大人にならないさんが、Chrono Compendiumについて書かれていたので
久しぶりに見に行ったら、なにやら気になる記事を発見。
CT: Resurrection Team Moves On
これによるとクロノ・リザレクションを開発したチームは
現在、Xbox360/PS3向けに制作されている
『Saboteur』というゲームの開発に携わっているようです。
一応説明しておくと、クロノ・リザレクションと言うのは
約3年前に公表された、クロノトリガーを非公式にリメイクするプロジェクトのこと。
当時「海外発の同人リメイク」として結構話題になっていましたし
最近ではYoutubeなどでトレイラーを見れるので、知っている人も多いでしょう。
このプロジェクトを主導していたのが、Nathan Lazur(Zeenbor)という人物
FumuFumu-Q:クロノトリガー・リザレクション
彼はゲームのデザイナーが本職で
北朝鮮を舞台にした紛争TPS『マーセナリーズ』や
最近、セガの素晴らしいローカライズによって
日本版が発売された『デストロイ オール ヒューマンズ!』、
『スターウォーズ バトルフロント』などの、良作・佳作を世に送り出している
ゲーム開発会社、Pandemic Studiosに所属しています。
Nathan Lazur氏が制作している『Saboteur』はPandemic Studiosの新作で
第二次大戦中、ナチス占領下のフランスで「破壊工作=Sabotage」を行う
レジスタンス活動を題材にしたステルスTPSだそうです。
クロノ・リザレクションはSquareEnixの横槍によって
制作中止に追い込まれたので (→FumuFumu-Q:クロノトリガーさよなら)
残念ながら、プロジェクトの全体像は分からずじまいとなってしまいましたが
もっとよく知りたいという方は、Chrono Compendiumサイト内の"Interview with Zeenbor"や
プロジェクトサイトからリンクされている記事で、断片に触れることが出来ます。
余談になりますが、クロノ・リザレクションのサウンドには
OCReMixなどで活動している、Remixerのmv(Xavier Dang)氏が関わっていました。
mv氏の曲はどれもクオリティ高くて好きなので、そういう意味でもプロジェクトの中止は残念・・・。