料が使用されているものがあります。
WHOが注意を呼び掛けています。
「砂糖をNSS(非糖質系甘味料)に換えることは、長期的には体重コントロールの役に立たない」と明言しています。
NSSとは、砂糖の代わりに用いられる糖質でない甘味料の事で、アセスルファムK、アスパルテーム、サッカリン、スクラロース、ステビア、ステビア誘導体などが含まれます。
エネルギーになる糖質ではないため、「カロリーゼロ」の食品には、よく使われています。
アメリカの南カリフォルニア大学(USC)ケック医学校が研究したデータがあります。
「過去3カ月間の体重が安定している健康な成人74人(平均年齢23.40±3.96歳、女性58%、過体重者32%と肥満者31%を含む)」を対象にして研究しました。
12時間の絶食後、人工甘味料(スクラロース)溶液、砂糖溶液、水を飲ませて代謝や食欲の変化を比較しました。
摂取後にMRI装置を使って脳活動を調べました。
食べ物の写真を見たときの脳の反応や、実際にビュッフェ形式で自由に食事をさせて摂食量の違いをチェックしました。
スクラロース溶液摂取後は、食欲を亢進させるホルモンの値が、砂糖水摂取後よりも高くなることがわかりました。
また、女性や肥満者では、砂糖水と比較して、スクラロースを摂取したとき、脳内の食欲に関わる領域の活動が活発になりました。
人工甘味料が腸内細菌叢を変化させ、糖の代謝障害をもたらす可能性が報告されています。
他にも、人工甘味料が炭水化物とともに摂取されると人体に有害な影響が生じる可能性がある様です。
病気については、人工甘味料の摂取量の増加に伴い、心血管疾患のリスクが上昇し、特にアスパルテームは脳血管疾患、アセスルファムKとスクラロースは冠動脈性心疾患のリスクと関連するとした研究結果が、2022年に発表されています。
平均年齢42.2±14.4歳、10万3388人(女性79.8%)を対象に、追跡期間約9年の大規模なものです。人工甘味料の総摂取量の増加に伴い、心血管疾患のリスクが有意に上昇するという事は、特に高齢者は要注意ですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

熱中症のリスクを高める医薬品

2025-07-30 17:49:19 | 医療健康
医薬品についてのお問い合わせが時々ありますが、体の状態が把握できないのでお答えできない事が多いです。
医療機関の担当医師にご相談ください。
また、医療の知識があまりないのに、薬を止めさせる指導をされる人もいますが、飲用を止めると危険な場合があります。
特に脳神経系、ホルモン系、循環器のお薬は要注意の物があります。
急に止めるとリバウンド(反作用)の危険があるので勝手に止めないで下さい。
ただ夏の血圧の薬ですが、毎日血圧を計って健康管理をする必要があります。
異常に高くなったり、低くなった場合は、医師にご相談下さい。
血圧は下がりすぎると脳の血流が悪くなり、脳の老化の原因になります。
又、熱中症の原因にもなります。
疾患があって医薬品を服用中の方は、熱中症のリスクが高まりますので、喉が渇く前に水分を補う様にしてください。
血圧を下げる効果が強いためよく使われるARB(アンジオテンシンII受容体拮抗薬)アジルサルタンという降圧剤ですが、気温が高くなると体内の熱を逃がそうと血管が拡張するため、一般的に夏は血圧が下がります。
にもかかわらず同じ量の降圧剤を飲み続けていると、人によっては血圧が下がりすぎてしまい、目まいや転倒の原因にもなりかねません。
総合病院の外来では一部の患者さんに対して、暑くなり始める時期からクスリの量を減らしたり種類を変えたりしています。
年齢を重ねると、体内の水分量は若いころの7~8割にまで減ると言われています。
そのうえ夏場で汗の量が増えたところに強い利尿薬を飲むと、必要以上に水分を排出してしまい脱水症状につながる場合があります。
レニベース、カプトリルなどのACE(アンジオテンシン変換酵素)阻害薬です。
ラシックスやフルイトランなどの利尿薬などの降圧剤は腎臓でのカリウム排泄を抑制するため、服用していると夏場に高カリウム血症を引き起こしやすくなります。
これらを飲んで、イモ類やカボチャなどカリウムが多量に含まれる野菜を食べすぎて、カリウム値が通常の2倍近くまで上がってしまい、急激な血圧上昇を起こす場合もあります。
利尿剤のダイアート、ラシックス、フルイトランは、発汗量が多い日は脱水症状を起こす事があります。カルシウム拮抗剤、β遮断薬・アムロジン、アダラート、アーチスト、メインテートなど強い降圧剤は眩暈、ふらつきを起こし転倒骨折のリスクがあります。
またβ遮断薬は脈拍を抑えて熱中症を見逃事があります。
ACE阻害剤のレニベース、タナトリル、オルメテック、ミカルディス、カリウムの排泄を抑制する為、食事の内容によっては高カリウム血症になります。
糖尿病治療薬で糖分の再吸収を抑制し尿に排出して血糖値を下げる薬、フォシーガ、ジャディアンス、スーグラは、水分を過剰に排出するので脱水症状になりやすいです。
鎮痛剤のロキソニン、アスピリン、イブプロフェンは、腎臓への血流を低下させる為、脱水症状が進み腎機能低下の人は腎障害を起こす事があります。
基礎疾患があって通院されている方は10月迄、暑い日がありますので、熱中症には気をつけて下さい。
エアコンを付けているから大丈夫と思っても設定温度が高い家があります。
喉が渇く前に水分を取ってください。
夏は水分不足で便秘になる人もいます。
そんな時は朝一番にコップ1~2杯の水かお茶を飲んでください。
1日に飲む水分にフラクトオリゴ糖やビートオリゴを溶かしておくと便の状態も良くなります。
フラクトオリゴ糖なら大匙1~2杯ぐらい、ビートオリゴ顆粒は5~10gぐらいが良いでしょう。
便通の良い人は少なめに、悪い人は多めに摂取してください。
早ければ1週間程で便臭も取れて、便も黄色くなっていきます。
フラクトオリゴ糖やビートオリゴは大腸上部のビフィズス菌や大腸下部の酪酸菌の餌になり、腐敗菌を抑制して大腸と直腸の環境を整えます。
また、便通を促進してお腹の掃除をして腸の蠕動運動を高めるので、夏バテで食欲が落ちる時期にはお勧めです。
夏休みに入って、水難事故も今月から増加しています。
海や川で遊ぶ方は天候や体調によって無理しない様にしてください。
天候や体調が悪い時は泳がない様にしてください。
それ以外にも危険な場所での遊泳事故も多いです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする