深空(mi so ra)

忘れたくないこと、憶えておきたいこと、心に留めておきたいこと・・・
記憶の受け皿に少しずつ並べていく。

2006年12月20日

2006-12-20 19:37:37 | 雑文
今年の中の一部分

つらつらつらつら

考えてもしょーもないことを考える

ときどき、奈落の底に落ちる様な

そんな自分の存在がよるべのないものに

思えてしまうことがある

こなさなくちゃいけないことは沢山あるのだ

時間が足りない???

一月くらい時間があれば

すごく楽になれそうな気がする

気持ちがね

気持ちが

誰かに助けてほしいと思わないけど

誰かと深く関わりたいと思う

メンテしなきゃいけない自分のこと

それをしなくちゃきっと思いはカナワナイ

でも、現実の辛さに負けてしまいそうな

そんな自分がいる



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2006年12月10日

2006-12-10 22:37:40 | 音楽
MO'SOME TONEBENDER
TOUR GOLD LUSH 2006.12.2 @SHIBUYA-AX

「ペチカ」の演奏終了後に、ふっと柔らかい風が吹いてきたような気がした。
それは“予感”の色を纏っているかのようで。

この日は涙腺が緩みっぱなし。
アンコール待ちの客電が落ちた暗い空間で、拍手が響き渡る中、ずっと涙が止まらなかった。

あえて順位をつけると、今まで観たモーサムのライブの中でこの日のライブが一番だったかもしれない。
色々な意味で自分のコンディションが最悪だった分、余計、この日のライブは胸にきてしまったのかもしれない。

開演前のSEでユーリズミックスの「SWEET DREAMS」のリミックスがかかっていた。
以前、ユーリズミックスファンの友人がライブを観にいったとき、アニー・レノックスの赤い頭を観て「“ああ、これで生きていける”と思った」と言っていたことを、ふっと想い出した。

きっとそういう気持ち。

嬉しくなったり、救われたり、安堵したり、鼓舞されたり。
根幹は変わらなくても、きっかけを与えてくれるもの。示唆してくれるもの。

本編最後の「GREEN&GOLD」から「HigH」への流れは強烈だった。
「GREEN&GOLD」は自分がモーサムに完璧にはまった曲だから思い入れも強い。そして、あの頃の自分の生活。父の看病、死を看取ったことがついて回る。
“終焉はいつも突然に だけどエンドロールにはまだ早い”という冒頭の歌詞を聴いただけで、あの頃がフラッシュバックする。この曲はモーサムの代表曲で、ライブでも必ず演る曲だから、フロアも大盛り上がりになるのだけれど、自分は身動きできなくなってしまう。ステージを凝視するのが精一杯になってしまう。
「HigH」も大好きな曲。最初ライブで観たとき、藤田勇のドラミングに目 を見張ったけど、この日もバスドラを壊さんばかりの凄まじさだった。
歌詞は音によって心が昂揚していく様が描かれていて、前述の友人の「これで生きていける」という気持ちに通じるものがある。

年の瀬にこのライブを観られてよかった。


「HigH」
詞:百々和宏

その時 音は鳴り始め そして僕はもうどうでもよくなる
音に抱かれて夢を観る そして僕はもうとてもよくなる
混沌の中 光射して 裏側までも見渡せる
音と戯れ遊び回り 言葉がゆっくり 溢れて 




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2006年12月3日

2006-12-04 12:22:01 | TV

今期のドラマ

久しぶりに複数のドラマを観ている今期。
欠かさず観ている3本が同じ放送局というのがちょっと・・・(苦笑)。


「のだめカンタービレ」
初期の頃からの原作のファンだった。二次元の紙の中でも、音の臨場感、高揚感がすごく伝わってきて、夢中になって読んでいた。だけど、世間的に人気が高まり、オムニバスCDが発売されたりしたあたりから、世間とは裏腹に気持ちがトーンダウンし、、、。自分的には漫画は漫画の中で完結して、枝葉的なことは一切してほしくないと思っていたから、気持ちが醒めてしまったのかもしれない。そしてTVドラマ化を知り、またか、とうんざりしてしてしまったのだけど、キャスティングがなかなか面白そうだったので、初回を観たのが運のつき。今に至るまで、結局一回も欠かさないで毎週観ている。原作の世界観をここまで?と思えるくらいに忠実に実写化して、要所のみで話をつなげているものの、あざとさを殆ど感じないのだ。原作が唯一無二の世界観を確立しているからこそ、ドラマにはまったく期待してなかったし、別物と捉えて観ようと思っていたのだが。ドラマが原作のテイストにとことんこだわっていることで、逆に功を奏しているように思える。それにはキャスティングの妙が大きいと思う。
のだめ役の上野樹里もなかなかよいのだけど、真澄役の小出恵介も、かなり原作のキャラに近い感じ。アフロヘアで内股で走ったり、今までの役どころを考えると真澄役を彼なりに楽しんでやっているのかなーと思ったり。ロッカー峰を演じる瑛太もいい(何かあの金髪を見ていると香取慎吾を思い出してしまうのは私だけだろうか)。そして何といっても主役の千秋真一役の玉木宏。彼に限っていえば、原作よりもTV版の千秋役のほうが、妙なリアリティがあって気に入ってしまっている。元彼女役の上原美佐と玉木宏は映画「ロッカーズ」でも恋人同志だったけど、彼をいいと思えたのは「ロッカーズ」以来かもしれない。OA終了は年の瀬も押し迫った12月。年末に華々しい大団円でラストを締めくくってほしいとひそかに期待しているところなのである。

「役者魂」
脚本:君塚良一、俳優が松たか子、藤田まこと、香川照之、森山未来という布陣に惹かれて初回を観たのがきっかけ。天涯孤独な主人公(松たか子)が、「人生は楽しく生きなきゃ」を座右の銘にして、見ず知らずの他人に自分の作り出したストーリーを嵌め込んだり、決して己れの境遇を不貞腐れたり、投げたりはしていないけど、ちょっと斜に構えた前向きさに、奇妙な共感を憶えてしまった。でも、回が進み、芸能プロダクションのマネージャーをしている主人公が担当のシェイクスピア俳優本能寺海造(藤田まこと)の子供二人と同居生活を続けるうちに、主人公は母性に目覚め、家庭というものを実感し、今までに自分が持ったことのない感情に目覚めていく。松たか子の所属するプロダクション社長役の香川照之や、同僚役の森山未来や、みな、オーバーアクション気味な演技で、それが舞台のようだな、とも思う。おそらく、あえて舞台のような設定、舞台のような展開、舞台のようなセリフの応酬にしているのではないかな、と思うのだが、ここ中盤にきて、タイトル「役者魂」が、単に生涯一シェイクスピア俳優を貫き通す本能寺海造のことだけではなく、ドラマに出てくる人々全て、更にドラマを観ている視聴者すらも含めて指しているのではないかというのが遅まきながら分かってきた(ほんとに遅いっ!)。このドラマには「演じる」という言葉が頻繁に出てくる。人生は舞台のようなもの。そして、舞台に上がったら、その役を演じきらなくてはいけない。そして人と人との繋がりが生きていく上でどれだけ欠かせないものかなんてことを、当たり前のことなのかもしれないけど、忘れてしまいがちなことを気づかせてくれるドラマだな、と思っている。細かいところをいうと結構ツッコミどころもあったりするけれど、総じて、このドラマの世界観が自分は好きみたいだ。

「僕の生きる道」
演じ手草剛が好きで、彼の出ているドラマは欠かさず観ている。ただ今回このドラマを観ている一番の理由はシーンの随所に出てくる空の色。
そのくっきりとした青色然とした空の色合いが通常のドラマ以上に目に沁みてくるのだ。
いつの回だったか、主人公の輝明と幼馴染の都古が海に行って、砂浜を歩くシーンの空の色が印象的で。太陽の光がちりばめられた青の色が海のそれとまた対象的だった。それから、毎回外のシーンになると空の色を探してしまう。そして、輝明と都古の思い出の場所―大木が一本たっている公園のようなところ。どこでロケしているのか分からないけど、あそこのシーンも空と地面の稜線がとてもきれいでーーー行ってみたいな~なんて思ったりしている。


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