何度目かの正直

これまで、何回も挫折し続けたブログを再開。
がんばって続けます。

THE OPEN SIDE

2016-03-30 22:44:55 | ラグビー
僕が一番好きなラグビー選手はリッチー・マコウ選手です。

オールブラックスのキャプテンとして2011年・2015年2度、チームを世界一に導いた偉大な選手です。
僕は以前、一回だけマコウ選手を生で見た事があります。
それは2009年に東京で行われた「オールブラックス対ワラビーズ」のテストマッチです。

国立競技場に45,000人のラグビーファンが詰め掛けました。
国内の試合は年に何度か見に行っていましたが、海外チームの試合は一度も見たことがありませんでした。
チケットは真ん中のグレードで、たしか30,000円。
一番高いチケットで10万近かったような・・・・。
それこそ、国内の試合では考えられない価格でした。
島根から行くとなると宿泊、食事代など全部入れて、往復10万くらいは覚悟しなければなりませんでした。
かなり躊躇しましたが、友人の「ニュージーランドまで見に行く事を思えば安いぞ!!。」という言葉が後押しとなり、思い切って行く事にしました。
・・・・良く良く考えたら、わざわざニュージーランドまで、ラグビーの試合を見に行く事は無いので、騙された感がぬぐえませんでした。

でも、ノーサイドの笛がなり、試合が終わった後、本気で見に来て良かったと思いました。
この試合を見た後、今まで見ていたラグビーって何だったんだろう・・・そう考えてしまうほど、次元の違うラグビーを見た気がしました。
正直、僕はとてもラグビーが詳しいとは言えず、ディフェンスがタイトな試合は好きではありません。
トライを取り合う派手な試合が見ていて楽しいと思っていました。
でも、この試合は両チームともに、高いレベルの攻撃を展開しましたが、同じく完成されたディフェンスがそれを阻みます。
まるで、最強の矛と盾、どちらが凄いかを決めるために激しくぶつかり合っているようでした。
点が入らなくても、これだけクオリティの高い試合なら、見ていてこんなに面白いんだ!と初めて気づきました。
結果は32-19でオールブラックスが勝利しました。

初めてみたハカ(戦いの前にマオリ族が踊る伝統的な踊り。)
リッチー・マコウのプレー。
ダン・カーターのキック。
全てが凄くて夢を見ているようでした。




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