前略、大宮アルディージャさま~♪-本気で上位を目指すのかー

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前略。大宮 アルディージャの選手たちも観ているだろうか?ユーロの試合を!そこから何を学ぶ?

2008年06月11日 | 試合の感想
この所、集中してサッカーの試合を見ている。
もちろん、ユーロである。

連日のように、ユーロの試合を観ながら。時に同日では観戦できない時もあるが、
まあ楽しませてもらっている。

正直、アルディージャの選手たちには失礼になるかもしれないが、
アルディージャをそっちのけで、ユーロを楽しんでいる。

今回のユーロを観ていて改めて思う処もあるのであるが。。。
はっきり言って、私たち日本人が入る余地は全くないという事である。
時折、映る彼らの応援やプレーする目というのは、全く私たちとは別次元である。

ヨーロッパと言えども民族が違い、声の大きさも応援スタイルも違うのであるが、
共通しているのは「私たちは○○人」であるという強烈なアイデンティティの表出に思う。

自分たちはこの国で生まれた事に、後悔とか劣等感を感じるという事が全くない雰囲気。もちろん彼らもその気構えで応援をしている。その素直な表現は、とっても心地よく私には思えた。

同時に、強烈に「ここに私の居場所はないんだろうなあ」という気持ちも湧いて来た。

本当に、ヨーロッパに生まれた人たち以外は、全くの外野であり。「応援してくれるのはうれしいけど、まあ日本人はその辺で静かに応援していてよ」という空気がある。これに私は排除されたという負の感覚はない。むしろ納得しながらスタジアムの空気を味わうのである。

翻ってアジア杯は、どうなんだろう?と。無い物ねだりだろうかあ?



ここ数日。ユーロが開幕してから、激闘とされる試合もあったが。
まあ印象に残っているのは、どの試合も「精度」が大切だという事であり、
シュートを打つ勇気が必要であるという事。

間違いなく精度を欠いたチームは、負けに近い位置からスタートする事になる。
センタリングやフリーキック、アリークロスでもいいし、ドリブルのタッチなど。
特に攻める上では、圧倒的に精度が重要になってくる。

では、個人技に優れていないとダメなのか?それを補うために集団で攻めるのではないか?という意見もあろう。

しかし。結論から言えば、攻める事に関しては圧倒的に個人技の精度の高さは、必要であり。中途半端なチーム戦術で攻めるチームよりは、勝ちであるという事だ。

守備に関してはチームで守るという事は、ある程度の中途半端でもなんとかなるように見える。それが例えアジアの島国あるチームだとしても、である。
しかし!

攻撃するという事で言えば、中途半端な精度では通用しないという事が
言えそうだ。それはユーロに出場している国を比較しても如実に出ているのであるから。



では!

精度が高いとはどういう事か?単純に言えば、どういう事か?

それは簡単である。相手選手との距離が3メートル以上あるフリーの状態であれば、シュートをゴールマウス内に入れるという事であり、複数の相手選手間が2メートル以上の隙間があれば、そこを抜けて行けるドリブル精度だろうし、
プレッシャーがない状態でセンタリングをあげるのであれば、自分の思った場所へボールを送れる精度だろう、という事だ。

そのどれもが、今の大宮アルディージャにあるだろうか?
真似をしろとは言わないし。コピーしろとも言わないし、技術力が飛躍的にあがるとは思わない。ただし、「組み立てよう」という努力はずっと続けてほしいと思うのだ。

そしてそれは全て、勝利のためである。勝負に勝つという前提のために
知恵をしぼり、仮説をたて、それを実践で試して、改善をして行く。常に完璧な状態にはたどり着く事はないし、常にメンテナンスを加えていかないとダメ。
発展途上なのはいいが、確実にステップアップしているという実感もなければいけないように感じる。


大宮の選手たちもユーロの試合を見るのだろうか?
観て楽しんでいるんだろうか?

私は素直に楽しんでいる。勝敗に拘らず、彼らのプレーに「芸術」を観ている。
まさに嗜むという感覚だ。

ただこれは性(さが)なのか、やっぱりアルディージャだったら?という気持ちが
常に揺れ動く。。。

ユーロの試合はまだまだ続く。
まだまだ激闘が観られると思う。

楽しむ所は楽しみ、学ぶ時は学ぶ。
それは選手たちだけじゃなく、観る側もしかりだ。


観る側が肥えた目で、試合に要求をしない限り。質は向上しない。
そのためには上質な試合を、もっともっと観るべきである、機会がある限り。

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