伊豆下田の『 仙人 』伝説2

2009-06-16 12:40:41 | Weblog
暗いトンネルを進みやっと抜け出た時に私たちの前に突然あるものが現れた!!

なんと! 野生の鹿です!



動物の飛び出しに注意!の標識は良く見かけますが実際自分の目の前に現れたのは初めてです。

こっちもビックリしましたが向こうもビックリした様子。

道路横のフェンスを飛び越えこちらを見てます。

それから歩く事2時間、もう道は獣道に近い状態です。



仙人に会うのがこれほど大変とは、どのくらい歩いたんだろう、ふと、遠くに見える茶色の家を発見!

隊長! あれですか!?

たぶん!

たぶんって隊長! 来た事あるんですよね!?

ないよ! あ~るわけ無いだろうが~~ さすがにここまでは来れない。

とその時、私たちの目の前に、白い煙が!!

そして、その白い煙の中から仙人が現れました!



そうです、この人が『下田の仙人』です!!

あるときはDF伊豆と名を変え
またあるときは、軽トラックの荷台にスイカを積み、天城峠を100キロの速度で峠のコーナー
を攻めているらしい。

家では水槽70本でディスカスを飼育していた事もある、謎の人物です。

良く来たね! ついて来なさい。

誘われるがままについて行くとそこには一軒の仙人が住むと言う家があった。

謎に包まれた仙人が住むと言う噂は本当だった。 (寸劇はこれで終わり)



やっとのことでディスカスを見せていただけると思ったのですが、まずはペットの鶏の説明から。



なるほど、かわいいですね。

次はぶどうの説明です。

このぶどうはね、ぶどうの原種と言われる最高級のぶどうなんだよ!

へ~~、そうなんですか?



あの~~ すいませ~ん、ディスカスはどこにいるんですか~??

あっ!デスカス見に来たの?

と言うことでいよいよ温室拝見です。









と言う訳で以前は水槽70本、現在は45本の水槽でディスカスを飼育されてます。

ディスカス飼育歴40年、水質検査の会社にお勤めになり水の関してはプロ中のプロです。
この場所を選んだのも下田の山から湧き出る水質を総て調べディスカスに適した水はここがベスト!と
選んだそうです。ご自分の生活が優先なのか、ディスカスが優先なのか? ここまで極めた人はまず
いないでしょう。今回、いろいろためになるお話もたくさん聞けました。趣味を通していろいろな人
との出会いもありますが、これからもこの環境で素晴らしいディスカスを作り出して欲しいと感じます。
下田のおじさん、本当にありがとうございました。
そして、いろいろ根回し、段取りを組んでくださった遠藤さん、船山さんに感謝します。