前略。大宮アルディージャ 今更ながら vsジュビロ磐田戦

今更なんですが、ジュビロ磐田戦。
仕事の関係上、スカパー録画をチェック。しかもリアルタイムで知る事もできず、結果のみを遥か遠くの土地でチェックしてました。

０－０。

スカパーの解説陣も言っていましたが、アウェイでは勝ち点１でもokという考えもあるが、どうなのか？みたいな事を話していた。私も、０－０という数字を目にした時、「まあホームじゃないし、勝ち点１を得たんだから」という考えは過りました。

しかしそれは内容を観てから判断すること。という事で、録画を観ていたのですが。

週半ばの磐田戦。私は勝ち点１を得た結果には落胆はしてません。楽天もしてませんが、非難するほども事ではないと思います。

それにしても。。。大宮の戦い方は、好きなんですが。アウェイでの戦い方ではなかったですよね（笑）（非難じゃないんですけど）。ロバートが言う、アウェイでも引き分けokというのは、アウェイの戦いをしての結果なのであって。今回の大宮は、ホームと同じような展開でした。それで０－０で無得点という事を考えると、「引き分けでも。。。」という表現は結果論として釈然としない方もいるかもしれないなあ～って思います。


そこで。その無得点なんですけど。大宮も結構チャンスありました。決定機はありましたね。ただそれを手にする事ができなかった。。。吉原も積極的でよかった。もう少し欲を言うと、もっとシュートを撃っていい。戦術上、サイドに流れて中央に戻すという役割もある以上、身体がパスありきで動きだいている。そのためシュートを撃てる場面でも、判断にブレが生じていました。もっとシンプルにシュートでいいと思います。外してもいい。いまの大宮には、とにかくシュートをゴールに向ける事で、打破できる空気が必要なんです。それも小さな成功体験！（ジーコやセルジオ某に言わせれば、シュートとはゴールへパスする事だあ～みたいな発言があるだろうけど、関係ない。とにかくシュートだ）。

そういう意味では、早十の利き足でのシュート（内に切り込んでのトライ）、もちろん吉原にシュート、そして跳ねるようにPKエリア付近でシュートを撃ったエニウトンはよかった。エニウトンに関しては、ポテンシャルの高さを感じたが、「決める」という結果が伴っていない。。。惜しい。。。

（それにしても、ジュビロのカウンターは素晴らしい。あれほど完成されたモノを持っているチームは羨ましい。。。前田やカレンが決めなかっただけで、荒谷のセーブがよかっただけで得点に成らなかったが、自信のある慣れたプレーというのは観ている側に安心感と期待を呼び起こす。大宮には、まだそれがない。。。）


アルディージャの得点パターンって、どんなのだろう。ハプニングやサプライズではない、得点の取り方。。。
朧げに見え隠れする攻め方。何もないよりは、私はいいと思う。が、得点が遠い。

私は確信している。これで得点パターンが確立できれば、大宮アルディージャの浮上は間違いない。守備への底割れは非常に少なくなった。これが一番大きい。もう半分の「攻撃」へトライしているのに守備が崩壊しないのは成長を証だと思う。

後半、アルディージャのオプションは複数あったと思う。本来は、サイドにボールを流し、センターリングという基本。でも、時には、西村がドリブルで縦に抜けたような「サプライズ」を適度にもっともっと織り交ぜてほしい。何か起きそうで、ワクワクする。

これは矛盾するようだけれど、パターンに拘りすぎると慣れが生じる。慣れにアクセントを付けるサプライズを起こす事で、変化が起き、相手ゴール前に隙が生じて、得点シーンが増えるのではないだろうかあ？？今の大宮は、まだまだパターンの確立を第一としている（さっき私が望んだ得点の形）。もう一歩進むには、もう少し時間がかかるかもしれない。


日曜はホーム試合だ。天気も晴れる方向みたいだし（暑さ対策だな。むしろこれは選手以上に観ている人側かもしれないけど）、応援するには良いかもしれない。私はスタジアムへ向かいます。

変貌した横浜Fマリノスが相手ですが、なんか勝てそうな「予感」がします。