goo blog サービス終了のお知らせ 

深空(mi so ra)

忘れたくないこと、憶えておきたいこと、心に留めておきたいこと・・・
記憶の受け皿に少しずつ並べていく。

2009年12月31日

2009-12-31 18:28:45 | 音楽
HAVE YOU EVER SEEN THE STARS?

今年も今日で終わり。
一年を無事に終えることができることに心から感謝。
来年もよい年にしよう。

今年のライブの締め括りもモーサムだった。去年のCDJからもう一年。本当に時の経つのは早い。
今年は12月21日のZher the zoo代々木が最後。
今年は後半を過ぎたあたりから、“実験期間”と称して、ドラムの藤田勇がギターを持ったり、ライブをやるごとに新曲を披露したり、アルバムリリースはなかったけれど、来年への期待が高まる展開を見せてくれた。
うまく言葉では言えないけど、モーサムのライブを観るようになっていつも感じることは、このバンドは必ず何かを確実につかむのだな、と。毎年毎年必ず腑に落ちるのだ。今年も音源化はまだされていないけれど、新しい音を何曲も聴くことができて充足感に満たされたのだった。
気持ちは一年前にここに書いたことと同じ。
今年も彼らの音楽に触れ続けることができて幸せでした。

いつかライブで百々が言った言葉 「ライブは続くし、モーサムも続く」


モーサムへ
今年もありがとうございました。
来年もよろしくお願いします。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

HigH

2009-09-10 22:32:01 | 音楽
1月10日

4月10日

そして9月10日

自分にとって忘れられない日にちはなぜか10日が多い。。。ということに今日気づく。符号みたいなもんだな。

一年前の9月10日。

翌日から療養休暇に入ることになっていたので、この日は休暇前の最後の出勤日だった。
同僚や上司にあわただしく最後の引き継ぎをして、あいさつをしてまわった。
療養休暇が予定どおりで終わるのか、長くなってしまうのか・・・
まったく先の見えない状態で、とにかく目先のことだけを必死にこなしたこの日。
先のことはまったくわからなかったけれど、とりあえず与えられた課題をこなしていけば先は見えてくる。それだけが頭の中にあったあの日々。

そして、一年後の2009年9月10日。
モーサムのライブを観ることができた。

昨年末のCDJのときも思ったことだけど、節目節目にいつもモーサムの音に触れることができる。今回もそうだ。
去年は1年後の同じ日に、新宿LOFTでモーサムのライブを観ている自分の姿なんて想像できなかったな・・・・・
やっぱり感慨深かった。

一年なんてあっと言う間。そして、人は過去を振り返ることはできるけれど、未来を確実に見通すことはできない。
だからこそ今日は自分にとって特別な日になった。

そして大好きな曲「HigH」を聴くこともできた。

混沌の中 光射して
裏側までも見渡せる
音と戯れ遊びまわり
言葉がゆっくり溢れて  作詞:百々和宏




・・・・・ひたすらただただ感謝するのみなのです。
今はその気持ちが心の中に溢れています。
ありがとう。ほんとうにありがとう。







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

TOKYO NIGHT SHOW(恵比寿リキッドルーム)  2009年8月11日

2009-08-22 15:00:55 | 音楽
まさかのルースターズ再集結。 観るのは2004年のフジロック以来5年ぶりだ。

フジロックを最後に4人で演奏する姿は観られないものと覚悟していたので、飛び跳ねたくなるくらい嬉しかった。

そして、この日の2曲目は初めて聴いた曲だったのだが、聴いているうちに涙が止まらなくなってしまった。この曲の正体をどうしても知りたくてネットで調べたら、昨年大江慎也がYOU TUBEにUPした新曲「THE SILENT MIDNIGHT」だと知った。

病でネットからしばらく遠ざかっていたので、まったく情報に疎く、大江がそんな活動をしていたのも全然知らなかったのだ。でも、彼の新しい曲が聴けたということは望外の喜びであり(この日のイベントにはTHE BIRTHDAYも出ていたが)アベのことも思いながら、流れて行くもの~何かを失いながら、何かを得ながら過ぎていく、この人生の時というものを感じずにはいられなかった。

今在るもの・・・そしてこの現実からいなくなってしまったもの・・・喪失感、それに伴う痛みを抱えているからこそ、新たな邂逅にいっそうの喜びを感じる。「THE SILENT MIDNIGHT」で流れた涙はそんなとりまざった思いが表層化したものなのかな、と思う。

前にオタール・イオセリアーニ監督が「人生は苦しみの連続だからこそ、時折訪れる喜びに生きている幸せを感じることができる」と語っていたことがあったけれど、そう、時々こんなサプライズがあるから生き甲斐があるのだと思う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

またひとつ音が消えた

2009-07-23 22:38:51 | 音楽
アベが死んだ

今も信じられない
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近聴いたCD

2009-07-18 16:30:33 | 音楽
「まして、心と五感が一致するなら全て最上の「音楽」に変ずる。」 te’

ライブで聴いたとき、ギター2本、ベース、ドラムの編成から作り出される音が、一瞬壮大な交響楽のように聴こえた瞬間があって、どうしても気になってCDを買ってみた。五線譜の一番下のラインをうねうね動いているようなベースの音と、とにかくパワフルなドラムが印象的。全編インストだけれど、一つのストーリーが展開していくように音が紡ぎだされていくさまが、聴いていてすっとまっすぐ体の中に入ってくる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

MO'SOME TONEBENDERへ

2008-12-29 22:31:29 | 音楽
今年は病気と向き合った一年

迷いと惑いと焦りと孤独感の中でもモーサムの音楽はいつも傍らにあり

モーサムがアルバムを出すと、必ず一曲は泣けてしまう曲がある
「COW」のときは「ルルル」だったし、「SUPER NICE」のときは「JACK THE TRIPPER」だった
そして今年出されたアルバム「SING!」の中では「流星群」で、6月の恵比寿リキッドルームでのマンスリーイベントで聴いたときからずっと頭から離れなかった



さあ 名も知らぬ道を行こう
何も捨てず 何も持たず そのままで
またきっと見つけ出すだろう
雨が降ろうが 風が吹こうが
もう一度笑い飛ばして

            「流星群」



百々の書く言葉には気持ちを鼓舞されることが多いけれど、
今回も暗闇の先にある光の在り場所を教えられた気がして、
とても気持ちが救われたのだった


昨日、幕張メッセのカウントダウンジャパンで今年最後のモーサムのライブを観た
もちろんモーサムが生活の全てであるはずもなく、だけど、
モーサムのライブを観ることで今年の締めくくりにしたい そんな気持ちだった

ライブ中、一曲一曲が今年の自分にリンクして、ちらちらっと当時の映像や感情が頭をかすめた
こうやって年の瀬にライブが観られる状態にあること
これは本当に幸せなことで
自分を取り巻くすべてのものや人たちに対して心から感謝しています



そして ありがとう モーサム



来年もよろしくお願いします






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ようこそ新しい世界へ

2007-09-25 23:01:40 | 音楽
なあ 若いの
芸術はいつだって冴えてるわけじゃないぜ
感情を昂ぶらせてペン先から煙を出すためには
それなりの覚悟ってやつが必要だ

おい ひよっ子
おまえにいいことを教えてやる
天才は歴史に従う
凡才は天才に従う
そして狂人はノイズに従う

  「BAD DAY SUMMER BLUES」 作詞:百々和宏


最初は6月17日ラフォーレミュージアムだった。
イントロで声高に鳴り出した電子音から瞬時に気持ちを持っていかれた。そこにギター、ドラム、ベースの音が一気にかぶさって爆発し、本編へ突入していくその速度。明確なリズム音を軸に絡まりあっていく猥雑な音に没入した。その音源化されていない曲が忘れられなくて、足を引きずりながら出かけた、勝手にしやがれとの対バンでもその新曲は聴くことができたけど、ラフォーレのときと同じように心から湧き立つものがあった。わくわくした。「BAD DAY SUMMER BLUES」がその曲のタイトルだと知ったのはいつだったか忘れてしまったけど、足の怪我でへたれていた心がその曲でかなり救われたのが今年の夏の忘れ難い思い出にもなっている。
そして夏から秋へと向かうこの9月に渋谷AXで行われた「BAD DAY SUMMER BLUES」と冠されたワンマンライブにも行ってきた。ラフォーレから始まって数回聴いているけど、全然自分の中の気持ちがブレない。寧ろだんだんと強靭になっていくようでもあり、この日のバンドの演奏も相変わらずのテンションで凄まじかった。

…何だか今年はいろいろあって、いろいろ考えることが多く、そんな中で未だこんなに音楽で気持ちが高揚できるんだな、って実感できたこと。単純に幸せなんだと思った。音に身を委ねて頭の中が真っ白になっていくあの感覚。10代の原体験から遥か遠く隔たっているけれど、随分と遠いところに来てしまった今でも、同じ気持ちになれるということはきっと幸せなことなんだろう。いや単に自分が単純なのかもしれないけど(笑)。
人生は自分で創っていくものと嘯きながらも、実は先のことは予測がつかないという矛盾に今だになかなか慣れない自分がいる。一方で、最近巷間で“運命と宿命”という言葉を耳にするけれど、倒れこむことがあっても、音楽によって息を吹きかえすことができる、それが自分の宿命なのかな、と考えたりもする。

何でこんなことをつらつら書いているのかというと、今不思議とお腹も減らないし、夜は目が冴えて眠れないから。矛盾した言い方だけど精神的な飢餓状態に陥っているのかもしれな。↑の歌詞を初めて聴いたとき、ものすごく気持ちが揺さぶられた。刺激を受けて、そしてすごく気持ちが救われた。そう、救われた音如何で“平穏”とは裏腹に“混沌”の中にどっぷり浸かっているのかもしれない。何かに駆りたてられているのだ。
過去にもこうやって何かにインスパイアされて、高熱状態に陥ることは多々あったけど、今回もかなりの重症のようで(苦笑)、ばたばた身をもがきながら、水平線の向こうを見据えたいと思っている。

そしてこんな音楽を自分に与えてくれたMO’SOME TONEBENDERに改めて感謝―――である。


追記
モーサムと自分の決定的な出会いは2005年1月にライブで聴いた「GREEN & GOLD」で、このとき病気の父のことで憔悴していた心を救ってくれた。その数ヶ月後に父は亡くなり、そして更にその数ヶ月後に百々の母が自分の父と同じ病気で亡くなったのを最近知った。
それは単に事実と事実のみに過ぎないわけだけど。。。
自分にとって「GREEN & GOLD」と父は切っても切り離せない。だからこの曲がライブでかかると、必ずパブロフの犬のように体が固まってしまう。うまく言えないけど、そうなってしまうことも、生前父に十分なことをしてやれなかった自分のせめてもの償いになっていればと思っている。
ここに書いたことすべてを含めて甚だしく偏った私見だということは十分承知の上で…・・
とりあえず今の自分の纏まらない気持ちを言葉に書き出してみたかった。

2007年初秋

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年6月19日

2007-06-19 23:02:52 | 音楽
「LAFORET SOUND MUSEUM」
2007.6.17 ラフォーレミュージアム原宿


① SIX STRING SONICS,THE
名前も全く知らなくて、この日が本当の初見。6弦のギターを6人のギタリストが1弦ずつ受け持って、1弦ギターを演奏するというもの。家電メーカーのCMで数十人のピアニストが一本の指のみを担当してクラシックを演奏していたのを思い出した。確かに一人の人間が片手で6弦を押さえるよりは音の広がりがでるのかもしれない。後半は6人の女性ダンサーが出てきて、弦の音に合わせて、それぞれのスタイルで踊り出す。ダンサーの踊りと音の重なりが面白かった。

② MO'SOME TONEBENDER
8曲のうち、既存の曲は3曲のみで、新曲が5曲も(!)披露された。1曲目も新曲で、イントロの打ち込み音から、楽器音を乗せて一気に爆発していく勢いが凄まじく、瞬時に気持ちを持っていかれる。3人の演奏も物凄くテンションが高く、沸点ぎりぎり、最初から最後までヒートしまくっていた。とりわけ藤田勇のドラムに圧倒される。いつも以上に眼が釘付けに。決して見てくれが派手な叩き方じゃない。でも、ぐいぐい胸の中に音が押しこんでくる、受け止めるのが精一杯なくらい。何かに駆り立てられてるかのようなドラミングから眼が離せなかった。1曲目は、2月に発表されたアルバム「SUPER NICE」に入っている「WE ARE LUCKY FRIENDS」と同じような四拍子打ち込み系だったけど、それを踏襲した感じながらも、「WE・・・」は横に広がっていくような開放感や軽さがあったのに較べて、この新曲は振り幅を持たせながらもストレートに真直ぐ、がんがん突き抜けていく感じ。他の四曲の新曲もパンキッシュなものもあり、ストレートでタイトでロック色が濃い。冒頭の一曲目も含めて、ROCK OF ROCKという感じ。また“LET'S GET CRAZY”とアウトロで繰り返していた楽曲は、哀感を帯びていて、ロックバラードの真骨頂だなと思った。
至福の時間。轟音の中で体を揺らしがら、暫し酔いしれる。
何かまた新しい方向に彼らのベクトルが向いている気がする。今レコーディングの最中とのことで、これらの新曲もおそらく道中で生み出されてきたものだと思うけれど、こうやって過程において、ライブで新曲を披露しつつ、だんだん完成形に近づいていくのだろう。これから更にどう進化していくのか楽しみ。6月30日の勝手にしやがれの対バンも観に行くつもりである。

③ ROVO
ROVOのライブは、昨年のアルゼンチン音響派とのライブ以来、ほぼ一年ぶり。ROVO単体としてのライブを観たのは2年ぶりだったが、アルゼンチン音響派との時に較べて今回は動のイメージが強かった。ギターの山本精一と、ヴァイオリンの勝井祐二がよく見える立ち位置だったので、二人がアイコンタクトを取りつつ音を絡ませていく様子をはっきりと見ることができた。音がうねる。幾重にも幾重にもうねる。閉じられた空間の中でドラム、ベース、キーボード、ギター、ヴァイオリンの音が複雑に絡み、解けたかと思うと、また絡まりだす。絡まりがうねりとなってステージ上に巨大な星雲を形作っていく。そうやって作り出された小宇宙の中に輻射熱が生成され、熱は会場の中をすっぽりと覆い尽くしていく。反射と輻射。熱気を帯びた波にのみ込まれ、全身の身震いが止まらない。音に共鳴して、体の中もずっと震動を続けているかのようだった。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年5月10日Ⅱ

2007-05-10 22:21:13 | 音楽
「PARADICE」 THE MODS

今日のもう一枚。
森山達也が監督した映画「PARDICE」のサントラで、映画も観にいった。
映画の冒頭でのセリフ「LONDON NITE行かない?」何か鮮明に憶えている。
そのセリフが映画全体を表わしているような感じだったからなのかもしれない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2007年5月10日

2007-05-10 22:13:56 | 音楽
異和感が続く日々 漠然とした不安
だからというわけではないけどー


Come Come Lee(not me) GYOGUN REND'S

本当にすごく久しぶりに聴いた。演奏時間は17分足らずで、あっという間に走り抜けてく感じが好きだったなー。アンプにカールコード繋いでいるのも好きだったっけ。ドラムのTOMMYの体の不具合が原因で解散してしまったけど、ギターのPATCHは今RADIO CAROLINEで活動しているし、隔世の感は否めない。けど、やっぱりいいです、こういうゴリゴリした音。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする