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深空(mi so ra)

忘れたくないこと、憶えておきたいこと、心に留めておきたいこと・・・
記憶の受け皿に少しずつ並べていく。

ロジョー 

2007-03-26 23:04:07 | 音楽
「ロジョー」 MO'SOME TONEBENDER アルバム「SUPER NICE」より


最近ことあるごとによく聴いている。
ドラムの藤田勇の作詩・作曲で、彼がドラムのほかにボーカル・ギターも担当している。
今回のアルバムで初めて彼のソロボーカルを聴いた。
人によってはかなり好き嫌いが別れそうだけど、自分は彼の声がかなり気に入っている。

淡々とした、飾り気のない、小手先無しの在りのままの彼の声が、じんわりと体に滲み入
ってくる。

彼が朴訥な声で「ラララララ 希望の朝だよ」と歌う。世界に光が射しこんできた明け方
の静謐な風景が、頭の中に浮かんでくる。
間奏につまびかれるギターの音は鳥の声のようでもあり、ドラムの音は明けていく朝のリズムを刻んでいるようにも聞える。
澄んだ空気、澄んだ色、澄んだ音。一日の始まりを静かな思いで見つめる心象風景が伝わ
ってきて、何かすごく救われる気持ちになるのだ。

寝る前はもちろん、朝の通勤途中やら、街をぼんやりと歩きながらやら、高い処に上って
空を見ながら等々、いろんな時間と場所の中で彼の歌を聴くのが、今とても大切なものになっている。


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2007年2月21日Ⅱ

2007-02-21 21:11:13 | 音楽
「SUPER NICE」 MO'SOME TONEBENDER   2007年2月21日発売

1年2ヶ月ぶりのアルバム そして
昨年の夏に初めて新曲を聴いてから約7ヶ月
ずっと音源化されるのを待ってた。

焦がれていた分だけ
ほんとに嬉しいです。
聴くことができて幸せです。

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2007年1月28日

2007-01-28 16:09:55 | 音楽
「TIGER」 MO'SOME TONEBENDER

何度かライブで観たけれど、単純にかっこいいなあと思ってた。
で、やっとシングルで発売になって、音源で何度も聴いていると、いろいろ発見がある。
ライブのときよりも藤田勇のドラムがより響いているし、地面を這っているかのようなくぐもった武井のベースも面白い。百々のギターも然り、ボーカルにしても、高い声で張り上げている声質にすごくはまってしまった。
今回は3人が同時進行型で、それぞれ異なったボーカルを取っていくという面白い構成になっていて、バラバラの不協和音が、大きな円の中で絶妙なタイミングで絡み合っている気がする。ギター、ベース、ドラム、どの音も気持ちよくて、その計算されたテンションの高さに・・・凄いなあ、と。
2月に発売されるアルバム「SUPER NICE」も楽しみ。

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2007年1月24日Ⅱ

2007-01-24 23:32:44 | 音楽
「憂鬱と官能を教えた学校
  ~バークリー・メソッドによって俯瞰される20世紀音楽商業史」
菊地成孔+大谷能生著

閑話休題
(職場での会話 「一週間は遅いのに一ヶ月経つのはえらい早い」)

もう1月終ってしまう。焦りが今夜の月くらいの大きさにちょっと顔を出し始めている。


”ちゃんと鍵盤に触ること”

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2006年12月10日

2006-12-10 22:37:40 | 音楽
MO'SOME TONEBENDER
TOUR GOLD LUSH 2006.12.2 @SHIBUYA-AX

「ペチカ」の演奏終了後に、ふっと柔らかい風が吹いてきたような気がした。
それは“予感”の色を纏っているかのようで。

この日は涙腺が緩みっぱなし。
アンコール待ちの客電が落ちた暗い空間で、拍手が響き渡る中、ずっと涙が止まらなかった。

あえて順位をつけると、今まで観たモーサムのライブの中でこの日のライブが一番だったかもしれない。
色々な意味で自分のコンディションが最悪だった分、余計、この日のライブは胸にきてしまったのかもしれない。

開演前のSEでユーリズミックスの「SWEET DREAMS」のリミックスがかかっていた。
以前、ユーリズミックスファンの友人がライブを観にいったとき、アニー・レノックスの赤い頭を観て「“ああ、これで生きていける”と思った」と言っていたことを、ふっと想い出した。

きっとそういう気持ち。

嬉しくなったり、救われたり、安堵したり、鼓舞されたり。
根幹は変わらなくても、きっかけを与えてくれるもの。示唆してくれるもの。

本編最後の「GREEN&GOLD」から「HigH」への流れは強烈だった。
「GREEN&GOLD」は自分がモーサムに完璧にはまった曲だから思い入れも強い。そして、あの頃の自分の生活。父の看病、死を看取ったことがついて回る。
“終焉はいつも突然に だけどエンドロールにはまだ早い”という冒頭の歌詞を聴いただけで、あの頃がフラッシュバックする。この曲はモーサムの代表曲で、ライブでも必ず演る曲だから、フロアも大盛り上がりになるのだけれど、自分は身動きできなくなってしまう。ステージを凝視するのが精一杯になってしまう。
「HigH」も大好きな曲。最初ライブで観たとき、藤田勇のドラミングに目 を見張ったけど、この日もバスドラを壊さんばかりの凄まじさだった。
歌詞は音によって心が昂揚していく様が描かれていて、前述の友人の「これで生きていける」という気持ちに通じるものがある。

年の瀬にこのライブを観られてよかった。


「HigH」
詞:百々和宏

その時 音は鳴り始め そして僕はもうどうでもよくなる
音に抱かれて夢を観る そして僕はもうとてもよくなる
混沌の中 光射して 裏側までも見渡せる
音と戯れ遊び回り 言葉がゆっくり 溢れて 




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2006年11月17日

2006-11-17 23:38:08 | 音楽

I still have not found what I'm looking for・・・

U2がまもなく来日するけれど、「ヨシュア・ツリー」を聴き、ビデオ「魂の叫び」をリプレイしていた日々が懐かしく甦ってきた。

忘れまいと思っても、人は忘却する。忘れるということ・・・それは時として人の救いとなって、忘却が人間の持ち得る能力にあげられることもあるくらいで・・・
人は自分の内に無限の時間を持てるはずなのだけど、押し寄せてくる情報量に淘汰されてしまうということなのか。

だから、どうしても忘れ得ぬ思いを、人は形で残そうとするんだろう。その営みは種の保存にも似ている。存在証明なのだろう。

とりわけ、遺されたものへの想いに馳せる2006年の秋。

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2006年9月13日

2006-09-13 22:19:26 | 音楽
GIGS'093 ~二夜限りの北九州SPECIAL NIGHT~

2006.9.2@Kokura Fuse
<Band Night>
花田裕之バンド
No Stars Innovation
Herish
Six
Johnny Five

2006.9.3@Gallery SOAP
<ACOUSTIC NIGHT>
花田裕之
井上富雄
池畑潤二
伊東ミキオ
Keicot
高木克
マイク小緑


久しぶりの花田裕之バンド、とにかくバンドの雰囲気がよかった。ベースの井上富雄が復帰したからとかそういう意味ではなくて、”音”。そこに流れている音の雰囲気がめちゃくちゃ良かった。


当日演奏された「路地裏のブルース」は2004年にリリースされたアルバム「NOWADAYS」に収録されている大好きな曲。以前、花田ソロのアコースティックライブでこの唄を聴いたとき、ふっと涙が流れた。電車に乗りながら聴いているときも涙が出てしまった。この日も然り。今も「路地裏のブルース」を聴きながらこれを書いている。
時を経ても、環境や状況が変っても、聴くたびに新たな感情の小波が押し寄せてくる。
花田裕之の「路地裏のブルース」はそんな曲の一つ。これからもずっと聴いていくんだろうな。旅の途中で荷物を肩から下ろしたときに聴きたくなる曲。


ライブハウスの照明が暗く落とされた客席で、佇みながらステージの音に耳を傾けるのが好きだ。途轍もない自由な時間。心が解放される時間。自分にとっては心から寛げる数少ないひととき。音を聴きながら、ぼんやりと色々なことに想いを馳せることも多い。
今回もそんな時間を過ごすことができて幸せな2日間だった。


夏の終りの短い旅。
9月初旬の小倉の街はとても暑かった。
容赦なく照り付けてきたあの太陽光は頭にしっかりと焼き付いている。
紫川沿いをゆっくり歩いてみたかったな。




コメント (2)
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2006年8月30日Ⅱ

2006-08-30 22:54:31 | 音楽
MO'SOME TONEBENDERの新曲「You are Rock'n Roll」をタワレコードで購入したら、今年のフジロックのグリーンステージでのライブのドキュメントフォトのポスターを貰った。何気なく眺めていたら、思いがけず自分の姿を見つけて、思わず赤面(苦笑)。
でも、今年の夏の忘れられない思い出の、いい記念になりました。
・・・もうすぐ2006年8月も終るんだな・・・
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2006年8月29日Ⅱ

2006-08-29 22:52:04 | 音楽
SLEEP WALKER
「the voyage」

最近、寝る前によく聴いている。聴いていると、色々なことが頭の中をぐるぐる回り出して、それを一つ一つ反芻しながら、いつしか眠りについている今日此の頃。
一曲目の第一音から、自由で放埓な空気に満ち溢れている。途轍もないスケール感。何て饒舌なんだろう。激しくイマジネーションを駆り立てられ、タイトルのように、かつて立ったことのない見知らぬ場所で延々と旅を続けているような錯覚に囚われる。自分にとって、いい意味で内省的になれるアルバム。
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2006年7月最後の日Ⅴ

2006-07-31 19:29:15 | 音楽
GREEN STAGEの後方あたり。
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