■旧暦2月27日、月曜日、、北風
(写真)無題
徹夜したら、一発で風邪を引いてしまった。春の風邪である。久しぶりに寝込んだ。寝ながら、川端康成の『掌の小説』を読んだ。短いので、身体に負担がなく、楽に読める。この本は、若いころから愛読しているが、年齢とともに、見えてくるものが異なって、違う本のような感じがする。
思うところがあって、数学の勉強をしようと思っている。はじめに、確率論から検討してみようと計画している。
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Nous l'avons vu, Hegel n'était pas un rationaliste dans l'acception actuelle du mot: pour lui, le concept n'était pas une forme rigide, il était un dynamisme; la rationalité du réel n'était pas suprahistorique, elle se réalisait gradullement, en passant par la multiplicité des contradictions immanentes à la rasion universelle. Cioran Solitude et destin
繰り返しになるが、ヘーゲルはいわゆる合理主義者ではない。ヘーゲルにとって、概念というのは、硬直した固定的なものではなく、生きて動いているものだった。現実の合理性というのは、歴史超越的なものではなく、普遍的な理性に内在する多様な諸矛盾をエンジンにして、変化しながら実現されていくのである。
■ストンと腑に落ちる文章である。
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