前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

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さいたまダービーは、大宮公園サッカー場で開催支持派!

前略。大宮 さいたまダービーの勝利は価値あり。しかし鈴木淳イズムを根付かせる事がミッションである!

2010年08月01日 | 試合の感想
まず大宮アルディージャの選手は、よくやった!!という事だ。忍耐強く、規律のもと、集中力を切らさず、手にした1得点を守り切った。


ラファエルV弾でさいたまダービー連勝!(サッカー) ? スポニチ Sponichi Annex ニュース


はっきり言ってラファエルの得点は、よく見えなかった。もしかしてオフサイドではないか?と心配だったが、私は騒いでいた。またラファエルだ!

得点に至るまで、大宮は守備を意識して攻めていたと思う。相手あっての攻撃。つまりそれは守備意識を持ちながら攻め上がるという事。そのためには鈴木淳監督が言う、パスで繋ぐサッカーが必要になる。ゴールを意識するのはいいが、すぐゴールできるシーンというのは少ない。だからこそ繋ぐサッカーが必要になる。それが実を結びするある。慎重に、半カウンターでもいいという感じで浦和選手の間を通す攻撃だ。

途中、意思の疎通ができず。カウンターを喰らう。こうなると浦和は個人技あるし、自分で決めようとなるし、怖かった。

浦和の攻めはサイドからを徹底して、早めに逆サイドを利用するか。大宮の数的不利のサイドにボールを回して2VS1の形を再三作る。この辺は試合の流れを観ている浦和だなって思ったが、フィニッシュの中央を固めればいいわけで、途中からは怖くなかった。むしろクリアされた後の浦和の、戻りの遅さが気になった。しかも豪人だし、それほど早くないし。坪井が懸命にケアしていた。坪井が可哀想だった。


あっそうそう。スチュアートなんとか、っていう主審だって。
彼の良い点。一歩が大きいため、早めにベストポジションで試合を観られる?日本人主審のように、タラタラしていない。
暑さで判断ミスやキックオフ時より、疲れにより10m以上ジャッジする場所がぶれる事はない。ただそれだけ。

ジャッジ基準に関しては、どうか?
村上のレッドカードが話題だ。

私としては、バランスを取ったホームアドバンテージジャッジだと思う。
というのは、主審の中に、レッズ強いしかもホーム、大宮弱い、しかもアウェイ。そういう構図のもの、笛を吹いたと思う。基本ホームのお客さんが納得し、楽しむほうにジャッジするのが海外か?

前半は大宮びいきだったし、浦和の講義も無視。それは「お前は強いんんだから、その位の事で文句いうなよ。強いんだろ?」という意思表示に見えた。でもそんな中、上半身のコンタクトでファールを取る傾向には驚いた。
そこでプレー止めたら、プレミアでは試合にならないのでは?と思う位の、ジャッジ。

浦和はチャンスがあるのに、得点できない。むしろ劣勢。これでは?とスチュアート主審は浦和よりの笛になったのではないか?その機会を待っていた。

村上のレッドにするなら、昨日出されたイエローの基準が全て、曖昧になるという事をスチュアート主審はわかっているのだろうか?いやおそらく分かっていただろうけれども、レッドを出して大宮を10人にしないと、収拾がつかない程度に浦和が混乱していたという事か?

昨日審判アセッサーっていたんだろうか?もしいたら、あのジャッジに対してどういう判断がくだされるのか?イングランド人や外国人に言われたら、ビビるのか?Jリーグや日本サッカー協会は?

ジャッジに対して本当よくみている浦和レッズサポですら、スチュアート主審に対するスタジアム反応が、薄かったという事を観れば、別次元のジャッジという事だったろう。まあ日本に派遣されるような人なんで。これから各地で「ゲリラ豪雨」的なジャッジを下すと思うので、気をつけましょう。もしくは不満なら不満であるという意思表示をスタジアム中から出すべきです。


さあ試合だが、大宮も浦和もよくやったと思う。この蒸し暑さで戦うには過酷な環境。だから秋春制にしろ、というのに雪国が反対するし。まあこういう環境だから日本人は、忍耐強く、我慢強くなるんだし。大宮アルディージャの選手たちも我慢強く「守った」。

はっきり45分間「守ります」との意思を出し、それを実現した事はすばらしい。いま思えば、マリノス戦のロスタイム同点弾は、良い勉強になったのではないか?守備意識を再び高める、守備への拘りをみんなが持つようになったという事か?
山瀬ありがとう、長谷川アーリアありがとう、というべきか??

浦和は徹底的にサイド攻撃。アホという位にサイド。丁度、水曜日に偵察で、福田正博がマリノス戦に来ていました。彼にスカウティングさせている事が「???」だったのですが、その報告書がどうあがったのか?は気になる事。
おそらく「大宮はサイド攻撃に弱い。体力的に消耗してきたら、センターDFとサイドDFの連携がバラバラになり、スペースが出来て来る。そこを攻めるべし」的な、素人でも分かるような事を上げたでのはあるまいか?

もしそうなら、浦和のスカウティングは改めた方がいいかもしれない。。。結果は昨日の通り。

中央を攻める事を嫌うらしい、フィンケは。しかしサイド一辺倒の攻撃だけでいいのか?という事だ。サイドに開いたら、大宮は執拗について、ボールを中央に集めればいい。そこからシュートするという事は、コースを消せばいい。

昨日の大宮守備は、怒濤だった。まさにクライフがいう明確な守備だ。
クライフは言う。私が10畳の広さを守備しろ、と言ったらどんなプロの選手も難しい。しかし1人通る位の幅であれば、FWの私でも守備ができる。もし完璧な守備ができなくても、相手選手は完璧なトラップと完璧なシュートを打たない限り、突破はない。つまり奇跡に近いプレーをしないとプレーは継続しない。そのちょっとした隙間を生み出せば、守備側はそこをつけばボールを奪取できる。
昨日の大宮の場合は、シュートコースを限定するなり、浦和がちょっとでも中途したトラップをした場合は覆いかぶさるような守備をする。それを45分間続けた。素晴らしい、頭脳プレーというか、集中した守備であった。

フィンケさんはサイドを意識させたために、浦和選手を個人技に走らせ、役割を被らせた印象がある。同じような選手ばかりを投入して、力で打開するようにした。。。個人技が裏目に出た感じ。浦和サポではなくてもフィンケ監督の限界を感じます。

私たちは張監督で我慢をし、いろんな場面で訴えた。結果は鈴木淳監督で、それに従おうとしている。
浦和はフィンケで行くのか?もう少し我慢すれば、開花するのか?

大宮も浦和も、我慢の時間はまだまだ続くと思われる。。。



大宮アルディージャは、勝利したけれども。今後もやる事は同じだ。喜ぶのは今日くらいまでいい。来週もまた試合があり、熊谷で湘南戦だ。湘南は、どういうチームなのか、実際に戦った事がない選手も多い。侮るな、やる事は一緒だ。ここで負けたら浦和に勝った事は全く意味がなくなる。

どうして勝てたのか、どうして0で抑えられたのか?それを選手たちが明確にする事。村上に関しては、外から大宮の試合を観る事。ピッチからはわからない展開があるはず。多くの「何故?」が観られるはず。それを理解するのも仕事であり、試合している以上に難しい。そういうメタ認識を村上には期待している。

そしてちょっと気になる事。大宮アルディージャが鈴木淳監督を起用し、徐々に「観られるに値するサッカー」になりつつある。しかしこのまま成長した場合、ホームスタジアムでの相性が絡んでくる。

埼玉スタジアムで勝利できたのは、鈴木淳監督のパスサッカーは、大きいピッチとの相性がいいのではないのか?大宮公園のホームでは小さすぎるのではないか?いやいや、小さくても鈴木イズムの本質を理解すれば、それを選手たちが環境に適用するために応用すればいいのか?単純にこのまま成長すると、大きなピッチの方が適応できるように思う。

そんな疑問や課題を頭の片隅に起きながら、来週は熊谷に向かいたいと思う。

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