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15年ぶりの日本でウラシマ生活。

ヴィオラに初挑戦

2018年11月21日 | 音楽
日曜は、市内の某イベントで出張演奏してきました。
わりと簡単な曲ばかり、チェロカルテットで。

イベントの内容自体が、そもそも音楽寄りではなく、
にぎやかしみたいな扱いで、真剣に聴いてる人はごく少数。(^-^;
というものだったけど。

個人的には、練習含めアンサンブルがたくさん弾けて楽しかった。
たまには少人数アンサンブルやりたいのだ。



さて、タイトルですが。
私がヴィオラを弾くという意味ではない。

12月に、去年と同じく、病院でクリスマスコンサートをやるんですけどね。
その時に、チェロでヴィオラパートを弾くんである。


じつは今、うちの楽団は、人が少ない。
それに加え、ヴィオラが少なすぎるという問題も抱えている。

一方チェロは、夏に新しい人が入ったため、むしろ多め。
これだと全体のバランスが悪い。

演奏会で人が足りない時は、普段はプロの人に賛助出演をお願いするのだけど、
もちろんお金がかかる。
そして今、団は緊縮財政である。

だから、私がヴィオラパートを弾けば、
お金もかからないし、音量のバランスもよくなるし、めでたしめでたしなのだ。
クリスマスコンサートの曲は、そんなに難しいのやらないし。


というわけで、ヴィオラパートに挑戦することになったのだが、
まず、楽譜をなんとかしないといけない。

音部記号というのがありまして。
↓こんなやつね。



ヴィオラパートの楽譜は普通、アルト記号で書かれているんである。
チェロは基本、ヘ音記号だけど、高音部はテノール記号か、ト音記号で書かれている。
つまり私は、ヘ音記号とテノール記号とト音記号は読めるが、アルト記号は読めない。

なので、まずは、
アルト記号の楽譜を、テノール記号かト音記号に書き直さないといけない。
う~ん、けっこう大変やで。


と思ってたところ。
アルト記号の読み方を調べてたら、ひらめいた。

アルト記号とテノール記号は、5線で1本ずれてるだけなのね。
だから、5線の一番上の線を修正液で消して、一番下に、線を1本書き加えれば、あら不思議。
テノール記号の楽譜になるでないの!



・・・これを思いついたときは、自分天才やん。と思った。( `ー´)ノ


そんなわけで、楽譜のチェンジは、初めから書き直すより、断然楽になった。
修正液と物差しでせっせと加工し、楽譜は完成。
でも17曲もあったから、やっぱり大変だった。


さ、あとは練習するだけ。
ヴィオラってこんなことやってるのか~。と感心しつつ。
あと1ヶ月、頑張ります。

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
なるほど (あけ)
2018-11-22 06:40:35
楽器ごとに楽譜は細かく分かれているんですね
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>あけ さん (まう)
2018-11-22 17:12:20
アルト記号は、ほぼヴィオラでしか使われないので、ヴィオラ以外の人は普通読めないし、
テノール記号は、ほぼチェロでしか使われないので、チェロ以外の人は普通読めないです。たぶん。
ちなみにコントラバスの楽譜はチェロと同じくヘ音記号ですが、実際に出る音はチェロより1オクターブ下です。
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