DKのザル碁への独り言

段原浩司です。
県代表を目指すザル碁打ちです。
私の独り言を、我慢して聞いていただければ嬉しいです。

打碁の検討の仕方 202001

2020-02-02 01:12:29 | 打碁の検討の仕方
後輩との碁で私の白番です。

参考図1
白12・16の様子見は、AIは味消しとして見ているようで、評価値が少し
下がる手になります。特に実戦の様子見の連打は悪手のようです。
黒21では、LZ(LeelaZero)は図を示しています。5の手が3からの1間トビ
の形と白1子を制する手を兼ねては、黒良しです。

参考図2
黒35は、まだ白に食らいついていかないとダメなようです。

参考図3

白48からの出切りは筋が悪いです。評価値も下がりました。
図の下ハネならヨセ勝負でした。

参考図4

白60では、とにかく逃げ出さないといけないとLZは提示しています。
実戦は、打てば打つほど評価値が下がりました。

参考図5
白82が人間的には敗着です。図の1のワタリ方でないといけません
でした。この図より実戦のほうが1目得なので打ったのですが、打って
すぐある筋が浮かんで、敗着と思いました。

参考図6
白1のハネだしには、2のトビが筋で、黒はもう安泰なのです。
3と打っても4から追い落としです。

参考図7
追い落としを防ぐと、4の切りで渡れているのです。5の左に入れません。

この碁は、LZの参考図1がかなり勉強になった他は、いいところなしで負けの
碁でした。