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ドクトルかっちゃん[笑顔で元気] 1314KHzラジオ大阪OBC

ラジオ大阪(水) 17:45~パーソナリティーかっちゃん&仲みゆき・毎週お届けする医療健康情報です。

乾燥肌・お肌を乾燥から守る食事とお肌のケア

2025-05-08 10:59:32 | 医療健康
だんだん暑くなってきて室内はエアコンの使用で乾燥し、お肌の状態が悪くなります。
乾燥肌の方は、カサカサして背中やわき腹に痒みがでる人もいます。
乾燥肌には保湿保湿という人が多いですが、食事も重要な要素です。
お肌に水分を保つ組織は表面の角質層で言わば三層構造です。
一番表面は「皮脂膜」毛穴から分泌される皮脂で、水分の蒸発を防ぎます。
その下は「NMF」という天然保湿因子でお肌の柔軟性と弾力性を保ち、水分を保ちます。
内側は「細胞間脂質」セラミドで、細胞の隙間を埋めて過剰な水分蒸発を防ぎます。
皮膚細胞の再生状況が悪くなると乾燥が酷くなっていきます。
細胞の再生を活発にする栄養素は主に蛋白質、必須脂肪酸、鉄、亜鉛などのミネラル、ビタミンAやB群、Eなどです。
細胞の原料の蛋白質は、魚や大豆などの豆類がおすすめです。
肉は脂の少ない素材を蒸すか冷しゃぶ、鍋物が良いでしょう。
手作りの鳥ハムも簡単に作れて美味しいです。
細胞膜の主な原料は必須脂肪酸2種類です。
オメガ3系はサバやイワシなどの青味の魚や鮭。
オメガ6系は大豆油やインカインチオイル、ゴマなどで、手軽なゴマは毎日食べてください。
髪や爪、皮膚はケラチンという蛋白で出来ていますが鉄がないと形成不良を起こします。
健康状態を維持するのに亜鉛も必要です。
鉄分や亜鉛は牡蠣やレバーと言われますがホウレン草の仲間のアッケシ草に豊富に含まれています。
手軽に摂取するには「海草物語」がお勧めです。
特に貧血、低血圧の人は鉄不足なので、お勧めですね。
ビタミンAは緑黄色野菜、ビタミンB2、B6はレバーや納豆、ニンニク。
ビタミンEはナッツ類、イワシ、アボガドに多く含まれています。
腸内フローラも重要ですから、発酵させる為にはご飯と発酵食品、食物繊維は必須です。
いつもお話している様に和食が基本、炒め物、揚げ物などの高温調理は控えて、煮る、蒸す、炊く調理してください。
外からのお肌のケアは、強く洗いすぎない様にすること。
強く洗うと返ってお肌を痛めてバリア機能が損傷します。
入浴や運動で発汗して汗腺を奇麗にする事も大事です。
そしてお肌を守る美容液も重要です。
保湿効果が高いのはヒアルロン酸と砂糖大根の成分ベタイン配合の製品がお勧めです。
そして痛んだお肌の修復力をアップさせて、雑菌の繁殖を抑え、皮膚常在菌を元気にする乳酸菌生産物質も期待できます。
原材料表示に豆乳乳酸菌発酵液と書いていますが、大豆成分は除去していますので、大豆アレルギーのある方でも大丈夫です。
ラジオ大阪、5月のプレゼントの美容液「ビオネケアローション」の主成分はこの3種類と生薬成分を20種類以上配合しています。(下部の放送音声を聞かれたら応募出来ます)
洗顔後やお風呂上りに塗布してください。
指先も1日中しっとりします。
この時期、紫外線で髪の毛も潤いが無くなり、特に痛んだ髪はパサついて静電気を帯び不快な症状が出ます。
そんな方にもビオネケアローションはお勧めです。
シャンプー後、水分をふき取り、そのまま少量を髪に振りかけて延ばして軽くマッサージをしてください。毛根の毛母細胞も元気になります。
キューティクルを整え静電気も防止します。
抜け毛が酷い方はケアローションを付けて頭皮のマッサージをしてください。
抜け毛もだんだん治まってきます。
毛髪の成長期は3~5年で、抜けてから次に生えるまでの休止期が数か月です。
1日に抜ける本数は50~150本ですが、毛母細胞が元気になると成長期が延びるので抜け毛が減ります。
毛髪のケアには、姉妹品の乳酸菌生産物質配合のビオネケアシャンプーもお勧めです。
髪の毛の短い人にはリンスやトリートメントも要りません。
また、ボディーソープとしても使用できます。
体を洗うと、お肌はとてもしっとりします。
ビオネケアシャンプーとビオネケアローションは、ペットショップのトリマーさんも使用しています。
ワンちゃんのシャンプー後、水気を拭き取ってローションを塗ってブラッシングをしながら乾燥させるか、乾燥後、10倍に薄めたローションを噴霧しています。
被毛もしっとりして静電気も防止します。
また、トリマーさんの荒れた指先も綺麗になっています。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250507_Dr_K_Egao.mp3


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紫外線・日焼けを予防する食べ物と日焼けを促進する食べ物

2025-04-30 17:56:47 | 医療健康
これから5月から9月までは、紫外線が強い季節です。
欧米では皮膚がんのリスクが高まるので、対策を呼び掛けています。
紫外線は皮膚のDNAを傷つけますが、細胞には傷を修復する機能があります。
長年にわたり、数えきれない程の修復を繰り返していくうちに、傷の治し間違いが生じて遺伝子の突然変異が起こり、癌発生の遺伝子になった時に癌になります。
これだけ聞いてしまうと、紫外線は恐ろしいと思われる方は多いでしょう。
でも適度な日焼けは体内のビタミンDを増やして、免疫を上げる働きがあります。
体内では、癌は紫外線以外の原因によって全身で発症します。
紫外線=皮膚癌ではなくて、ガンになりやすい体質や、食事や様々な生活習慣が癌の発症に関係しています。
癌の発症を促進する食べ物、癌を予防する食べ物、癌になりやすい生活習慣、癌になりやすい体質などがあります。
欧米人など白人は皮膚癌の発症が多く、日本人などの有色人種は皮膚がんのリスクは低い傾向があります。皆さんの周りで皮膚癌になったという人はいますか?ほとんどいないでしょう。
農家や漁業、工事関係者は、真っ黒に日焼けしていますが皮膚癌にもならず、お元気な人が多いです。
但、普段日に当たらない人が、いきなり日焼けをするとトラブルの原因になります。
紫外線は、シミや皮膚がんの原因とも言われますが、酸化した油の方が病気のリスクが高いです。
がんは腸内細菌も関与していますので食養生も考えないといけませんね。
皮膚癌ではありませんが、紫外線と医薬品が原因で増えている病気があります。
薬剤性皮膚炎の中の光過敏症「光線性皮膚炎」薬剤を塗ったり、湿布をした後に紫外線を受けて発症する「光毒性皮膚炎」。
非ステロイド系外用剤や湿布薬など、外用薬を湿布した部位に紫外線が当たると症状が出ます。
紅斑、浮腫、水疱、びらんなどです。
薬を飲んで発症する「光アレルギー性皮膚炎」は、ニューキロノン抗菌剤、解熱鎮痛消炎剤、血圧の薬、その他様々な薬剤、健康食品でも発症する事があります。
症状は、浮腫性紅斑、水疱、色素沈着、色素脱失などです。
皆さんの中には薬局で風邪薬を買った事のある人は多いと思います。
飲む前に説明書は読みましたか?
飲み方は読んでも、説明書をきちんと読む人は少ないですね。
風邪薬も体の異常を感じたら、病院に行かないと大変な事になる場合があります。
たかが風邪薬で服用して亡くなっている人も多数います。
原因は薬によるアレルギーです。
目の充血、痛がゆい発疹に痛みを伴う、唇のただれ、スティーブンスジョンソン症候群(皮膚や粘膜が急速に破壊される症状)、倦怠感、空咳、息切れ、呼吸困難、薬剤性間質性肺炎、蕁麻疹、顔面の腫れ(水ぶくれの様な蕁麻疹)アナフィラキシーショックなどがあります。
いずれにしても医薬品を服用されている方、食事の傾向に問題のある人、体力のない方は紫外線対策をした方がよいでしょう。
食事では夏野菜を食べると、ポリフェノールが炎症を抑制してくれます。
トマト、なす、ブロッコリー、サツマイモなどの色の濃い野菜のリコピンやβカロチンに効果があります。特にブロッコリーはビタミンB群やビタミンEも含有しています。
その他オメガ3脂肪酸が豊富なイワシ、アジ、鮭なども良いでしょう。
オメガ3は肌を守るだけでは無く、ダメージを回復する働きもあります。
紫外線+炒め物、揚げ物も大きなシミの原因になりますから、食養生にも気をつけましょう。
「ソラレン」という天然の有機化合物を摂取すると紫外線の吸収が盛んになって、日焼けが促進されるので、多く含んでいる食品は、夜は食べても大丈夫ですが、朝と昼は気をつけなくてはいけません。
多く含むのは、オレンジ、グレープフルーツ、レモンなどの柑橘類と、野菜ではキュウリ、セロリ、パセリ、アシタバ、大葉、ジャガイモなどです。
ソラレンが少ないのは、レタス、キャベツ、トマト、ネギ、かぼちゃ、ニンジン、大根、リンゴ、スイカ、イチゴ、桃、ブドウなどです。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250430_Dr_K_Egao.mp3


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増加する鉄欠乏性貧血。4人に一人が鉄不足

2025-04-24 00:29:37 | 医療健康
今年の世界人口の予想は82億人と言われています。
そして何と20億人以上が鉄不足です。
世界全人口の24%4人に一人が鉄不足です。
その中でも日本人女性は特に「鉄不足」と言われています。
20歳から49歳の調査では20~27%の女性が鉄欠乏性貧血です。
貧血以外でも鉄不足の人は29~48%と言われています。
厚労省の「日本人の食事摂取基準」によれば、月経のある女性は男性より鉄分が多めに必要で、1日の推奨量は15~64歳で10.5~11ミリグラムです。
しかし、国民健康・栄養調査によれば、日本の女性は平均値でその6割ほどしか摂取していない事が分かりました。
妊娠の中・後期はさらに9.5ミリグラム、妊娠初期と授乳中は2.5ミリグラムを加える必要があります。18歳以上の男性の場合、1日の推奨量は7~7.5ミリグラムですが、男性も不足しています。
力が出ない、疲れやすい、朝起きられない、イライラする…。
日常で感じるちょっとした不調の原因は、実は「鉄不足」にかもしれません。
鉄不足は、酸素を運ぶ赤血球が十分に作られず、全身が酸素欠乏状態になります。
世界では国を挙げて対策をするほど深刻な問題なのですが、なんと日本の女性は突出して鉄不足であることがわかっています。
そして年と共に血液量と毛細血管も減少していきます。
加齢と共に体内酸素不足は進行していきます。
自然治癒力の原点は、「奇麗な血液が全身隈なく循環して、栄養と酸素を全身の細胞に供給する事」です。
その大事な酸素が不足すれば、様々な病気のリスクを抱える事になります。
鉄分のな働きは
・酸素を運ぶヘモグロビン、筋肉に酸素を蓄えるミオグロビン、脳に酸素を蓄えるニューログロビン
・脳内ホルモンのセロトニン、ドーパミン、メラトニンの生成・体温上昇や筋肉運動のエネルギー源(ミトコンドリアのATP生産に必要)・活性酸素の除去(SODの働きを活性化)・免疫機能(リンパ球、好中球の働きの維持)・体力増強、ダイエット効果(基礎代謝の促進)・美肌効果(皮膚、爪、毛髪の形成)爪や髪の毛の主成分はケラチンという蛋白質ですが、鉄が不足すると形成不良を起こします。
★鉄が不足すると?貧血、低血圧、低体温、体力の低下、酸素不足による筋肉の緊張では足の痙攣、首のコリ、肩コリ、疲れやすい、脳の酸素不足では眠気、睡眠障害、感情の減退、抑うつ、イライラする、集中力の低下、認知機能低下、学習機能低下などがあります。
その他、爪が割れる、抜け毛、肌荒れ、不妊などの原因にもなります。
鉄不足は不妊症にも関係しています。
不妊症は子宮内膜が薄い人に多いです。
子宮内膜の毛細血管が少ないのかもしれません。
血液量が増えれば子宮内粘膜が厚くなったり、卵巣の老化も防ぐ事が出来るでしょう。
不妊症は貯蔵鉄のフェリチンが少ない人も多い様です。
その他、鉄が不足するとミトコンドリアのエネルギー生産が低下するので、受精卵も発育不全を起こす可能性もあります。
鉄分補給の植物はホウレン草と言われますが、多い順番はアッケシソウ、赤コンニャク、青のり、ひじき、キクラゲ、岩のリ、木綿豆腐、カレー粉などです。
動物では魚介類、特にアワビが多いのですが、毎日は食べられませんね。
これからがシーズンですが鮎も多いです。
但し内臓も食べないといけません。
余談ですが胃がある魚は、腸内細菌の関係で内臓腐敗が早く、内臓(消化管)は食べれません。
でもキスやイワシ、ワカサギなどの胃の無い魚は腐敗しにくいので、内臓も食べる事ができます。
その他、鉄分が多いのはアサリやシジミ、干エビ、青味の魚などの回遊魚。特に血合いには鉄分が多いです。
その次が鶏レバー、牛レバーなどです。
特にお勧めはアッケシソウやヒジキなどの海藻類ですが毎日食べるのは大変ですね。
そこでおススメは栄養機能食品・鉄「海草物語」です。「鉄分」の含有量が多く、1日20粒で不足している鉄分を補う事が出来ます。
鉄分以外にも葉酸、ビオチン、マグネシウム、カリウム、カルシウム、銅、食物繊維などが豊富に含まれています。
吸収を促進する為に、酢の物や漬物などの発酵食品も食べる様にしてください。
吸収促進の為、海草物語には米酢も配合しています。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250423_Dr_K_Egao.mp3


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鉄は命の源(地球の三分の一は鉄)

2025-04-16 23:58:21 | 医療健康
現代人は鉄不足と言われています。
一般的に鉄分=血液(赤血球)と思われますが、鉄は赤血球以外に体内で様々な働きをしています。
涙、唾液、粘液、汗にも免疫蛋白のラクトフェリンなどの形で含まれています。
ミネラルの中でも特に鉄は命の源で、地球も三分の一は鉄で出来ています。
だから地球には磁場があります。
生命の元(DNA)の誕生は鉄分を多く含んだ熱水だと言われています。
鉄は私たちの体の中では赤血球(ヘモグロビン)を生成するのに不可欠です。
血液の赤い色は鉄が酸素を受け取って酸化した錆びた鉄の色です。
成人の体内には約3gの鉄と5ℓの血液があります。
鉄が多すぎると酸化ストレスで体が錆びます。
体の酸化は毒で細胞を傷つけるので、余った鉄は肝臓にフェリチンとして蓄えられます。
鉄は体内で酸素を運んだり、筋肉中ミオグロビンや脳内ニューログロビンなどに酸素を蓄えたりする以外に、様々な酵素の働きもしています。
細胞内ミトコンドリアのエネルギー生産で、脂肪や糖を燃やす働きを助けます。
少しずつ酸素を送ってゆっくり燃やし、少量の熱とエネルギーを作ります。
急激に酸素を送ると発熱しますし、もっと大量に送れば体が燃えちゃうかもしれません。
低体温の人は鉄分や酸素不足かもしれませんね。
細胞や特に遺伝子(DNA)の製造に鉄が酵素として働いています。
体内の鉄はリサイクルをして使用しています。
鉄の排出は、皮膚や腸の細胞から1日1mgですので、1日1mgの鉄が必要ですが、20~30mgの摂取で1mgを吸収しています。
全部吸収できないのは吸収抑制ホルモン(ヘプシジン)が吸収を抑制して、鉄過剰にならない様に調整しています。
草食動物は草しか食べませんが、土を舐めたり、草を食べて血液を造っています。
植物の葉緑素の形成にも鉄が必要で、根から様々なミネラル類を吸収しています。
特にイネ科の植物は、根でムギネ酸を作り、土の中の酸化鉄を溶かして吸収しています。
それが草食動物の血液になっています。
最近の野菜などの農作物はミネラルの含有量が低下していると言われています。
化学肥料や農薬で土壌微生物が減少して土が痩せているのと、雑草が生えない事が原因です。
昔の農業は雑草も一緒に耕してミネラルも循環していました。
鉄分その他ミネラルを吸収したイネ科の雑草を土に戻して、ミネラルと食物繊維の多い土を土壌微生物が発酵して養分の多い土だったのです。
またそんな土にはミミズも多く、ミミズの腸内細菌も土壌改良を行っています。
ミミズもいない畑で育った農作物を食べている今の日本人は鉄分などのミネラル不足の方が増えて当然です。
何か対策が必要でしょうね。
顔色の悪い人が増えています。
顔色は血流が悪いからと思われがちですが、血色は筋肉中のミオグロビンという蛋白質の色です。
ミオグロビンは血液が運んだ酸素を筋肉(赤筋)の中に蓄える蛋白質で、体内に酸素が不足した時に酸素を放出して補います。
また脳内にも酸素を蓄えるニューログロビンという蛋白質があり、この蛋白質が減ってしまうと脳の老化も促進されてしまいます。
これらの蛋白質は鉄分が原料です。
その他にも脳内ホルモンのセロトニンやドーパミン、メラトニンの生成にも鉄が必要です。
鉄不足は体力の低下、首の凝り、疲れやすい、低体温、不妊症、集中力の低下、認知機能の低下、睡眠障害、爪が割れる、抜け毛、肌荒れ、免疫の低下など、様々な症状の原因にもなります。
爪や髪の毛はケラチンという蛋白質で作られていますが、鉄分が不足すると形成不良を起こします。
十二指腸のミネラル吸収力と鉄分の多い食品の摂取が重要です。
他にも腰痛や肩こり、頭痛、生理痛、視力低下、内臓疾患、癌など様々な症状もミネラル不足の可能性があります。
鉄分、ミネラル不足と思われたら海草物語をお試しください。
甲状腺の病気等で海藻類の摂取を止められている人には、海藻類20%の代わりに10種類の野菜粉末を配合した、食卓のミネラル野菜があります。
鉄分やミネラルの含有量は、ほぼ同じです。
過剰摂取の懸念を考える人がいますが、原料は植物の粉末ですので、栄養バランスは食品です。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250416_Dr_K_Egao.mp3


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がん、脳卒中、心臓病、糖尿病の予防は食養生

2025-04-09 18:05:50 | 医療健康
がん、その他の病気の予防や治療には毎日の食事が重要です。
血液を汚さない事、血液循環を良くする事も食養生が基本です。
そして血液循環不良の原因が改善出来れば体調も変わります。
改善方法の優先順位
食事の改善から腸内環境を改善するのは和食(朝食はご飯、味噌汁、梅干、漬物、海草、豆類、ゴマ特に貧血、低血圧、糖尿病の人は朝食を食べないといけません。
食べるバランスは、主食の穀物(米、雑穀、芋類):野菜(野菜、海草、根菜類):蛋白質(豆類、魚、肉類)=5:2:1が理想です。(動物性食品が多くなると腸内腐敗菌が増殖)5+2+1=8は、腹八分目と永久歯の比率です。
親知らずも計算に入れた、前歯、犬歯、臼歯の比率です。
腸内環境の改善で特に小腸の働きは、免疫、消化吸収、解毒、造血、体内ホルモン、体内酵素などの生産をします。
善玉菌の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌を増やすご飯と発酵食品が必要です。
糠漬けなどに含まれる乳酸菌発酵物質(乳酸菌生産物質)は小腸上皮細胞を修復し、善玉菌を増やします。ぬか床の善玉菌は腸の善玉菌のバランスによく似ています。
小腸の乳酸菌だけでなく、大腸に棲んでいるビフィズス菌や酪酸菌も重要です。
大腸の善玉菌が減少すると、腐敗菌が増えて発癌性物質などの毒素を作ります。
便通の悪い人には、糠漬けとビフィズス菌を増やすオリゴ糖の併用がお勧めです。
また、ぬか床をマメに混ぜている人の手は、乳酸菌生産物質の働きでとても滑々しています。
作っていない人は夏野菜が旬を迎える前にぬか床を作って見てはいかがでしょうか?
表面が白くなって捨ててしまったという人が結構いますが、白いのは酵母菌なのでそのまま混ぜればうま味の成分になります。
塩分が気になる人は、塩を刷り込まずに、そのまま2~3日漬けてください。
塩辛くなりませんし、酸味と旨味で美味しく頂けます。
夏野菜はカリウムが多く、そのカリウムが塩分を排出してくれます。
また糠漬けに含まれる乳酸菌発酵物質は十二指腸の働きも良くしてくれます。
骨粗鬆症の予防でカルシウムサプリを飲んでいる人が多くいますが、カルシウムの摂取量の不足よりも十二指腸のミネラル吸収力の低下です。
カルシウム、鉄、亜鉛などミネラル類は小腸上部(十二指腸)で吸収されます。
骨粗鬆症、貧血、低血圧、糖尿などミネラル食品の摂取が必要な人も多いですが、吸収力を上げて摂取すれば数倍の効果が期待できます。
特に現代人は鉄不足です。
鉄分、その他ミネラル補給には、栄養機能食品(鉄)海草物語などもお勧めです。
年と共に赤血球などの血液細胞も老化します。
血球の弾力が悪くなり堅くなるのと、血管も弾力が無くなるので血液循環が悪くなります。
赤血球はパラシュート型に変形して毛細血管を通過していきますので、通過不良でゴースト血管が増えていきます。
腸内フローラを良好に保つ事と動脈硬化の原因になる高脂血症や糖尿病があれば、そのコントロールも重要です。
低脂肪高蛋白の豆類、豆腐、豆乳や、DHA、EPAが豊富な小魚、蓮根、ゴボウ、タケノコなどの根菜類、キノコ、ゴマ、海苔と、発酵食品を種類多く食べて下さい。
肥満予防にもキノコ類はお勧めです。
肥満気味で中性脂肪の高い方は低体温の人が多いです。
そんな人は、梅肉エキスや酢の物など、酸っぱい発酵食品、繊維質の多い食品を食べて、肉、油料理、甘い物、冷たい物は控えてください。
体温が上がれば中性脂肪も下がり、肥満も解消する人が多いです。
果物や果糖の多いハチミツなどの甘味料も中性脂肪や尿酸値を上げるので、食べ過ぎない様にしてください。
血液循環不良の原因で血液細胞の老化、動脈硬化、高脂血症、糖尿病、貧血、低血圧、低体温と7つ以外にもう一つあります。
それは筋肉の緊張です。
血液循環不良と体内酸素不足で起こります。
酸素は赤血球が運ぶ酸素と、筋肉や脳に蓄えている酸素があります。
筋肉中にはミオグロビン、脳にはニューログロビンという蛋白質があり、そこに酸素を蓄えています。
両方とも鉄が核になって形成される蛋白質です。
貧血や低血圧の方、血色の悪い人は鉄分不足です。
首のコリの酷い人も鉄分と酸素不足です。
首のコリが酷くなると視力低下や脳の働きの低下も起きます。
そんな時は、肩甲骨のストレッチや首の指圧なども有効です。
ラジオ大阪放送音声⇒http://www.bione.co.jp/tenpo/OBC250409_Dr_K_Egao.mp3


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