ドクトルかっちゃん[笑顔で元気] 1314KHzラジオ大阪OBC

ラジオ大阪(水) 17:45~パーソナリティーかっちゃん&仲みゆき・毎週お届けする医療健康情報です。

命は限られた時間、人と一緒に過ごす時間を大切にする

2023-12-06 21:33:28 | 医療健康
先月、法事で群馬県高崎市に行ってきました。
母方の祖父母の33回忌と37回忌でした。
私の母は96才ですので、後、何回会えるかな?と思いながら車で往復1100㎞を走りました。
祖父母は二人とも90代まで生きていましたので、37回忌を行おうと思えば子供は90歳以上まで生きないと出来ません。
もっとビックリなのは、母には100才を超えた兄と姉がいます。そして妹3人、弟2人がいます。戦争で亡くなった兄と幼少期に亡くなった弟以外、何と兄弟8人が存命です。
妹一人が病気なだけで、7人は認知症も病気も発症していません。
90才の弟(私の叔父)は、横浜から高崎まで車を運転してきました。
あと3年は乗れるそうです。
ゴルフも調子の良い時は70代でまわっているそうです。
長寿の秘訣は、みんな長命の遺伝子を親からもらっているのと、食事も和食中心で乳酸菌生産物質やオリゴ糖、ミネラルサプリなども併用しています。
長寿の研究のデータを見ると、遺伝子よりも食事などの生活習慣が重要です。
母や叔父、叔母ともあと何回会えるか分かりませんが、一緒に過ごせる残り僅かな時間でも大切にしようと思いました。
そんな事を考えると兄弟、そして家族とも限られた時間しかないと思いました。
私も65才を過ぎた頃からふと思う事があります。「あと何年生きられるかしら?」でもそんな事を思う前に、もっと大切な事があると思います。
仕事の仲間、趣味の仲間、友人、家族、お互いに限られた時間しかありません。
それはいつまでなのか?誰にも分かりません。
今、健康な人も病気の人もいつまで生きられるのか分かりません。
でも残された時間はみんな違うけど、限られた時間を有意義に過ごす事が重要だと思います。
何かのご縁で出会ってお付き合いのある人や、家族に思いやりを持つ事と笑顔で優しく接する事が大事でしょうね。
特に家族に対しては一緒にいるのが当たり前と思いがちですが、お互いに限られた時間の中で生きているという事を忘れない様にしましょう。
感謝の気持ち(ありがとう)を忘れてしまうと有難い事も当たり前になってしまいますから・・・・
癌で余命3ヶ月と言われた家族からのご相談もあります。
私がいつも言う事は「病人でも健常者でも、あとどれだけ生きられるかは分かりません。
でも限られた時間はまだ残っています。
限られた時間を如何に有意義に過ごすか?を最優先で考えましょう」
8年前から健康相談をさせて頂いている80代のご夫婦がいます。
食事を含めて健康には留意されていたのですが、1年ほど前からご主人の認知症が進み体調も悪くなり、数か月前から入退院を繰り返していました。
最近、特に症状が悪化し、病院では治療や延命処置はしないと言われ、先週、ご自宅に連れて帰られてお世話をされています。
私も毎日電話で状況を聞きながらアドバイスをさせて頂いていますが、彼女はお世話をしているという意識は全くありません。
残された時間をすごく大切にされています。
リスナーの皆さんには、まだ限られた時間は沢山残っているとおもいますが、それが毎日24時間目減りしているのだという事を忘れないで、有意義な楽しい時間を増やす事を考えてください。
それは思いやりから生まれてくると思います。
そして、限られた時間を増やす努力もしてください。
増やす秘訣は生活習慣で、特に食養生が重要です。
寒くなってきて汗も掻かなくなってきました。
老廃物が溜まる季節です。
健康な腸内フローラが保てるように、和食中心で日本古来の発酵食品を種類多く食べて、乳酸菌の発酵物質を補う様にしてください。
そして体を冷やさない様に保温する事、冷たい飲食物は控える様にしてください。
冷えは血液循環不良や血圧の上昇など、病気のリスクが上がります。
真冬でも冷たい物を好んで飲む人は、1杯飲めば寿命が10秒縮まると思って飲んでください。
6杯で1分縮まるのかも?
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ガン予防・病気になるリスクが多い食べ物と病気のリスク軽減食品

2023-12-06 21:28:58 | 医療健康
病気の原因の多くは生活習慣、特に食生活は重要な要素です。
高脂血症や糖尿病は血液循環不良になり、病気のリスクが高まります。
★「トランス脂肪酸」は、食べるプラスチックと言われアメリカでは2018年6月以降食品での使用は全面禁止になっています。
肥満、LDL(悪玉)コレステロールの増加とHDL(善玉)コレステロールの減少、動脈硬化、心疾患、脳卒中、不妊、癌、アレルギーの原因とも言われています。
使用されている食品は、マーガリン、ショートニング、サラダ油、(パン、ドーナツ、ケーキ、チョコレート、クッキー)インスタントやレトルト食品(カレー、シチュー)、スナック菓子(ポテトチップス)、冷凍食品(コロッケ、ハンバーグ、エビフライ)外食産業(ファーストフード全般、唐揚げ、天ぷら、ピザ、フライドポテト)などです。
最近のマーガリンなどは含有量が減って10gに0.1g程になっているので心配ないと言われます。
ちなみにバターは0.2gとマーガリンより多いですね。
少量なら問題ないのでしょうが、沢山食べている人は病気のリスクが高まります。
調理方法にも病気のリスクがあります。
特に焼肉や焼鳥、炒め物、揚げ物です。煮物、焚物、蒸し物料理なら良いのですが・・・
★ベンツピレン(ベンゾピレン)、遺伝子と結合する発癌性物質(調理の焦げや煙、車の排気ガスに含有)焼肉、焼鳥、焼魚、ベーコン、(焼肉500gの煙に含まれるベンツピレンは煙草の煙600本分)
★アクリルアミド(発癌性物質)120度以上で野菜を調理した食品・アスパラギン(アミノ酸)+糖+高温調理(120度以上)で生成します。
炒め物、揚げ物、焼物、焙煎飲料(お茶、コーヒー)、野菜炒め、天ぷら、トースト、菓子パン、ホットケーキ、ピザ、フライドポテト、ポテトチップス、スナック菓子、ビスケット、お好み焼き、焼きそば、レトルト食品
★AGE(終末糖化産物)蛋白質と糖が加熱されて生成する物質・毒性があり、老化を促進する
血管に蓄積すると心筋梗塞、脳梗塞。骨に溜まると骨粗鬆症。目は白内障の原因
☆食品から摂取するAGE・小麦粉(糖)+卵や牛乳(蛋白質)+加熱=AGE(表面の焦茶色)・ホットケーキ、唐揚げ、焼き鳥、焼き肉、ステーキ、ベーコン、フランクフルト、フライドポテト、お好み焼き、ピザ、パン、洋菓子
★病気の予防と養生食・高温調理(炒め物、揚げ物、焼肉、焼鳥)は控える事。
調理は煮物、焚き物、蒸し物、鍋物・日本古来の和食が一番です。
糖質(甘い物、パン、うどん、パスタ、ラーメン、焼きそば、お好み焼、ピザ)と肉類、油物は控える事。毎日は良くないけど、たまに食べるのは問題ありません。
小腸と大腸の腸内細菌を発酵型にして、有害物質を分解出来る体を作る為にも、昔からの和食が基本です。ご飯、発酵食品、野菜、豆類、海藻、根菜類、高温調理はせずに煮物、焚物、蒸し料理が良いでしょう。特に発酵食品と毒素を吸着する食物繊維が多い食品をしっかり食べる事です。
最近の外食では、ゴボウやレンコン、タケノコなどの根菜類は殆ど使用していませんし、ご家庭でもあまり使わない様ですね。
蓮根は粘膜を丈夫にしたり、お腹の掃除には必要なのですが、調理が出来ない様なら粉末も販売されています。
食事の内容で野菜や食物繊維が少ない時は、サプリメントの併用も良いでしょう。
食前にキノコや野菜のサプリを飲むと糖の吸収も抑えて、油も吸着してくれます。
私は海草物語と舞茸活性粒の錠剤をいつも持ち歩いています。
便通の悪い人は飲み物にオリゴ糖を溶かして飲むとお腹もスッキリします。
甘みが欲しい飲み物にはフラクトオリゴ糖。
ご飯を炊く時やみそ汁に入れるのは甘くない糖質0%のビートオリゴ顆粒がお勧めです。
オリゴ糖は大腸のビフィズス菌を増やし、腐敗菌を抑制するので、便の色も黄色くなり、臭いも臭く無くなります。
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犬や猫、ペットの病気が増えた理由

2023-12-06 21:26:56 | 医療健康
最近、犬や猫の病気の相談が増えました。ペットは家族、健康で長生きして欲しいですね。
ペットブームで様々な動物が売られています。
最近はウサギやフェレットなどの小動物も人気ですが、犬と猫は一番売れています。
子犬や子猫は、まだお乳を飲んでいるのに親から離されてゲージの仲でミルクを飲んでいます。
雑菌との触れ合いが無いので、腸内細菌の種類も少ないですし、離乳期に親から貰う腸内細菌もいません。哺乳類は離乳期に親から腸内細菌が遺伝して、健康になりますが、早くから離されてゲージでミルクを飲んでる子は病気のリスクが高まります。
先週、離乳食の話をしましたが、人間は頭で考えて離乳食を始めますが、動物は自然の摂理に応じて離乳食を始めます。
私も今、犬(ミニチュアシュナウザー)が2匹いますがピーク時は成犬6匹と子犬が3匹いました。
最初の子犬が産まれたのは17年前です。
妊娠しているのに気が付かず、朝起きたら子犬が産まれていてびっくりしました。
子犬は母乳を飲んでどんどん大きくなって、ある日、突然、お母さんがお乳をあげなくなりました。
歯が何本か生えてきた途端、お乳を上げなくなったのです。
その日から離乳食が始まりました。
人間は成長の状態を考えずに離乳食を始める傾向があります。
だから早すぎて腸の弱い子やアレルギーが増えたのかもしれません。
また抗菌ブームで何でも消毒する習慣も問題かもしれません。
獣医さんによっては、子犬が産まれたら暫く外に出すなと言われます。
でも元々動物は自然の環境で生活してきました。
生まれるのも当然、家の外ですし、歩けるようになったら、巣の外に出ます。
そして自然界の様々な微生物と接触して、腸内細菌や免疫機能も整います。
犬の散歩で雑草を噛んだら怒る飼い主を見ますが、犬は体に害のある植物は食べませんし、雑草や虫、土と触れ合って有効微生物と接触していると思います。
それが自然界で生きている動物の本能(健康法)です。
人の病気の原因はストレス、運動不足、腸内フローラを悪化させる食事(腸内で腐敗する物質と酸化した油)それと野菜、ミネラル不足です。動物も同じです。
犬は猫よりもストレスが多いです。
猫は結構気ままですが、犬は言われた事を守るし、我慢するストレスがある。
そして太っているワンちゃんが多いですね。
走れないストレスと運動不足、おやつの食べ過ぎから糖尿病も増えています。
腸内フローラが悪化する原因の一つには、獣医さんに頼りすぎです。
人も抗生物質、痛み止め、風邪薬、アスピリンなどによる腸のキズが病気の原因と言われる様になりました。
犬や猫も風邪をひきますし、感染性胃腸炎などで下痢もします。
医薬品に頼るよりも2~3日、様子を見る事も大事です。
酸化した餌の問題もあります。
ドッグフードやキャットフード、おやつなどは加工食品などです。
人間の加工食品は、脱酸素剤を使用したり、窒素充填、レトルトで酸化を防いでいます。
しかも、1食分に小分けしています。人間の食料で、沢山入っているのは、お米ぐらいですね。
ドッグフードは大きな袋に入って、酸化を防ぐ物を使用していません。
乾燥剤すら入っていない商品もあります。
悪いエサは酸化した油の匂いがします。
酸化した油は腸内細菌が腐敗型になり血液を汚します。
ビタミン、ミネラル、繊維質も不足しています。
発症しやすい病気は、1位フィラリア、2位、皮膚病、3位、下痢
全て腸内細菌と関係しています。
最近増えている病気は、熱中症、中耳炎、糖尿病、白内障、癌
ペットの健康法は人間の健康法と同じです。
1、トレス発散、運動 
2、室内犬は洗いすぎで皮膚炎に 
3、食事 ペットフードは酸化する。
元気な間は外で遊び、多くの雑菌と触れ合いをさせて腸管免疫を高める事が重要です。
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お母さんが悩む赤ちゃんの離乳食

2023-12-06 21:24:23 | 医療健康
離乳食のお問い合わせが時々ありますが、ネットには様々な情報があって色々と調べると返って悩む原因になります。
昔はお祖母ちゃんや、近所の主婦が教えていたのですが・・・
新生児から離乳食が進むまでの赤ちゃんの栄養は母乳、お母さんの食事は母乳の質に関係しますからお母さんの食養生は大事です。
和食中心に、炒め物、揚げ物、焼肉は控えてご飯と味噌汁、その他発酵食品と野菜、根菜類をしっかり食べましょう。
便秘の赤ちゃんでお困りの場合は、ビフィズス菌の餌になるオリゴ糖などもお勧めです。
お母さんがオリゴ糖を食べると赤ちゃんの腸内フローラも良くなります。
次に離乳食は体質の決め手、とても大事な時期です。
腸内細菌は一生の間に大きな変動、小さな変動を繰り返しながら、健康状態を左右しています。
小さな変動は、食事、医薬品(抗生剤や鎮痛剤)、感染症などですが、健康なら元に戻ります。
腸内フローラの悪い人は、悪化が進行して様々な病気の原因になります。
腸内フローラの大きな変動は3回あります。
最初は生後1週間。
無菌状態で生まれて直ぐに接触した大腸菌などの日和見菌や腐敗菌が増殖します。
帝王切開で出産すると大腸菌などの接触が無く、大腸菌のいない新生児になると雑菌が増えて乳児湿疹などを発症しやすくなります。
通常は初乳を飲んで生後半日ぐらいから小腸の「乳酸菌」増殖します。
小腸の機能が整って、生後2日目から大腸の「ビフィズス菌」が増殖して、大腸菌や腐敗菌を抑制して生後7日目に乳酸菌、ビフィズス菌優勢の腸内環境が整います。
大腸のビフィズス菌は「嫌気性菌」酸素を嫌うので小腸で酸素を吸収しないと増殖出来ません。
小腸の腸内環境が悪ければ、大腸のビフィズス菌も増えにくいでしょう。
2回目の大きな変動は「離乳期」お乳を発酵させる乳酸菌から穀物を発酵させる乳酸菌に入れ替わります。日和見菌や腐敗菌が増えて、便もだんだん臭くなります。
離乳期は、親から様々な菌をもらい、大人型の腸内細菌に入れ替わる時期ですので大事な時期です。
特に離乳食の時期や食材の選別、調理方法は大事です。
一般的な離乳食の指導も少しずつ変わってきましたがまだ早すぎると思います。 
2~4か月は準備段階で、果汁、スープ、味噌汁の上澄を薄めて飲ませる指導もあります。
5~6か月の離乳初期は、ペースト状の物を食べさせます。
7~8か月中期は、2~3ミリのみじん切り。
9~11か月後期は、5ミリの人参角切りや野菜の細切れ、ハンバーグ、揚げ物などのみじん切り。
1才以上は1cm~と言われています。
これは早すぎると思います。
1才までは母乳という指導をされている先生も中にはいます。
離乳食は歯の成長に合わせて、行うべきです。
臼歯が生えていなくて噛み砕く事が出来ない間は、みじん切りや5ミリの角切りは腸に負担になります。野菜はすり潰すべきですし、肉や油物は断乳後、歯が生えそろってから与えるべきです。
離乳食が早すぎると肌がざらざらになったり湿疹がでたりします。
そういう時は離乳食を止めると一週間ぐらいで肌も綺麗になります。
3回目の腸内フローラの変動は45歳ぐらいから始まり、老年期へと進みます。
徐々に善玉菌が減少し腐敗菌が増殖していきます。
60歳ぐらいから一気に腸の老化が促進されていきます。
45歳、60歳以降と、腸の老化に伴って様々な病気のリスクが生じます。
45才から腸内フローラを元気にする食事を始めて、60歳からは益々健康な腸内フローラを考えて食養生するべきでしょうね。
大腸のビフィズス菌が減少すると腸内腐敗が進行し、血液も汚れていきます。
大腸を汚さない為には、乳酸菌やビフィズス菌を増やす食事。
和食が一番。
ご飯、みそ汁、豆類などの穀物、根菜類、海藻類、小魚、発酵食品をしっかり食べる事です。
ビフィズス菌の栄養にオリゴ糖もお奨めです。
フラクトオリゴ糖を甘味料として使用するか、ご飯を炊くときにビートオリゴ(ラフィノース)を入れて炊くと家族皆さんの便のにおいが変わります。

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オリゴ糖の働きと高純度のフラクトオリゴ糖シロップ

2023-12-06 21:22:02 | 医療健康
腸内細菌の種類や働きは、50年ほど前はまだ良く分かっていませんでしたが、年々解明されてきました。
私も土壌菌や腸内細菌、微生物の事は昭和55年(1980年)から研究を始め、野菜を作ってヒントを貰いました。
植物も動物も様々な微生物と共棲して、元気になったり、微生物のバランスが悪ければ病気にもなります。植物の根っこ(根毛)は動物の腸の絨毛、微絨毛、土は食べた物(腸の内容物)、土壌菌は腸内細菌です。植物に沢山肥料や水を与えすぎると、腐敗菌が繁殖して、根腐れを起こし、枯れてしまいます。
枯れ葉などの堆肥(食物繊維)を土に混ぜると、土壌の水分を調節して善玉菌やミミズも増えます。
人も高蛋白食品の食べすぎや、食物繊維不足は腐敗菌が増殖して腸が根腐れ状態になります。
根腐れの予防は日本古来の和食です。
ただ、玄米菜食でも改善出来ない人も多いし、短期間で腸内フローラを改善する方法を考えてきました。1980年から研究してきたのが乳酸菌生産物質です。
小腸の善玉菌の乳酸桿菌、乳酸球菌、酵母菌の共棲培養で発酵させて作った原料です。
とても素晴らしい成果が出る原料ですが、もっと良い物はないか?を考えていました。
そこで気が付いたのは大腸のビフィズス菌です。
ビフィズス菌を食べても定住しませんので、元々腸に棲んでいる常在菌のビフィズス菌を増やす為に、餌となるさつま芋やゴボウ、玉ねぎなどを食べれば良いのですが、短期間で大幅に増殖させることは出来ません。
そんな時、1985年の新聞記事で明治製菓のビフィズス菌を増やす餌の記事を見つけました。「これだ」と思い直ぐに原料を購入しました。
乳酸菌生産物質とフラクトオリゴ糖を配合したところ、期待通りの成果がありました。
1985年、世界初のオリゴ糖配合製品「乳酸菌生産物質ビオネ」の誕生でした。
フラクトオリゴ糖のビフィズス菌増殖効果は、2週間1日1gの摂取で2.5倍、3gで3.2倍、5gで4倍まで増やしますが摂取を止めると減ってしまいます。
毎日の摂取が大事です。
他のオリゴ糖も同様に毎日の摂取が重要です。
その他、フラクトオリゴ糖は低カロリーで血糖値を上げません、カルシウムやマグネシウムなどミネラルの吸収を促進します。
免疫の改善作用、血中コレステロールの低下作用なども確認されています。
1986年から販売されている甘味料としてのフラクトオリゴ糖シロップ、固形成分中の純度55%があります。
調味料として魚の煮つけなどのお料理、ケーキ、スイーツなどの甘味料として使用できます。
魚の煮つけに酒、みりん、醤油、フラクトオリゴ糖を混ぜて煮ると美味しく炊けます。
ハチミツを少し入れるとツヤも出ます。
黒豆や小豆を炊く時にも使えます。
そのまま飲む方には、スティックに入った純度95%の顆粒3g入りのフラクトオリゴ糖があります。
毎日1包3g飲めば2週間でビフィズス菌を3.2倍に増やす事が出来ます。
最近、「ヨーグルトやパン、ホットケーキなどにシロップを付けて食べてるけど、便秘の改善でオリゴ糖を沢山付けると甘すぎる」という声が多く、甘さ控えめのフラクトオリゴ糖95が発売されました。
市販のシロップのオリゴ糖の中で、一番高純度で甘さ控えめです。
シロップは水分が25%含まれています。
固形成分中の純度は95%。水分量を計算すると含有量は72%、糖質は僅か3%でとても低カロリーです。
フラクトオリゴ糖自体は水溶性食物繊維ですので、食物繊維含有量も72%です。
ビフィズス菌増殖には1日ティースプーン1~2杯、便通促進には大匙1~2杯を使用してください。
個人差もありますが、軟便になる様なら量を減らしてください。
大腸上部に棲むビフィズス菌にはオリゴ糖が良いですが、大腸下部の酪酸菌を増やすのは食物繊維です。野菜、海藻類、根菜類も食べて、糠漬けなどの発酵食品も召し上がって下さい。
酢の物の苦手な方はお酢を加熱すると酸味が抑えられて円やかになります。
加熱する時にフラクトオリゴ糖を入れると更に美味しくなります。
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