滝を見て濾過を思う

2009-06-15 21:30:09 | Weblog
明日は明日でこの続きを書きますが、今、改めて今日掲載した「浄蓮の滝」を見ていて感じました。
これが自然界の濾過システムなんだな~と。
雨が降って山肌がその水分を吸い取り、山の断層で水は濾過され、わき水となり低いところに集まった水は一つにまとまり小川となる。その浄化された水が高低差のある地形にさしかかった時に滝が出来る。う~~ん、水槽に置き換えてみればその理屈は成り立ちますね。どんな水質なんだろうって今になって興味が湧いて来ました。一度溜った滝壺からまた、高低差のあるところへ岩のエッジをなめるように適量の水が通りぬけ、また新たな渓流を作る。そこには綺麗な水しか生息しない鮎や岩魚も生きている。その一年を通した水温にあった時期に産卵し、自然界を感じながら成魚となる。売られてる飼育の機材を口コミで買うより滝を見た方が自分なりの飼育環境が構築できるかも知れませんね。・・・・ちょっと酔ったかな?

伊豆下田の『 仙人 』伝説1

2009-06-15 12:51:13 | Weblog
我々は週末、伊豆の下田に仙人がいると言う噂を聞き、同じ静岡県の住むエンドゥさんのお宅を訪ねた。

エンドゥさんにその噂を聞くが、あそこへは天城山を越えなくてはならないし、そんな軽装では無理だと
何度もあきらめるよう説得された。 

えっ!天城越えですか!

しかし、会ってみたい、本当にこの時代に仙人がいるのか?

エンドゥさん!本当にいるんですか!仙人は?・・・・・・・・いる! プッ! 
何ですか、プッって!・・・・いや、何でも無い。

何度も頼み込みエンドゥさんはやっと私たち一行の道先案内人を引き受けてくれた。
そして、エンドゥさんを隊長とし私たち一行は伊豆の山へと入って行った。
(そう言う割に、エンドゥさんの服装がやけに軽装だヴィトンのバッグ肩にかけてるし)



そして山から流れる渓流を歩く事3時間、私たちの目の前に大きな滝が現れた。



エンドゥ隊長が私にそっとつぶやく『この滝が良く大曽根さんがカラオケで歌う天城越えの「浄蓮の滝」です。(絶句!)

さぁ~どうする? この滝を泳いで対岸まで渡らなくてはならない。

どうしようか?
一行はエンドゥ隊長を囲み対策を考えるが、若干一名『俺は泳げないから』と腕組みをして逃げようとするフナッチ。



そんな事は言ってはいられない、ただただ前に進むだけだ。

滝を渡り終えた一行は一休み、ここにいる蝶は人を見る事も無いのであろうか?  逃げない!



そして、先に進むと今度は古めかしいトンネルの前にたどり着いた。



そう!これも石川さゆりの『天城越え』で有名な天城隧道です。



ちょっと説明を。
この隧道は下田街道の改良工事の一環として明治34年(1901年)に貫通し、全長445m、幅4.1m、トンネル内部全体が切石積で作られ川端康成の小説『伊豆の踊り子』をはじめ多くの文学作品に登場するトンネルです。明治を代表する石像道路隧道で全国で初めて重要文化財に指定されてます。

トンネル内は暗く、電灯が一列に並び遥か遠方に出口が見えます。
トンネル内から自然が作り出す冷房の様な冷たい空気が吹出し、不思議な気持ちになります。

暗いトンネルを進みやっと抜け出た時に私たちの前に突然あるものが現れた!!



『チャンネルは、そのまま!』

明日に続く。