先日、友人が、
「何か楽器を習いたい。クラシックギターとか」
というのを聞いて。
「じゃあ、うちにあるギター、貸そうか?」
と提案した私。
そう、私は10代の頃、クラシックギターをやっていて、
ギターも持っている。
ただ、ずっと使っておらず、うん十年間、物置と押入れに放置されていた。
楽器は、使われてこそ生きるもの。
可哀そうだなあとはずっと思っていたけど、
今はチェロをやってるので、ギターまでやる余裕はない。
だから、誰かが使ってくれるのなら、
その方が私もありがたいと思い、
その友人に貸すことに決まった。
押入れから取り出して、ハードケースを開けてみると、
弦はカビて緑色になっているが、本体はキレイなもんである。
指板はちょっと白い汚れがついてるけど、専用のクリーナーで落ちそう。
そこでまずは、クリーニングから。
弦は2本を残して外し、
弦楽器用クリーナー液をつけた布で、指板の汚れを拭いていく。
おお、すごい汚れてる。
ちなみに弦を残したのは、全部取ると、弦の張り方がわからなくなるため。
ギターは、チェロのような駒はないので、
弦は一度に全部外してしまっても問題ないんだけど、
私はいつも、糸巻じゃない方の端の処理を、
すでに張ってある弦を参考にしてやっていたので、
全部取るとわからなくなるのね。(^-^;
さらに本体も拭いていく。
弦を弾く右手が当たるあたりは、よく見たらけっこう汚れてたけど、
拭いたらキレイになった。
そして、ハードケースの外側を水拭き。
拭いても拭いても、汚れが浮いてくる。
最後にアルコール入りのウェットティッシュで拭いたら、だいぶましに。
よしキレイになった。
それでは、弦を買ってこねば。
ケースのネック部分にある小物入れに入っていた、使用済み弦の袋を見ると、
当時使っていたのは、AUGUSTINEのブルー。
楽器屋で見ると、今は6本か3本1セットで売ってるのね。
(クラシックギターの弦は、3本が巻き弦、3本がナイロン弦)
昔は、1本ずつ買ってたけど。
とりあえず使えるようになればいいので、
6本セットのを買ってみた。
6本入って1000円。
家に帰って、早速張り替え。
ギターの弦替えは、チェロに比べると本当に楽である。
駒の心配もいらないし、何より本体が小さい。
そして調弦。
私の習ったやり方は、
まず5弦(A)5フレットのハーモニクスで音叉と合わせ、
5弦を基準にして、隣の弦を、7フレットと5フレットのハーモニクスで合わせる。
それで全部調弦してみると、なんかおかしい。
6・3・2・1弦の開放弦で、Emの和音になるはずなのに、なってない。
アレ?なんで?
そこでもう一回、今度は音を確認しながら、合わせてみる。
5弦はA。これはよしと。
6弦はE。4弦はD。3弦はG。てことはギターは4度調弦なのね。
2弦はB。1弦はE。え?てことは。
他の弦は、5フレットで合わせるのに、
2弦だけ、4フレットで合わせることになる!
いや、びっくりした。
何に驚いたって、当時はちゃんとそれで調弦してたはずなのに、
完全に忘却していたことに。
当時は、4度とかそういう概念を知らなかったのもある。
習った通りに、素直に調弦してただけ。
チェロをやって、改めて知ると、すごい衝撃だった。
とにかく、今度こそ調弦できた。
「禁じられた遊び」くらいなら、まだなんとなく憶えてて弾ける。
ただ、手首をひねって弦を押さえるギターは、久しぶりにやるとなかなか大変。
ネットで無料楽譜を探して、
簡単なのをプリントアウトしてみた。
普通のおたまじゃくし楽譜に、タブ譜がついてるやつ。
昔は、タブ譜なんてなかったな。
いや、あったのかもしれないけど、普通の楽譜しか使ってなかった。
時代は変わるのね。
ケースの小物入れに入っていた、大量の使用済み弦は、捨てることにした。
さすがにうん十年も経つとねえ。
整理していると、未使用の予備弦が3本、出てきた。
使えるんかなこれ・・・・。
爪磨き用の紙やすりも出てきた。
ギターは爪と指で弾くので、右手の爪はある程度伸ばして、
爪を滑らかに磨いておくのだ。
懐かしいなあ。
というわけで、長い長い眠りから覚め、復活したマイギター。
年明けぐらいには引き渡して、
使ってもらえる予定。
「何か楽器を習いたい。クラシックギターとか」
というのを聞いて。
「じゃあ、うちにあるギター、貸そうか?」
と提案した私。
そう、私は10代の頃、クラシックギターをやっていて、
ギターも持っている。
ただ、ずっと使っておらず、うん十年間、物置と押入れに放置されていた。
楽器は、使われてこそ生きるもの。
可哀そうだなあとはずっと思っていたけど、
今はチェロをやってるので、ギターまでやる余裕はない。
だから、誰かが使ってくれるのなら、
その方が私もありがたいと思い、
その友人に貸すことに決まった。
押入れから取り出して、ハードケースを開けてみると、
弦はカビて緑色になっているが、本体はキレイなもんである。
指板はちょっと白い汚れがついてるけど、専用のクリーナーで落ちそう。
そこでまずは、クリーニングから。
弦は2本を残して外し、
弦楽器用クリーナー液をつけた布で、指板の汚れを拭いていく。
おお、すごい汚れてる。
ちなみに弦を残したのは、全部取ると、弦の張り方がわからなくなるため。
ギターは、チェロのような駒はないので、
弦は一度に全部外してしまっても問題ないんだけど、
私はいつも、糸巻じゃない方の端の処理を、
すでに張ってある弦を参考にしてやっていたので、
全部取るとわからなくなるのね。(^-^;
さらに本体も拭いていく。
弦を弾く右手が当たるあたりは、よく見たらけっこう汚れてたけど、
拭いたらキレイになった。
そして、ハードケースの外側を水拭き。
拭いても拭いても、汚れが浮いてくる。
最後にアルコール入りのウェットティッシュで拭いたら、だいぶましに。
よしキレイになった。
それでは、弦を買ってこねば。
ケースのネック部分にある小物入れに入っていた、使用済み弦の袋を見ると、
当時使っていたのは、AUGUSTINEのブルー。
楽器屋で見ると、今は6本か3本1セットで売ってるのね。
(クラシックギターの弦は、3本が巻き弦、3本がナイロン弦)
昔は、1本ずつ買ってたけど。
とりあえず使えるようになればいいので、
6本セットのを買ってみた。
6本入って1000円。
家に帰って、早速張り替え。
ギターの弦替えは、チェロに比べると本当に楽である。
駒の心配もいらないし、何より本体が小さい。
そして調弦。
私の習ったやり方は、
まず5弦(A)5フレットのハーモニクスで音叉と合わせ、
5弦を基準にして、隣の弦を、7フレットと5フレットのハーモニクスで合わせる。
それで全部調弦してみると、なんかおかしい。
6・3・2・1弦の開放弦で、Emの和音になるはずなのに、なってない。
アレ?なんで?
そこでもう一回、今度は音を確認しながら、合わせてみる。
5弦はA。これはよしと。
6弦はE。4弦はD。3弦はG。てことはギターは4度調弦なのね。
2弦はB。1弦はE。え?てことは。
他の弦は、5フレットで合わせるのに、
2弦だけ、4フレットで合わせることになる!
いや、びっくりした。
何に驚いたって、当時はちゃんとそれで調弦してたはずなのに、
完全に忘却していたことに。
当時は、4度とかそういう概念を知らなかったのもある。
習った通りに、素直に調弦してただけ。
チェロをやって、改めて知ると、すごい衝撃だった。
とにかく、今度こそ調弦できた。
「禁じられた遊び」くらいなら、まだなんとなく憶えてて弾ける。
ただ、手首をひねって弦を押さえるギターは、久しぶりにやるとなかなか大変。
ネットで無料楽譜を探して、
簡単なのをプリントアウトしてみた。
普通のおたまじゃくし楽譜に、タブ譜がついてるやつ。
昔は、タブ譜なんてなかったな。
いや、あったのかもしれないけど、普通の楽譜しか使ってなかった。
時代は変わるのね。
ケースの小物入れに入っていた、大量の使用済み弦は、捨てることにした。
さすがにうん十年も経つとねえ。
整理していると、未使用の予備弦が3本、出てきた。
使えるんかなこれ・・・・。
爪磨き用の紙やすりも出てきた。
ギターは爪と指で弾くので、右手の爪はある程度伸ばして、
爪を滑らかに磨いておくのだ。
懐かしいなあ。
というわけで、長い長い眠りから覚め、復活したマイギター。
年明けぐらいには引き渡して、
使ってもらえる予定。