
まさかのルースターズ再集結。 観るのは2004年のフジロック以来5年ぶりだ。
フジロックを最後に4人で演奏する姿は観られないものと覚悟していたので、飛び跳ねたくなるくらい嬉しかった。
そして、この日の2曲目は初めて聴いた曲だったのだが、聴いているうちに涙が止まらなくなってしまった。この曲の正体をどうしても知りたくてネットで調べたら、昨年大江慎也がYOU TUBEにUPした新曲「THE SILENT MIDNIGHT」だと知った。
病でネットからしばらく遠ざかっていたので、まったく情報に疎く、大江がそんな活動をしていたのも全然知らなかったのだ。でも、彼の新しい曲が聴けたということは望外の喜びであり(この日のイベントにはTHE BIRTHDAYも出ていたが)アベのことも思いながら、流れて行くもの~何かを失いながら、何かを得ながら過ぎていく、この人生の時というものを感じずにはいられなかった。
今在るもの・・・そしてこの現実からいなくなってしまったもの・・・喪失感、それに伴う痛みを抱えているからこそ、新たな邂逅にいっそうの喜びを感じる。「THE SILENT MIDNIGHT」で流れた涙はそんなとりまざった思いが表層化したものなのかな、と思う。
前にオタール・イオセリアーニ監督が「人生は苦しみの連続だからこそ、時折訪れる喜びに生きている幸せを感じることができる」と語っていたことがあったけれど、そう、時々こんなサプライズがあるから生き甲斐があるのだと思う。
フジロックを最後に4人で演奏する姿は観られないものと覚悟していたので、飛び跳ねたくなるくらい嬉しかった。
そして、この日の2曲目は初めて聴いた曲だったのだが、聴いているうちに涙が止まらなくなってしまった。この曲の正体をどうしても知りたくてネットで調べたら、昨年大江慎也がYOU TUBEにUPした新曲「THE SILENT MIDNIGHT」だと知った。
病でネットからしばらく遠ざかっていたので、まったく情報に疎く、大江がそんな活動をしていたのも全然知らなかったのだ。でも、彼の新しい曲が聴けたということは望外の喜びであり(この日のイベントにはTHE BIRTHDAYも出ていたが)アベのことも思いながら、流れて行くもの~何かを失いながら、何かを得ながら過ぎていく、この人生の時というものを感じずにはいられなかった。
今在るもの・・・そしてこの現実からいなくなってしまったもの・・・喪失感、それに伴う痛みを抱えているからこそ、新たな邂逅にいっそうの喜びを感じる。「THE SILENT MIDNIGHT」で流れた涙はそんなとりまざった思いが表層化したものなのかな、と思う。
前にオタール・イオセリアーニ監督が「人生は苦しみの連続だからこそ、時折訪れる喜びに生きている幸せを感じることができる」と語っていたことがあったけれど、そう、時々こんなサプライズがあるから生き甲斐があるのだと思う。