2022/01/14
【日時】2022年1月14日(金)
【会場】TOKYO DOME CITY HALL
【座席】アリーナ席17列51番
【開演】18:35
【終演】20:30
【観衆】2200人
年末12・28武道館公演を終えたばかりの吉井さん、早くも年明けツアーの続きがやって来ました。
初めてのドームシティホールでのステージ、ここで演ってくれるとなれば当然行くしかありません。
武道館は2階席で遠かったけど今回はアリーナ、音響設備が素晴らしいホールなのでワクワクが高まります。
この後1月下旬にファンクラブ公演が新木場で行われ、ファイナルは横浜国立であるけど僕はこれが最後。
当分の間ソロバンドライヴは封印されるはずなので、吉井さんナポリタンズの凄い音を堪能して来ました♪
北風が強い冬晴れの金曜日夕暮れ、清々しい気分なので神田から御茶ノ水を抜け歩いてドームへと。
この界隈は昭和の情景が沢山残っていて、神田川を走る丸ノ内線を含めレトロな見所がたっぷり。
小学生の頃、父のバイクの後ろに乗り銀座や秋葉原へ買い物に行った頃を思い出しジーンと来ました。
プロ野球オフシーズン真っ只中なので不思議な気分、ドームシティホテルで待ち合わせして会場へ。
ドリンク代500円支払いコインを貰いアクエリアスに、ZEPPみたくオリジナルドリンクホルダー頂けます。
席はアリーナ後ろから2列目、思ったよりアリーナ席の全体が狭いのでステージが近くてイイ感じでは。
後ろを見ると第1から第3バルコニーまで観客席が聳え見事な一体感、開演前から益々気持ちが高まる展開に。
もちろん座席は空けずにギッシリ、ちなみにこの日の都内感染者数は4051人となり前日より約1000人も増。
そんな中定刻ちょい過ぎにSEが大きくなりステージが暗転、メンバーが入りいきなりオープニングイントロ。
もうこの段階でメチャメチャ音響が素晴らしく感激、鮮明に響く重低音が堪らなくズシズシ体に入ります。
スリムで大きな吉井さんが軽快にステージに、オープニングは『無音dB』がビンビンに放たれカッコイイ!!
武道館でもこの曲を体感した時「これが演りたいんだな」と、とにかくイエモンでは感じられない世界です。
黒のシャツがキラキラとスパンコールが輝き、黒パンツがビシッと決まり軽やかにステージを跳ねる吉井さん。
ノリノリなまま2曲目の『Biri』へと続きアリーナフロアの熱気は上昇、これぞソロワールドという雰囲気全開。
「明けましておめでとう」と吉井さん、皆でお辞儀をしたり、この時期にライブを演るのは珍しい事と。
陽気なナンバー『フロリダ』が3曲に来るので明るく楽しいステージ、吉井さんの笑顔が多く気持ち良さそう♪
『欲望』『黄金バッド』と激しいステージが続き堪らない展開、照明が超美しく切れ味鋭いステージが炸裂!!
ここで武道館で演らなかった『CALL ME』が披露、久々だったので研ぎ澄まされたボーカルを堪能しました♪♪
『RAINBOW』ではスキーヤーのポーズを決めての熱唱、そして『クランベリー』でよりハードな一面を披露。
ここで出だしのドラム音が堪らない『シュレッダー』が、吉井さんの高らかな声は響きバンド演奏も凄い!!!
ここから『ロックンロールのメソッド』『.MUSIC』とダンス!ダンス!!完璧なステージが繰り出され圧巻!
盛り上り状態は12曲目の『点描のしくみ』と続き素敵な空間が充満、投げ込まれたタンバリンは力強くリターン♪
何とここで一旦MCからのメンバー紹介で落ち着きを、そして披露の『ASIDWOMAN』が超絶カッコイイ!!!
もちろん武道館では演らなかったナンバー、演奏された一体いつ振りでしょうか、とにかく頗るカッコ良さ♪♪
『PHOENIX』からの『ビルマニア』で開場内は最高潮に、思わずジャンプ!ジャンプ!!で堪りませんっ!!
みんなで唄うあの個所はみんなで手拍子となり見事な一体化、本編ラストは『◯か×』でビシッと締まります。
アンコール1曲目は武道館で違い『ONE DAY』から、そして『WEEKENDER』で素晴らしい盛り上りを展開♪♪
ラストの『みらいのうた』はコメントしてから、「50代半ばに来て同世代の知り合いが大変な事になって」と。
ゆっくりと説明してくれる吉井さんの声が少し掠れ気味で気になるところ、音響が良過ぎるのでよりクリアに。
そして出来たというバラードナンバー、歌詞をじっくり砕きながら聴き感慨深くなっての前向きフィニッシュ。
2時間に満たないライブながらボリュームはしっかり、吉井さんナポリタンズの横綱相撲をアリーナで堪能です。
【セットリスト】
01.無音dB
02.Biri
03.フロリダ
04.欲望
05.黄金バッド
06.CALL ME
07.RAINBOW
08.クランベリー
09.シュレッダー
10.ロックンロールのメソッド
11.MUSIC
12.点描のしくみ
13.ASIDWOMAN
14.PHOENIX
15.ビルマニア
16.◯か×
アンコール
17.ONE DAY
18.WEEKENDER
19.みらいのうた
【バンドメンバー】
日下部正則(g)
真壁陽平(g)
三浦淳悟(b/ペトロールズ)
吉田佳史(ds/TRICERATOPS)
鶴谷崇(key)
ライブの翌日に驚きのニュースが、何と吉井さん喉にポリープが見つかったそうで。
よって今回のドームシティホールを最後に、残りの公演は延期すると発表されました。
歌いながら違和感を感じていた事は間違いないはず、それでも何もなかった様に激しく時に笑顔で。
ツアーラストの横浜が売り切れてなかったので行こうかと思っていたけど。。残念無念。
自分の中でのコレイチだった『ASIDWOMAN』忘れません、復活したらまた演って欲しいナンバーです。