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深空(mi so ra)

忘れたくないこと、憶えておきたいこと、心に留めておきたいこと・・・
記憶の受け皿に少しずつ並べていく。

2006年7月最後の日Ⅳ

2006-07-31 19:25:55 | 音楽
雲も嬉しそうに流れていく。

頂上では、紙芝居やジャンケン大会やら、子供時代によくやった遊びにみんな興じていて、白い雲と青空と緑に囲まれた中で、動物の着ぐるみを着たスタッフを鬼にして、「だるまさん転んだ」に興じている人達の姿が何とも自然で微笑ましかった。本当に参加している人達はすごく楽しそうだったなー。
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2006年7月最後の日Ⅲ

2006-07-31 19:04:46 | 音楽
3日目は一転して空が晴れ渡り。
ドランゴンドラで頂上に登ったら、空がすごく広かった。
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2006年7月最後の日Ⅱ

2006-07-31 19:02:28 | 音楽
ぬかるんだ地面
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2006年7月最後の日

2006-07-31 18:59:32 | 音楽
FUJI ROCK FESTIVAL'06
2006.7.28~30
新潟苗場スキー場

↑の写真は二日目夕方


苗場から家に戻ってきたら、庭で蝉が賑やかに鳴いている。
関東も梅雨明けしたみたいだ。

今年のフジロックは一日目の夜に雨が降り、二日目はお昼時に
いっとき夏の太陽が顔を出すも、午後から夕方までどしゃぶり
に近い雨が降った(SONIC YOUTHのサーストン・ムーアがMCで
”IT RAINS CAT AND DOGS.”って笑ってた)。
だけど、昨日の最終日は朝から抜けるような青空が頭上に広が
った最高のお天気日和となった。


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2006年7月26日

2006-07-26 23:29:59 | 音楽
ここのところ、立て続けにライブに行く機会が。

2006.6.22 渋谷CLUB QUATORRO

「面影ラッキーホール」

ライブを観るのは二度目 だけど、ボ ーカルのackyさんのエモーショナルな歌い方に聴き入ってしまう。
若い女性にのめりこむ老人の巣鴨デートの歌や、恋人を助けるために暴行事件を起こして甲子園出場を取消されてしまった野球部員の歌や、メロディーは昭和のグランドキャバレー風だったり、キャッチーなリズムにのったポップス調であったり様々だけど、歌詞をじっくり聴いているとじわっと泣けてくるものがある。きわどいMCを曲間に飛ばしたり、ホーンセクションとバックボ ーカルの綺麗なお姉さん方に囲まれながら、ピンクのスーツに身を包み、思い入れたっぷりに身体をよじらせながら歌う彼の姿に、今回も笑い泣かせてもらった。

「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」

ライブを観るのは久しぶり。一曲目 が今までと違った感じを受けて印象に残った。栗コーダーカルテットの栗原氏のベースを核に、ホーンやキーボ ードやギターの音がばらばらに、不協和に重なっていく。自分はポスト・モダン・ポリリズムというものをDCPRGではっきりと体感したのだが、ばらばらに無作為に音を出しているように見えても、菊地成孔氏のコンダクトの下、壮大なキャンパスに物語が描かれていくように、緻密に音が塗り重ねられていく。あとの2曲は既存の人気曲で、フロアは揺れんばかりの大盛り上がりだった。


2006.7.4 渋谷 ON AIR EAST

「DATE COURSE PENTAGON ROYAL GARDEN」

22日のライブ時間が短かったのと、アメリカをテーマにした新曲が披露されるということを聞いて、急遽チケットを買って観にいった。

披露された新曲は4曲くらいだったか。22日にも感じたことだが、今までリリースされている2枚のオリジナルアルバムの楽曲とはまた違った世界に入っていっている気がした。例えば、ジミ・ヘンドリックスのカバーである、ライブではお馴染みの「HEY JOE」を演ったりすると、フロアの客達は待っていましたとばかりに踊り出す。でも、新曲とおぼ しき楽曲群はそんなダイレクトでアッパーな感じでは決してなかった。中でも曲目 は分からないのだけど、中盤に演奏されたスローテンポな曲の旋律がとても美しく、こみ上げてくる涙を止められなくなってしまった。今回はたっぷり3時間、静謐と混沌の背反する世界をじっくり堪能することができた。


2006.7.7 東京キネマ倶楽部

「ROVO+ アルゼンチン音響派」

ROVOの勝井祐二氏曰く、便宜的にアルゼンチン音響派と名づけたのだとか。迎えられたアルゼンチンのミュージシャンはフェルナンド・カブサッキ、サンティアゴ・ヴァスケス、アレハンドロ・フラノフの3名。すべて即興で演奏されたのだが、ROVOのメンバーがディジュリドゥーを使ったり、三味線を奏でたり、様々なパーカッションで音を作ったり、いつもとは違う楽器を用いているのも面白かった。やんわり暖かい雰囲気の中、どこかほっとできる和んだ空間がそこにあって、穏やかな気持ちに浸された。通常ROVOのライブではロングプレイの中でどんどん高みに上り詰めていくその爆発力が際立っているのだけど、今回はそれに何かが附加された形で、ステージに映し出された万華鏡のような映像も音に色を添え、立って観ている自分は蜃気楼のようにゆらゆら揺れている感じ。音に音が反応するといった、ある意味とても原始的な感もあって、例えば赤ん坊は母親の胎内の羊水の中で、こんな感じで音を感知したりするのかな、と思ったりした。東京キネマ倶楽部は以前から一度行ってみたかった場所なのだが、旧いグランドキャバレーをそのままの形で残したものらしく、せりだした二階席、ステージ隅に設けられた階段つきの小ステージ、柱の唐草のような模様といった、当時の内装を留めたままのような場内の雰囲気も独特なものがあって、念願の会場で、心地良いひとときを得ることができた。ライブ終了後、会場近くの入谷で朝顔市が開かれており、道筋に所狭しと並べられた朝顔の鉢達をお祭り気分で眺めやり、満足感に心を充たしながら帰途についた七夕の夜となった。


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2006年7月3日

2006-07-03 17:55:30 | 音楽
2006/3/11 「バイバイ世界ツアーFINAL」 MO’SOME TONEBENDER @Shibuya Ax


あげるのが随分遅くなってしまったけど、忘れたくないからあげておく。

ライブの後、代々木競技場近くの会場を出て渋谷駅方面に公園通りを下っていく人の群れが印象的だった。
今回の公演はSOLD OUTになったと聞いてはいたけど、随分沢山の人達が観に行っていたんだなあ、と妙に感慨にふけってしまった。

アンコールのギャングオブフォーの「TO HELL WITH POVERTY」がサプライズで嬉しかった。確か去年の朝霧JAMでもやったのだっけ?隣の女の子が狂喜してた。
ラストアンコールの「echo」にはイントロを聴いた瞬間、声にならない声を上げてしまった。一番ライブで待望していた曲だったから。自分の立ち位置からは藤田勇のドラムはよく見えなかったのが残念だったけど、音が足元に震動して伝わってきた。
“沈黙に意味のあるフリをして”こんな言葉にすごく共感を憶える。こんなフレーズ一つにしても情景が眼に浮かんだり、世界の広がりを感じたり。百々の書く詞にはすごく惹かれる。
そして、ぐいぐい音の渦に引きずり込まれていく。今回もそんな吸引力を強く感じたライブだった。

3月のライブから早や数ヶ月。8月にシングルの発売も決定し、先日のPOLYSICSとのライブで披露した新曲の中ではテルミンを使ったものもあるらしい。
テルミンの音がどんな感じにモーサムの音に被さってくるのか想像がつかないけど、とりあえず7月29日にフジロックフェスティバルで新曲を聴くのを楽しみにしている。

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2006年6月6日Ⅱ

2006-06-06 19:32:07 | 音楽
「花田裕之」 恵比寿 Hiroki-mode ebisu 2006年6月2日


久しぶりに花田裕之のソロライブを観る。今回は入替制の二部構成になっていたのを通しで観た。それぞれ40分の予定が両方合わせて3時間弱も演ってくれたおかげで、本当にじっくり聴くことができて、幸福感に満たされた金曜日の夜となった。

やっぱりいいなあ。

その佇まい、ギター、唄にいつも気持ちを救われる。

“自然に生きているって分かるなんて何て不自然なんだろう”って吉田拓郎の唄にあったけど、花田裕之という人はありのままに生きている人なんだなといつも思う。何のてらいもなく、取り繕うこともなく、唄いたい唄を唄っている。そこにどうしようもなく惹かれる。自分は拓郎の唄のように“自然”を演じてしまいがちな人間だから、彼のような人を目の前にすると、少しだけ自分が恥ずかしくなって、少しだけ心が軽くなるのだ。

会場も普通のライブハウスとはちょっと趣が違った空間で、壁が鏡張りだったり、上階へ続く階段が一つしかなかったので、観客が行き来した階段をふらっと花田が降りてきて、気づいたらステージの椅子に座っているという感じも面白かった。非日常の空間に流れたありのままの唄。水で咽喉を潤すように、彼の唄が体に染み込んできた。

また近いうちに彼の唄を聴きたい。

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2006年4月14日

2006-04-14 00:08:27 | 音楽
「FLAGE」ROVO

久々に聴き直している。一曲目の「CANVAS」が一等好きで、何度もリピートして聴いてしまう。十数分の果てしなくかつ緻密に繰り広げられる音の世界にしばし浸りこむ。
二曲目の「SUKHNA」も宇宙を飛行しているかのような疾走感があり、他の収録曲もそれぞれ音のアプローチがヴァラエティに富んでいて、未だに聴きながらはっとさせられることがたびたび。ROVOの音楽は人力トランスと表現されることがあるけれど、ツインドラムのせめぎあいによるところもすごく大きいと思う。
ROVOを始めて聴いたのはこのアルバムがリリースされた2002年のライジングサンロックフェスティバルだった。勝井祐二の電子バイオリンがとにかく衝撃的だった。それがはじまりだった。

今年の7月にはROVOとアルゼンチン音響派とのセッションが行われる予定で、今から七夕の日をすごく楽しみにしている。

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2006年4月1日

2006-04-01 00:19:22 | 音楽
2006/3/26 大江慎也 渋谷タワレコ発インストア・ライブ
http://www.bounce.com/news/daily.php/7498/

アベを3年ぶりに観る。容貌も全く変わってなくて、久しぶり音を聴けて嬉しかったのだが、大江の歌にもすごくしっくりきた。特に「何処へ行こうか」のアベのギターにとても広がりがあって、自由に好きなことをしよう、という内容の歌詞とあいまって、聴きいってしまった。
そして、アンコールの「恋をしようよ」。アベと大江のカッテングがぴたりと合っていたのが小気味よく、最後の「CASE OF INSANITY」では涙が出た。「CASE・・・」は昔から大好きな曲で、イントロを聴いただけで、パブロフの犬のように涙が出てしまう。アベが元々ルースターズを好きなせいもあるだろうけど、最後のこの曲には始まりから終わりまでやられてしまった。凄いものが聴けたという感じ。
今回は“ソロ”としての大江慎也を久しぶりに観た。昔のソロ時代にも好きな曲がいくつもあったけど、今回のアルバムは本当に気に入っている。この日のライブもアンコール以外はアルバムからの曲が演奏されたのだが、改めてこの日、新しい大江慎也を観たのだな、と思った。何かが確実に始まったのだという強い確信を得られたライブでもあった。


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2006年3月21日

2006-03-21 22:53:56 | 音楽
「THE GREATEST MUSIC」 大江慎也


日がな一日ずっと聴いていた
音の隙間に入りこんでうたた寝をしていたら
電話で叩き起こされ
すっかり目が覚めてしまった今
またこのアルバムを聴いている
何かとても気持ちが救われるような感じ
がしてずっとリピートし続けている今日



大江慎也は自分にとって、音楽家のみならず
言葉の書き手としても昔からずっと大好き
なミュージシャンであり、以前ソロになってから
出版された「NOWADAYS」は直筆の詞が掲載
されていて、ずっと大事に持っている。
彼が音楽から遠ざかっている時も時折取り出しては
読み返すことがあった。

2003年に大江慎也と再会することができて
2004年フジロックでのルースターズラストライブ。
UNの結成、活動休止、そして、今回のソロアルバム
発表と、ここ数年の彼の活躍はファンとしては喜び以外
の何物でもなく、単純にまた彼の作る音や言葉を享受
できることが単純に嬉しい。

最初にこのアルバムを聴いたときは、バックがルースタ
ーズのメンバー、池畑潤二、花田裕之、井上富雄という
ことはすっかり頭から抜けていて、ただただその音に耳
を傾けた。
何度も聴いた今、旧知の間柄と作った音だからこそ、微妙
な間合いや音のまわし方とかぴったりしっくり来るのだろう
と思う。
決してハードはロックンロールではないけど、力強い。
歌詞を読んでいても、外に開かれたものが多くて、
音楽=意志表明であるならば、そこから彼の心境をつかめ
ないものかと、一生懸命”彼の言葉”という穴の中をじっと
覗きこんだりする。

そして、優しくて、流れている感じ。そして昔を彷彿とさせる
ような音もあって、懐かしい気持ちになったりもする。
そして彼が自身に問いかけている要素もあるだろうけど、
何か、聴き手に伝えたい、訴えかけたい、という能動的な
力がとても強くこのアルバム全体にみなぎっているように
も思える。

大江慎也は今、何を伝えようとしているのか。

ただ今はっきりしているのは、大江慎也や彼の音楽を思う
とき、自身のしんどい現実の問題で疲弊した頭が少しは
留まってくれるような気がすることだ。

前にも書いたように”遠いところでまた会えた奇蹟”が
大江慎也の音楽であり、そんな奇蹟が確かにあることを
大江慎也が教えてくれたのだから。


また会えて本当に良かった。


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