サヌリムのコンピレーションアルバム「Evening Breeze」が、スペインのレコード会社Guerssen Recordsから発売! 2枚のLPに23曲収録。
Guerssen Recordsは、昨年リマスターされたサヌリムのLP全集に関心を示しライセンスを取得。同社の代表、アントニー・ゴルゲス氏はサヌリムの大ファンで、今回のアルバムの選曲はゴルゲス氏がおこなった。
選曲をみると、「特急列車(中で)」、「巫女島」、「明日また明日」など、キムチャンワン・バンドのコンサートでは(私の知る限りでは)演奏されていない曲がほとんどだ。
キムチャンワンバンドのコンサートでは、前半は抒情的なスローテンポの歌が多く、後半ハードロックで盛り上がるというパターンが多いが、このアルバムに収められているのは、そうではなく、サヌリム初期のサイケデリックサウンドが中心のように思える。
特に「特急列車(中で)」、「巫女島」は、最初から最後まで絶叫しっぱなしの歌だし。
Guerssen Recordsのインスタグラムを見ると、扱っているジャンルがpsychedelic, folk, prog, hard-rock, garage, Eastern vibes, funk, discoと記載されていることから、このような選曲になったことがうなずける。
このLPジャケットのデザインは、スペインのイラストレーター、マリオ・フェアル氏。
通常サヌリムのアルバムは、すべてキムチャンワンさんが描く絵がジャケットを飾っているが、このアルバムのデザインはチャンワンさんが手がけたものではないにもかかわらず、サヌリムのイメージに合っていると思う。
「Evening Breeze」は日本でも購入可能。
詳細は以下のサイトを参照
https://diskunion.net/rock/ct/detail/1008810128
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