指導碁で4子局です。
参考図1
黒6の三々受けでは1とツケたいです。黒は7のアテから9と打つのが
石の調子で、ほぼ一本道です。14は16が先かもしれませんが、
黒は、15で16と取りに行かなくても十分ですし、この進行のほうが
紛れにくいです。
参考図2
黒8は左上が急務です。上辺は荒らされても地だけの問題になっているので
小さいです。
参考図3
黒16では、すぐに切るほうがいいです。白は4の石を逃げることができません。
黒5の手が肝要です。
参考図4
少し戻りますが、黒10ではコスム手もあります。黒3のノゾキが厳しく、
黒4・8を活かした打ち方になります。
参考図5
黒58のハネは当然のようですが、この碁では引きのほうがわかりやすい
でしょう。3~7の押しに白は手を抜けないからです。
参考図6
黒64の切りと打ちたくなりますが、図のように黙って取っておくほうが
いいです。実戦の65と2線を這わないといけないようでは、ここで
4子のハンディはなくなったと言っていいでしょう。しかも取り切る
のに84と一手必要です。
参考図7
84で他を打つと、図の2で生きます。